ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円 来週の見通し(金利利下げが効いているのか?)

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この記事では、日本の感染拡大のリスク回避・金融政策と財政政策の行き詰まりのリスク回避の2点をメインに、その他のトレンドも合わせながら、来週の豪ドル円相場を予想する記事になっているので、是非参考にしてくれればと思っています。

 

もくじ

はじめに

このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。

 

ドル円 来週の見通し

  • 日本コロナ感染拡大のリスク回避継続
  • コロナワクチンの反応が薄い
  • 金融政策・財政政策の行き詰まり
  • EU離脱協定の結果後は落下?
  • ようやく効いてきた豪金利利下げ

以上のテーマで解説していきます。現在豪ドル円に関しては、特に目立った報道はありませんでしたが、日本の感染拡大のリスク回避が目立った週であり、来週もその影響は当然あると思います。又、以外にもコロナワクチンの期待の反応も正直薄く、フタを開ければ上昇する材料がなくなってきたのも事実。

今日は、上記のテーマで豪ドル円相場が、来週どのように動くかを解説していきます。

 

日本コロナ3次感染リスク

まず来週の土日祝日の3連休明けの感染者数には十分警戒して下さい。私が見る限り、各クロス円もドル円の落下に吊られています。

もし、3連休明けの感染者数が発表されても、ドル円の103.8から下に落ちなければ、日本の感染者数が材料にならなくなっているのか、はたまた政府が緊急事態宣言を改めて否定した事が好感されたのかのどちらかであり、短期的にドル円の上昇が見込まれます。と同時に、豪ドル円の短期上昇もあると見ています。

ただ、やはり経済に打撃を与えているのは間違いないと思い、又気温が下がった事での3次感染が拡大したのも事実なので、冬を迎える日本にとっては、更なる警戒が余儀なくされると予想しています。

という事で来週の連休明けは注意して下さい。

 

コロナワクチンの反応が薄い

コロナワクチンの期待の反応が弱いような感じがします。当然来月12月に市場にワクチンが出回るのは知っているので、12月に入ればリスクオンムードが漂い始めると思います。

ただ今はワクチンの期待というよりかは、コロナ感染拡大の影響が大きいという市場の反応なので、少なくとも11月中は、ワクチンに対する期待の反応はないと見ています。

 

金利政策・財政政策の行き詰まり

これは豪ドル円にあまり関係がありませんが、現在、米コロナ追加対策法案の不透明性とEUコロナ復興基金の不透明性が相場に影響しているような感じがします。

また、財政政策だけでなく金融政策も国債社債の買い入れの維持などのインパクトがない内容で、少し行き詰まり、つまりコロナに対して対応出来なくなっているように感じます。多分、このような財政政策・金融政策の行き詰まりも、クロス円の落下原因の一部だと思っています。

 

ようやく効いてきた利下げ効果

RBA理事会が利下げを発表したと同時に、コロナワクチンの期待で相場が急上昇したおかげで、豪ドル売りの反応がないままでしたが、77円のレジスタンスラインを見る限り、利下げ効果が効いているような感じがします。

まだ、76円付近にいるので、77円を上回る可能性はありますが、現時点で豪ドルが買われる要因があるとすれば、先程のコロナワクチンの期待と、今週、オーストラリアの一部の地域でロックダウン解除の発表ぐらいでしょう。

ただ、相場を見る限り、日本の感染拡大の影響が強いと思うので、77円の突破は難しいという印象です。

まぁ〜オーストラリアのロックダウン解除の反応は、少しはあると見ているので、短期的な豪ドル買いの反応には注意です。

 

現時点でのRBA政策内容

 

  • 国債買い入れについては今後6カ月間を対象に期間が約5年から10年の国債を加え、1000億豪ドル規模の買い入れ
  • マイナス金利の恩恵はほとんどないと判断しており、これ以上の利下げは検討していない
  • インフレ率が目標バンド(2─3%)に回帰するまで利上げはしないとコミット。さらに今後3年は目標への到達は見込まれていない。
  • 状況が変われば、理事会はさらなる行動をとり、追加の買い入れる用意がある

 

ドル円 テクニカル分析

ここからは、より具体的にテクニカル分析で解説していきます。

 

ドル円 日足

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現在日足は、コロナワクチンの期待で上昇した場所をC波と予想し、そこから日本の感染拡大の影響で75円まで落下、これをABC波とします。

金曜日には、上手く75円付近のサポートラインで反発しているので、上昇の可能性もありますが、波動的にもABC波後の調整という事もあり、現時点でどちらに動くかは不透明です。

ただ週足の形状や、日足のRSIの買われすぎシグナル、それから先程は調整と言った落下も、実際は小さな3波っぽい形をしている事もあり、来週は4波からのスタートと見ています。

画像に、少し落書きをして76円でストップして揉み合う感じのラインを書いていますが、細かい部分は1時間足を見て下さい。

 

ドル円 1時間足

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現在1時間足は4波と予想。5波で76円付近まで行くと思いますが、もしかしたら76円を越す可能性もあるので注意して下さい。

一応、日足を4波と予想していますが、1時間足にきれいなアップトレンドラインが出来れば、そのラインに上手く乗り続けるのもアリです。

つまり、日足を4波と決定づけるのもよくないので、来週は1時間足で様子を見ながらトレードする事をオススメします。

私も、Twitterなどで短期足の画像をアップするので、そちらも参考にして貰えればと思います。

 

まとめ

全体的に、かなりリスク回避の材料が多いと思います。そんな中、来週はEU離脱協定の結果もあるので、前半は上昇に期待しても良いかもしれませんね!とりあえず、月曜日はいつもの様子見をオススメしますよ!

 

今後の豪ドル円のリスク要因


円売り/豪ドル買い

  • バイデン政権に期待
  • コロナワクチンに期待
  • EU離脱協定の結果に期待

円買い/豪ドル売り

では、ありがとうございました。