今週のテーマ
- コロナワクチン期待が継続
- ユーロ関連の報道に警戒と期待
- トランプ大統領の動きに警戒
- 豪雇用統計に注目
以上のテーマで解説していきます。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 今週の見通し
以上のテーマをベースに豪ドル円相場を解説していきたいと思います。
EU関連の情報は、別ブログで紹介していこうと思いますが、今回はかなりのビックイベントな為、豪ドル円相場も吊られる可能性があるので、EU離脱協定の合否には警戒して下さい。
コロナワクチンに期待
コロナ感染拡大が続いているにも関わらず、リスク回避の円買いも、クロス円に限り限定的な落下になっています。その理由としては、コロナワクチンの期待があるからでしょう。
今回期待されている米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックの共同開発されている新型コロナウイルス感染症ワクチンですが、早くても12月にワクチンを摂取できると発表しているので、それまでは落下は限定的のような感じがしますので、引き続き上昇が優勢と予想しています。
また、その他企業のワクチン開発にも期待して行きましょう。
トランプ大統領の訴訟問題
今月、大統領選挙で敗れたトランプ大統領は、不正投票を行われた可能性があるとして、近く大型訴訟をおこすと発表した。
市場は今更ながら警戒するのか、それともまだ材料にするのかは分かりませんが、とりあえず警戒しときましょう。
豪雇用統計に注目
RBAが豪雇用統計に注目しています。インフレ目標を達成させるには、まず土台として雇用の増加が課題と発言。
今週19日、9時30分に発表となる雇用統計に注目していきましょう。
現時点でのRBA政策内容
- マイナス金利の恩恵はほとんどないと判断しており、これ以上の利下げは検討していない
- インフレ率が目標バンド(2─3%)に回帰するまで利上げはしないとコミット。さらに今後3年は目標への到達は見込まれていない。
- 状況が変われば、理事会はさらなる行動をとり、追加の買い入れる用意がある
豪ドル円 テクニカル分析
次に、以上のテーマをベースにテクニカル分析で、更に具体的に解説していきます。
豪ドル円 日足
現在日足は4波を予想しています。ただ、C波が終わってからの揉み合いなので、現在の形状を2波とも捉えられる形状です。
また、上から押し下げてきているダウントレンドラインは、週足から引っ張ったダウントレンドラインであり、同時に77円の強力なレジサポラインの位置でもあるので、跳ね返される可能性も十分あります。
ただ、今週はEU離脱協定の合否があり、合意となれば豪ドル円も吊られて上昇し、77円を上抜ける可能性も十分ある大きなトレンドなので、そこに期待したいです。
また、逆にEU離脱協定が合意に結びつけなければ、3波の落下とも言える状況なので、非常に難しい状況です。
強いて言えば、コロナワクチンの期待が今後、期待が膨らみ、上昇する可能性があります。
とにかく、まずはEU離脱協定に注目です。
豪ドル円 1時間足
1時間足は、現在4波or2波の揉み合いなので、高めのボラで乱高下、つまりレンジ相場になると予想しています。
まとめ
今週は、EU離脱協定に注目とコロナワクチンの新たな報道にも期待の2択のトレンドに注目していきたいと思います。他、豪雇用統計もありますが、短期的に注目されるでしょう。
今後の豪ドル円のリスク要因
円売り/豪ドル買い
- バイデン政権に期待
- コロナワクチンに期待
- EU離脱協定の結果に期待
円買い/豪ドル売り
では、ありがとうございました。