もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
今週のドル円相場
☆大統領選挙
今週のドル円相場は、大統領選挙のみを材料に相場が動きました。その大統領選挙について私なりに解説したいと思います。
大統領選挙の行方
日曜日に入り、報道でバイデンさんが大統領に就任した事が明らかになりました。
ただ、この報道を聞いたトランプ大統領は、諦める事なく法定で争う姿勢をみせています。
さて!現在トランプ大統領が訴訟を行う理由としては、以下の通りです。
他にもまだあり、合計6件の訴訟をトランプ陣営と共和党が取り上げているが、裁判に持ち込めるかどうかは、連邦最高裁判所の判断になりそうです。
もし裁判に持ち込められれば、トランプ大統領が、以前から指名していた保守派のエイミー・バレット判事の判断と他8人の判事の判断で、この大統領選挙の行方が決定される。
ただ重要なのは、裁判に持ち込めるより前の、連邦最高裁での判断が重要で、根拠を示していないトランプ陣営と共和党が上げた訴訟は、正直厳しいような感じがします。
ここまでが、今週のトレンドになります。
ドル円 来週の見通し
☆今後のトランプ大統領の動き
☆バイデン氏の政策内容
☆米ねじれ国会(上院・下院)
☆コロナ追加対策法案
来週も、引き続き大統領選挙後のバイデン・トランプ大統領の動向がトレンドになると予想しています。
中でも注目されるのが、来年1月20日までの任期を任されているトランプ大統領の動きです。
その動きとしては、今週のドル円相場の予想で書いた通り、大統領選挙の敗戦とトランプ大統領が訴訟を起こしている事で、ドル円の落下を予想しています。
その他、トレンドになり易い報道も書いたので、今後トランプ大統領の動きも合わせて解説して行きます!
今後のトランプ大統領の動き
まずは、訴訟によるリスク回避です。正直この訴訟は却下されそうな雰囲気なので、あまりトランプ大統領の再選は期待していません。
問題は、トランプ大統領の1月20日までの任期中にどういった事が起きるかですね!
残念ながら、そういった報道がない為、まずは訴訟問題の行方について気にしていきたいと思います。
バイデン氏の政策内容
トランプ大統領の事ばかりを考えていると、市場について行けなくなるので、バイデン氏の政策内容についても、現在注目されている部分だけ解説していきます。
- 4年間の任期で、210兆円を投資プランを掲げている。
- その投資プランの中には、インフラ投資も含まれている事。
*インフラ投資の目的については、道路、橋、上下水道、空港、港湾、緑地、送電網、通信網など老朽化したインフラを再建し、洪水や森林火災といった気候変動リスクに対する耐久性を高め、大気や水の汚染防止で公衆衛生を改善させる。 インフラ再建には国内の労働力と国産の資材を使用。それによって数百万の雇用を創出させる事を目的としている。
3.増税
*ここがバイデン氏の政策内容の中で、1番注目されている部分ではないでしょうか?この時期に増税したら、GDPの改善に支障をきたす可能性があり、景気があまり上がってこないイメージがありますが、どうなんでしょうね!
今の所、分かっているのが、年収40万ドル以下の人には増税しない事で、増税の対象になる人は、富裕層の人と企業だけみたいです。
4.外交問題
*こちらもバイデン氏が中国とどう向き合うのか、世界が注目しています。
メディアの間では、オバマ前大統領の時より厳しく対応し、トランプ大統領の時よりは、中国いじめに依存しない考えを持っているみたいですが、バイデン氏では力不足みたいな声や、大統領選前から報道がある通り、実は親中派だったりと、外交面では期待できないバイデン氏。
実際の演説を聞いている訳ではないので、全く分かりませんが、不透明感が高い状態です。
以上
バイデン氏の政策内容は、トランプ大統領の任期後に演説をすると思うので、そちらに注目していきましょう。
問題は、バイデン氏が当選した事をで、どこまで為替に影響があるかですね!こちらも、月曜日から注目していきましょう。
上院・下院選挙にも注目
こちらにも注目されてして行きましょう。
いずれも、民主党がどちらも有利に立っています。もしどちらかでも共和党に取られた場合、アメリカがねじれ国会に発展します。その際、警戒したいのが、トランプ大統領が陰に潜んでコントロールするのではないか?みたいな噂があるみたいですが、本当なんでしょうか?
だとすれば、バイデン氏は自身の政策内容に、かなり苦労すると思いますが、果たして!
コロナ追加対策法案
米上院共和党トップのマコネルさんが、大統領選挙後の落ち着いた頃合いを見て、少なくとも12月末までに、コロナ追加対策法案を実現させると発言がありました。 まぁ〜この報道は、今週の報道と言うよりは、今後の米ドル買い示唆として注目して行こうと思います。ただ、いつ法案が成立するかは12月末とアバウトな報道しかしていないので、急に法案が通る場合もあるので、注意して下さい。
今後のドル円のリスク要因
ドル買い
・コロナ追加対策法案の導入
・バイデン氏の政策内容
ドル売り/円買い
・バイデンが当選された事をよる経済の不
透明性
・トランプ大統領の訴訟問題
・トランプ大統領の今後の動き
・米ねじれ国会に警戒
ドル円 テクニカル分析
ここからは、ファダメンタルズ分析をベースにテクニカル分析で、更に深掘りして行きます。
ドル円 日足
現在日足は、注目の三角持ち合いを下に抜けた状態で、波動で言えば5波と言った感じ。
ただ、104円を下抜けた場所を1波と見ても良い感じもするので、その場合は104円に戻る動きを2波と予想して、その後104円に戻りきれず3波の落下。ここまで予想したいです。
ただ大事なのは、いずれにしても104円での相場の動きが大事になるので、ここを見極める必要がありますので、一旦は戻りを待つのが、勝敗を分けるポイントになりそうです。
ドル円 1時間足
現在1時間足は、5波のヘェイラーしている状態である事を予想。
相場の流れが強いと、ブレイクアウト・トレンド・レンジ相場という感じになり易く、今はトレンドになっていて、もう少し落下しそうな感じがします。ただ落ちても103円辺りの場所で、一旦落下が一服すると予想。
ただ注目する場所は、あくまでも104円なので、一旦戻りを待つ事を期待しましょう。
まとめ
まずはトランプ大統領の動向に注目です。そちらの方が明確なので、市場はリスク回避に動くと思います。
バイデン氏のメディア情報は、あくまでも予想なので、まだまだ未知の領域であり、政策内容が発表されるまでは、バイデン氏に対する相場期待は薄いとみています。
では、ありがとうございました。