この記事では、ここまで豪ドル自体には特にリスク回避になる材料はないが、ユーロ関連による円買い・ドル円関連による円買い等で下値リスクがある中での、来週の豪ドル円の相場状況を予想していく記事になります。是非参考にして下さい。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
- RBA政策内容
- ユーロと日本のリスク回避で円買い
- 豪ドルドルも比較する
以上のテーマで豪ドル円相場を解説します。
今週の豪ドル円は、コロナワクチンの期待・ユーロ関連のEU離脱協定の期待・オーストラリアの経済指標により、豪ドルが買われた展開になりました。
さて、来週の豪ドル円は材料が出尽くし、その他通貨ペアのリスク要因で動く展開になりそうな感じがしています。勿論、それだけの判断でエントリーするのは良くないので、上記のテーマを解説後、テクニカル分析で具体的に示してから判断したいと思います。
それでは解説していきます。
オーストラリア経済指標
今週の経済指標は、かなりの高評価だったと思いますので、簡単にまとめていきます。
- 豪実質GDP 前回-7% 結果3.3%
- 豪貿易収支 前回56 結果74
- 豪小売売上高 前回-1.1% 結果1.4%
この結果もあり、今週豪ドル円が買われる展開になりました。
オーストラリアコロナ感染状況
オーストラリアでのコロナ感染は、現時点ではかなり押さえ込まれているのが印象。
先週の報道では、コロナ規制を大幅緩和をした事が豪ドルを買われるきっかけとなりました。
来週も引き続き、こう言った評価が豪ドル買いを維持する要因となると思っています。
RBA理事会
今週、RBA政策金利の発表がありました。特に前回と変わらずの内容だったので、説明はしませんが、ロウ総裁からは、(必要なら金融緩和拡大の用意がある)といつもの発言だけが注目するポイントでした。
現在のRBAの政策内容
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で更に具体的に解説していきたいと思います。
豪ドル円 日足
現在日足は5波継続中でありますが、そろそろ一旦調整落下になっても良い感じがするくらい上昇していますが、アップトレンドラインから外れるまでは、5波の上昇継続として見ていきましょう。
ただ、今週の各国の経済状況を見る限り、リスク回避の円買いになる可能性もある為、材料の薄い豪ドルは、それらに吊られて落下する可能性があるので注意して下さい。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足はB波継続中で、アップトレンドラインにタッチしてからC波で上昇と言った予想をしていきます。
1時間足も、アップトレンドラインから外れるまでは上昇継続で見ていった方が妥当なので、ひたすらロング狙いでいきたい所ですが、日足は5波目なので、そろそろ落下する事も視野に入れていきたい所!その場合、1時間足のアップトレンドラインを割ったら、まずは日足の5波終了の合図という判断基準にしたいと思います。
まとめ
オーストラリア自体はリスクオンですが、ユーロ・ドル円がリスク回避の円買いになりつつあるので、少し難しい展開になりそうです。
その為、来週はテクニカル分析での判断が重要になりそうです。
豪ドル円 リスク要因
豪ドル売り/円買い
- ユーロ・日本のリスク回避で、豪ドルが売られる可能性があります。
豪ドル買い/円売り
- オーストラリア経済指標が好調
- オーストラリア国内コロナ感染状況が激減
- RBAが政策内容を維持した事
では、ありがとうございました。