この記事では、EU離脱協定の結果・7500億ユーロ復興基金の不透明性・来週に控えるECB理事会での金融緩和の発表。以上のテーマを、ベースに、その他の報道も含め解説していきたいと思います。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロ円 来週の見通し
以上のテーマでユーロ円相場を解説します。
今週は、ユーロの離脱協定の結果に注目した週になりました。結果、合意にならず。なので、来週は当然ユーロが売られる展開になるでしょう。また7500億ユーロ復興基金が、未だに成立しない事に不透明な展開であり、更にECB理事会での金融緩和の発表もある事から、これだけ落下要因が整えば、かなりの暴落も視野に入れる必要もあるでしょう。笑
では、1つずつ解説しています。
EU離脱協定
今週注目を集めたEU離脱協定ですが、結果的に、3分野の権利が難航した事で、合意に至らずの内容となりました。協議の方は、それぞれ各首脳に報告しなければらならい為、一時中断。その後、ジョンソン首相からは、(非常に困難)というコメントが届いたみたいです。
とりあえずは、リスク回避のユーロ売りに転じると予想していますが、移行期間は12月31日まであるので、最終的な判断は1月1日になるかと見ています。
引き続き、報道に注目していきましょう。
EU7500億ユーロ復興基金の行方
こちらも、現在ポーランドとハンガリーが反発している事で中々成立しない財政政策ですが、今週、EU側はポーランドとハンガリーを除外した上で、復興基金を成立させる動きにでているという報道がありました。
まぁ〜ポーランドとハンガリーが反発していても、復興基金を成立させたいみたいなので、期待はしたいのですが、中々明確な発言が出ないので不透明性は継続という感じで、来週も見て行こうと思います。
ECB理事会
来週のECB理事会に注目が集まります。先々週ぐらいに、ECBの関係者が金融緩和の維持が経済を安定させるから、追加の金融緩和をやる必要がない!みたいな事を言っていましたが、おそらく追加金融緩和を導入すると思っているので、ユーロ売りになるとは思います。こちらも注目していきましょう。
現在のECB政策内容
新型コロナウイルス感染の拡大と、ロックダウンの影響で、移動制限による景気悪化を受け、ECBは年内に金融緩和を拡大する見通し。
(緩和内容は)
- 1兆3500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラムを継続し、2021年の6月まで延長。
- 今年12月の経済状況を確認後、更に経済状況が悪化していれば再度調整する予定。
ユーロ円 テクニカル分析
ここからは上記のテーマをベースに、テクニカル分析で、より具体的に解説していきます。
ユーロ円 日足
現在日足は5波目に入っていて、金曜日のローソク足を見る限りA波に入りそうな形なので、来週からはしばらく落下が続く予想でいきます。後は、本当に上昇が終わったのか?その確認は1時間足で見ていきましょう。
ユーロ円 1時間足
少し幅があるレンジ相場になりそうですが、約126.6円辺りでダブルトップになっているので、落下シグナルの判断材料になりそうです。もう少し様子見して、トリプルトップの確認まで行きたい所です。
後は、126円を割る事とアップトレンドラインを抜く事が落下基準になりそうです。
エントリータイミングとしては、トリプルトップになった段階で、一度ショートエントリーしても良いかもしれませんね!
まとめ
来週は、EU離脱協定の結果とECB理事会での追加金融緩和の導入で、来週は落下と見ていますが、EU7500億ユーロ復興基金の行方が気になる所。以下にまとめてみました。
ユーロ円 リスク要因
ユーロ売り/円買い
ユーロ買い/円売り
では、ありがとうございました。