今週も金曜日を残すだけとなったので、来週の豪ドル円相場を予想していきたいと思います。
・来週の豪ドル円相場は?
・現在のオーストラリア経済はどうか?
・円の方向性は?
この疑問をぼび太が分かる範囲で答えていきます。それでは今日の見出しはこちら⤵︎
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。
とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
それでは、早速解説していきます。
来週の豪ドル円相場
オーストラリアの経済状況は、特に問題ないと見ていますが、FOMCの影響で円買いが強まっている事から、来週の日足の豪ドル円はレンジ相場の展開を予想します。
詳しくは、テクニカル分析をみて下さい。
また、落ちにくい理由をファンダメンタズ分析で解説しているので、よろしくお願いします。
政策
最近よくどの国も追加緩和とか景気刺激策とかコロナウイルス追加財政政策法案とか、耳にしますが、景気の底上げをする政策には、ざっくり2種類の政策があります。
財政政策
政府によりお金を供給して、インフラ投資にあてたりとか、日本でも6月頃から始まった現金給付金や減税、他色々ありますが、純粋に景気を改善させる為にやる政策の事を、財政政策、あるいは、景気刺激策、あるいは、今現在のコロナウイルスで景気が悪化している事に対してのコロナウイルス追加財政政策とか呼ばれたりします。
もし、財政政策をやりますよ!ってなった時は、その国の通貨は買わる対象になります。
金融政策
次に金融政策ですが、これは中央銀行が行う政策になります。
国債・社債などを中央銀行が買い取ったり、とにかくその国にお金を流動させ、国の景気により通貨の価値をコントロールして、景気をよくしようとする政策を金融政策と呼んだり、金融緩和なんて呼んだりします。
この金融政策を導入すれば、当然その国のお金の流通を、更に増加させる事になるので、通貨が売られる事になります。…価値がなくなるって事でしょう。
この2種類の政策内容を理解した上で、次の見出しに移ります。
豪経済状況
まずは、現在のオーストラリア経済の状況からお伝えします。
GDP
前回-0.3 結果-7.0%と大幅に落ち込んだ4月の実質GDP。1959年の統計開始以来、四半期ベースで最大の落ち込みとなった。
この落ち込みのせいで、追加の財政出動への圧力が強まる可能性があり、(危機を脱するまで国民を支えることを約束する。財政支援策を継続する)と発言。
この内容により、財政政策の可能性が強まり豪ドル買いが優勢になっていると思います。
雇用統計
木曜日に豪雇用統計が発表されました。
結果的に、雇用者数は前回11.47に対して、結果11.1と下回りましたが、予想と反して上昇。
失業率は、前回7.5%に対して結果が6.8%と前回よりも減少した為、全体的に好感される結果となりました。
こちらも財政政策をやる基準になるので参考に
RBAの発言が示す方向
さぁ!ここまでの内容は、財政政策が優勢!
ただ追加緩和の可能性もあります。
財政政策を実行すれば豪ドル買いで、追加緩和を実行すれば豪ドル売りです。
さぁ!どっちだと思いますか?
9月、RBA金融政策理事会議での主な発言がポイントになりそうです。
・雇用が回復するまでは政策金利を引き上げな
い。
・景気の落ち込みが、当初の予想ほど落ち込ん
でいない
・緩和的な金融政策を維持
・必要な限り超緩和的なアプローチを維持する
方針
また、連邦・州政府の債務は国内経済規模に対して比較的まだ低水準で、追加財政出動の余地が十分にあり、2021年の比較的堅調な回復を見込むのに十分な刺激策が盛り込まれるだろう」と指摘した。
連邦政府予算案は10月6日に提出される予定。ここに注目しましょう!
さて、ここまでの内容を見る限り、更に景気刺激策が導入される可能性が期待されます。
そうなると、追加緩和の導入はどうなるかというと、(2021年に入ってもしばらくは追加措置を講じないだろう)と発言。
もう決まりですね!10月6日に期待されるのは財政政策であり、内容にもよるが、おそらく豪ドル買いが優勢になると見ています。
円の状況
菅新総理大臣も虚しく
火曜日に菅新総理が誕生しました。円売りを待っていたトレーダーがいたでしょうが、中々上昇しなかったみたいで、円売りのポジションを切りFOMCの為のポジション調整に入りました。まぁ〜こんなもんでしょうね!
政策内容を変更したわけでもないく、前安倍総理大臣の政策内容をそのまま継続しているわけですから。
FOMC
こちらはドル円のブログで書いていきますが、ここでも簡単に触れていこうと思います。
FRBの目標は、あくまでもインフレ率2%の上昇が狙いな事は明確だが、追加緩和を導入しインフレ率を上げるやり方には、少し驚きの展開です。
又、この内容がフォワードガイダンスの強化だから、そりゃ〜円買いに発展するよなぁ〜と思っちゃいましたね!笑
豪ドル円 テクニカル分析
豪ドル円 日足
現在日足は5波を予想しています。キリの良い76円辺りで一旦止まると予想しています。
この辺は、1時間足で確認してみて下さい。
ここを完全にサポートされれば、A波で上昇すると予想しています。
豪ドル円 1時間足
現在1時間は76円のサポートラインに支えられて、そこから上昇しています。
ダウントレンドラインを抜いているので、77円のレジスタンスラインを抜けるかどうかですね!仮に抜いたとしても、77.1ぐらいで、またダウントレンドラインが形成されているので、注意です。
まとめ
今週は、ファンダメンタズ的に難しい内容ばかりで、中々分析しづらい面もありましたが、豪ドルに関しては、10月6日一点に集中していけば良いと思っていますし、豪ドル買いが強まりそうな感じもします。
豪ドル円の日足に関しては、76円のサポートライン上で上下に触れやすい展開になりそうですが、週足を見る限り、調整で落下しそうな感じもするので、ロングエントリーをする際は警戒して下さい。
では!ありがとうございました😊