新しい週が始まったという事で、今週のドル円相場の解説をしたいと思います。
・今週のドル円相場はどうなるの?
・大統領選挙の行方
・ドル円の方向性は?
この疑問をぼび太が分かる範囲で答えていきます。それでは今日の見出しはこちら⤵︎
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
それでは、早速解説に入りたいと思います。
ドル円 今週の見通し
今週のドル円は、104円を一旦割れをイメージしています。おそらく104円台で揉み合い、最後に104円を割れ、その後はもう一度104円に戻るシナリオで見ています。それか、104円をキープした状態になるか…
今日の落下はあくまでもイギリスの際ロックダウンの影響でしょう。その為、ドル買い円買いになっています。
私はあくまでも、104円付近からの方向性は大統領選挙だと思っているので、それまでは大人しくしているつもりです。
ただ、ここまでイギリスのロックダウンが材料にされると、米政府の130億ドルの財政政策、それから、モデルナの材料、が少し薄くなってしまっているかもしれません。
ここで、先週の米財政政策・モデルナの報道内容を書いていきます。
130億ドルの財政政策
トランプ大統領が130億ドルの財政政策を公表。対象となっているのが、トウモロコシ、大豆、小麦などの主要穀物に加え、畜産、酪農、養鶏、タバコの生産業者である。
年内にワクチンが完成?
米バイオ医療大手のモデルナが年内に2000万回分のワクチンを生産する見通しを発表しています。
モデルナは、3万人の臨床試験を目標にしていましたが、現在では2万5000人まで臨床試験を終えていて、その2万5000人の被験者から、70%を超える有効性が確認されているそうです。
早速、この結果に反応したトランプ大統領は、年内に1億回分のワクチンの供給ができるとともに、来年4月までに全国的に供給が可能と発言。
イギリスのロックダウンの反応が落ち着き次第、もう一度ドル円の反応を見ていこうと思います。
大統領選挙前の支持率
もう一度言いますが、あくまでもドル円は大統領選挙で大きく動くと思っています。
さて今日までの世論調査とトランプ大統領の支持率ですが、9月10日までの現在世論調査は、バイデン候補50.5% トランプ大統領43%
次にトランプ大統領支持率ですが、不支持が53.8%に対して支持が43.8%です。
まだ全く分からない状態なので、見ていただくだけで良いと思います。
さて!トランプ大統領も最後のアピールをしてきました。財政政策・モデルナの早期生産。これが、果たしてどこまで支持率を上げるか、少し注目していこうと思います。
FOMC
前回の豪ドルドルのブログでも書きましたが、ここでも改めて書きます。
中期的なトレンドだと思うので重要です。
今週発表されたFOMCのパウエル議長の発言でした。
(この厳しい局面で米経済を支援するためにあらゆる手段を行使し、雇用最大化と物価安定という目標を促進することに全力で取り組む。)
(委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す。)
ここまでが、8月のジャクソンホール会合での発言でした。次に今週のFOMCでの発言です。
(去年まで長期的に下回るインフレ率が続いていたため、当面は2%をやや上回る程度のインフレ率を目指す。 これらの結果が達成されるまで、委員会は緩和的な金融政策の姿勢を維持して、米国債と住宅ローン担保証券の購入を継続する)
つまり、2%のインフレを目指したい所だが、財政政策をやらなきゃならない、または財政政策をやってもらい、景気が落ち着き始めた所で財政政策をやめ、その財政政策で使った金額、つまりは国債をFRBが買い取る為、しばらくは金融政策の維持。って事だと思います。
これであれば、米ドルは売られていきますかならね!
だから、今後は米ドルが買われやすい局面になれば、FRBが米国債を買い取る動きに出て、ドル高に持ち込まないような動きが出るかも知れませんね!
ドル円 テクニカル分析
ドル円 日足
現在日足は、3波に入ってそろそろ終了と見ています。104円が終了のポイントになります。
ここから、しばらく揉み合いが続きます。これが4波です。
しばらく揉み合いってから、104円を割った5波に突入するか、それとも104円をキープした5波で終了するかは分かりません。
ただ、綺麗なエリオット波動をみるなら104円割れでしょうね!
後、104円のサポートが厚ければ、それはそれで、大統領選挙に向けて、面白い相場になるかもしれません。
ドル円 1時間足
1時間足は、三角持ち合いです。単純にダウントレンドラインを抜けば、日足の3波終了。
後は、104円のサポートが厚ければ、3波終了で、一旦は上昇になると見ています。
まとめ
今日の落下は、あくまでもイギリスが原因なので、ドル円には全く関係のない材料の事から、一時的な落下だと思います。
メインは、やはりトランプ大統領が実行した材料政策、それとモデルナワクチンの期待ですね!そこを今週注目していこうと思います。
では!ありがとうございました😊