ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円 来週の見通し(FRB 量的緩和)

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この記事では、FRBの金融緩和の影響・日本コロナ感染拡大の影響ユーロの経済状況コロナワクチンの期待、以上3つのテーマをベースに、その他のトレンドも合わせ、ドル円相場を正確に予想していく記事になりますので、是非参考にして下さい。

 

もくじ

はじめに

このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。

 

ドル円 来週の見通し

  • FRBの金融緩和
  • 日本コロナ感染拡大の影響
  • ユーロ関連の報道
  • コロナワクチンの期待
  • 米コロナ追加対策法案

以上のテーマで、ドル円相場が動くと予想。

今週のドル円は、コロナワクチンの期待やEU離脱協定の合意の期待があったにも関わらず、FRBが新たな金融緩和を発表した事や、日本コロナ感染拡大の影響で、中小企業(飲食店業・サービス業)に営業時間短縮の要請があった報道などを受け、再びドル円が104を割ってしまう展開になりました。

来週の見通しは、引き続きコロナ感染を受けての経済状況のリスク回避とFRBの更なる量的緩和の導入で円が買われやすい予想をします。

ただ短期的に、コロナワクチンの期待・各国の財政政策の導入・EU離脱協定の期待などの円が売られやすい内容もあるので、来週はその辺の見極めに注目して行こうと思います。

 

日本コロナ感染拡大リスク

菅野政権のGoToキャンペーン・GoToイートの経済活性化政策がコロナ感染拡大の原因となり、ついには東京・大阪などで飲食業・サービス業に営業時間短縮を要請する始末。

また、この状況下の中で、ドイツ・イギリス・フランス・イタリアなどの国では、既にロックダウンなどの処置をとっているが、日本は外出自粛要請の緊急措置を取らないと発言しているので、今後ますます感染が広がると予想。

今の状況での市場の反応としては、間違いなく外出自粛要請が発動される恐れからの円買いに動いている可能性があると見ています。ただ、あくまでも明日や来週という訳ではなく、将来的に外出自粛要請になると予想してのジリ高とみているので、期待上げの材料がないと、来週もジリジリ下がるのではないかと予想しています。

 

コロナワクチンの期待
  • バイオ医薬大手の米モデルナのワクチン
  • 米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックの共同開発ワクチン
  • アストロゼネガとオックスフォード大学の共同開発のワクチン

アストロゼネガとオックスフォード大学の共同開発しているワクチン以外のモデルナとファイザーのワクチンが、早ければ12月の初め頃には接種が可能と伝わっている。

来週の月曜日以降は12月になるので、少しは期待上げがあるのかなぁと思っています。

 

FRBが更なる量的緩和の導入

今週、FRBが現在の量的緩和を12月のFOMCで更に増やすとの報道が入っています。この報道で、ドル売り円買いの流れになりました。

ここで量的緩和ってなに?と言う人もいると思うので、簡単に解説したいと思います。

(量的緩和)

国民が銀行にお金を借りやすくする為に、FRB金利を下げるやり方を金融緩和と言います。

それに対し量的緩和は、金利を下げた状態にしたまま、更に銀行が持っている債券や国債などをFRBが買う事により、銀行にキャッシュが入る事で、通常、銀行が提示している金利を、キャッシュが入る事により、金利をより下げる事になるので(銀行次第)、国民は金融緩和以上にお金が借りやすくなるやり方を量的緩和と言います。市場にお金が出回ると、当然インフレが発生しやすくなる。為替で言えば米ドルが売られ安くなるという事です。

FRBは、12月のFOMCで更なる量的緩和を実施するみたいなので注目していきましょう。

でも、実際借りられない人もいるので、量的緩和をやった所でって言う話ですね!やはり、財政政策をやって、お金をまんべんなくばら撒くやり方も導入しないと、効果はないのでは?と思っています。現在で言えば米コロナ追加対策法案の事ですが協議はどうなっているんでしょうか!

 

米コロナ追加対策法案

財政政策に関する協議の再開をした事で、少しは期待していましたが、今週も無風に終わりました。市場では、ここまで長引くとあまり期待できないのでは?と言う声もありますが、民主・共和の両党は、財政政策をやらないと言っている訳ではないので、米コロナ追加対策法案の導入に、引き続き期待したいと思います。

 

FRB 現状の政策内容

 

 

ドル円 テクニカル分析

ここからは、上記のテーマをベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。

 

ドル円 日足

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現在日足は、アップトレンドラインに支えられている状態で104円をキープ。

波動的には2波といった感じで、来週は104円を割った落下を予想しますが、アップトレンドラインに支えられているので、そこを抜けてからの判断になりそうですね!

先週に続き今週も、コロナワクチンの期待が高まりましたが、ドル円の上昇は殆どありませんでした。やはり、日本の経済状況の悪化に加え、FRB量的緩和の報道が大きかったのかなぁという印象です。

因みに、ドル円の週足を見る限り、落下の4波目に入っていて、将来的に100円を割る確率がかなり大きいと思いますので、ドル円のロングエントリーは、はっきり言って避けるべきだと思います。

 

ドル円 1時間足

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画像が金曜日の夜のものなので、実際のチャートとは違っていますが、現在C波の上昇が終わり、現時点では、短期的に方向性がはっきりしていない状態です。その為、またまた三角持ち合いでの判断になりそうです。

 

まとめ

ドル円は、月足・週足でのチャートはかなり分かりやすいですが、日足だと波動がグチャグチャしているので、大変わかりづらい通貨ペアです。その事から、あえてドル円でエントリーする必要はないと思っています。笑

ただ先程も言ったように、月足・週足では、4波の落下になっているので、100円を割る確率がかなり高く、ショートエントリーをしとけば、必ず勝てる相場だと思っています。

 

ドル円のリスク要因

ドル売り/円買い

ドル買い/円売り

  • 米コロナ追加対策法案の成立
  • コロナワクチンの期待

では、ありがとうございました。