この記事では、EU離脱協定の結果・7500億ユーロ復興基金の行方・コロナワクチンの期待をメインに、ユーロドルを分かりやすく解説した記事になっているので是非参考にして下さい。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロドル 今週の見通し
以上のテーマで解説していきます。
コロナワクチンの期待
先週。コロナ感染拡大を警戒した動きで、米ドル買い・円買いとなり、今週も土日明けの感染者数の報道で、再度落下するのかと思っていましたが、アメリカが12月11日にもワクチン接種開始になると言う報道で、若干ではあるがコロナ感染拡大懸念が取り払われたような感じがしました。事実、今日の相場は米ドル売り・円売りの展開になっているので、来週いっぱいは、この報道をベースに上昇して欲しい所です。
ただし今日は祝日です。明日の東京時間は、日本のコロナ感染者リスクで再落下に突入するのか?警戒したいと思います。
EU離脱協定の行方
今週に発表があると思います。ビックイベントのEU離脱協定の結果。もう何も言う事はないので、合意になるか?それとも12月までに引き伸ばしになるのか?注目して行きましょう。
ユーロ復興基金
今年7月に成立したユーロの財政政策である復興基金ですが、ここに来てポーランドとオランダが拒否している事がわかった。
理由は、復興基金を受け取る際に、法の支配の尊重をする事を条件にしたこの事により、ポーランドとオランダが強く反発。
承認には加盟国の全会一致が必要になる為、法の支配を尊重している以上、拒否権もあるので、話し合いを続ける必要があるみたいです。
ただ反発したポーランドとオランダは、合意しないとも言っていないみたいなので、この先、話し合い次第では、まだまだ合意の道があると言う。
話し合いは来週もあるみたいなので、注目していきましょう。
米コロナ追加対策法案
ようやくコロナ追加対策法案の成立に向けて協議が再開する模様です。
上手く行けば、今週にも何らかの報道があるかもしれませんが、民主党は2兆2000億ドル規模の対策を提案しているのに対し、共和党は5000億ドル規模の対策法案を提案していて、お互い譲らない状態ですので、現状としては不透明です。
トランプ大統領訴訟問題
今月、大統領選挙で敗れたトランプ大統領は、不正投票を行われた可能性があるとして、近く大型訴訟をおこすと発表しました。日時は不明の為、今週も警戒しながらのトレードになりそうです。
ユーロドル テクニカル分析
ここからは上記のトレンドをベースに、テクニカル分析で、より具体的に解説していきます。
ユーロドル 日足
現在日足は2or4波です。先週のコロナワクチンの期待で爆上げしたローソク足のおかげで、波動が崩れているので、非常に分かりずらいです。ただどちらにしても、次は3or5波になると思うので、結果上昇予想でいます。
因みに、今回私の予想は1.2まで伸びる予想でいます。(あくまでも予想です。笑)
ユーロドル 1時間足
1時間足は4波を予想。日足を4波と予想するなら、上がるたびにアップトレンドラインを引く事をオススメします。ラインを引く事で、日足の3or5波の波に乗りやすくなるからです。
又、もしかしたらこのアップトレンドラインが日足の3or5波かもしれないので、こまめなライン引きをして、勝率にこだわるようにして下さい。
まとめ
現在のユーロとアメリカの材料は、期待上げの要素もあり、また逆に失望させる要素でもある材料なので、報道に敏感になりながらのトレードになると思います。その為、市場の反応を見てからでも良いので、慎重な分析を心がける事をオススメします。
ユーロドル 今後のリスク要因
ユーロ買い/ドル売り
ユーロ売り/ドル買い
では、ありがとうございました。