この記事では、日本コロナ感染拡大の継続・米コロナ経済対策の進展・FOMCの以上の3つのテーマをベースに、その他のトレンドも合わせながら来週のドル円相場を予想していく記事になります。是非、参考にしてみて下さい。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
- 日本コロナ感染拡大の継続で落下継続
- 米コロナ経済対策の進展
- 来週のFOMC
- 経済指標
以上のテーマで、来週のドル円相場を解説していきます。
今週のドル円相場は、先週と変わらず日本コロナ感染拡大の影響で、上値が思い展開となりました。一時米コロナ経済対策が進展したという報道が影響したのか、104.5円まで上昇する場面もありました。ただ、結局短期的な上昇で終わってしまい、後半には再び104円を割る展開。終わってみれば、先週と殆ど変わらない相場状況でクローズ。
さて!来週のドル円相場の見通しは、104円台を中々割る事が出来ない状況の中でも、引き続き落下目線で見ています。理由としては、やはり日本のコロナ感染状況が材料視されている事だけあり、下圧力が強い感じがします。その証拠に、米コロナ経済対策の進展の報道にも、余り反応が見られませんでしたね!
また、来週はFOMCが開催されます。FOMCでは量的緩和を強化する事が、ほぼ確定されているので、織り込み済みの可能性もありますが、ドルが売られやすい展開になると思っています。その事から来週も落下予想と考えるのが妥当だと思います。ただ、104円を中々割る事が出来ていないのが気になります。
その他、落下予想の理由については、以下で示しているので参考にしてみて下さい。
日本コロナ感染拡大
来週も引き続き、日本コロナ感染拡大の影響で落下を誘う展開になりそうです。ただ気になるのが、この材料で104円を完全に割る事が、未だに出来ていないので、少し下圧力が弱いのかなぁという印象です。
それでも今後の感染拡大の影響で、医療崩壊や死亡者が続出し、最終的に緊急事態宣言が発動されるなんて事も全然あり得るので、そう言った事も予測すると、引き続き下目線で見るのが妥当と考えています。
米コロナ経済対策
未だ合意に至っていない9080億ドルの米コロナ経済対策ですが、先月までは2.2兆億ドルコロナ経済対策で難航していた為、金額を下げ、再度9080億ドルのコロナ経済対策で進められているこの協議。
今週ムニューシン米財務長官が(両党の上院議員との協議を実施した。昨日は多くの人と極めて生産的な話し合いができ、多くの進展が見られた)との発言。
ただ、現時点では難航し過ぎた事も原因なのか、進展報道が伝わっても、まだまだ疑り深い市場の反応です。
こちらは、ショートが優勢のドル円からしてみれば、反発要因の材料となる為、合意した場合の短期の上昇には注意が必要になります。
FOMC
来週のメイン材料となるFOMCですが、今月の初めに、既にFRBからは、量的緩和の強化という金融緩和導入が伝わっている為、若干織り込み済みのような感じもします。ただドル売り優勢なのは変わりないので、更なる円買いの反応になると思っています。
経済指標
ドル円相場で注目したいのは、下記の2種類
ただ材料が薄い場合は、上記の経済指標以外でも反応してしまうので、下記の経済指標にも警戒して下さい。
FRB 現状の政策内容
財政政策に関しては、現在9080億ドルの米コロナ経済対策の進展待ちです。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で具体的に解説したいと思います。
ドル円 日足
日足は現在ダウントレンドラインで下値の圧力が強い状態で104円のサポートラインで攻防中です。でも、どちらかと言えば、アップトレンドラインとダウントレンドラインに挟まれた状態の三角持ち合いと思っていた方が、分かりやすいかなぁと思っているので、来週は、波動を見ると言うよりは、この三角持ち合いから抜ける瞬間と、抜けた後の動きに注目して行こうと思います。
また、当然下に抜けると思っているので、ダウントレンドラインにタッチしたら、ショートエントリーをしてみようという相場状況です。
その場合、もし下に抜ける要素があるとすれば、来週のFOMCなので、そこに注目したいと思います。
また、ユーロ関連の情報にも注意して下さい。注目度が高いと、ドル円も釣られやすくなるので…
ドル円 1時間足
1時間足は、現在B波に入っていているので、少し下がってから、C波に入り上昇が始まる感じで見ています。
1時間足の方は方向転換が早いので、週間ブログで伝えていくには少し難しいので、Twitterの方でも、短期情報を投稿していきます。その際フォローしてくれると嬉しく思います。
まとめ
そろそろ今年も終わります。上記のトレンドで相場が動くのは勿論ですが、市場のポジション整理でどちらかに傾く場合もあるので、注意して下さい。
それと、改めて今後の展開をまとめているので、こちらも参考にしてみて下さい。
ドル円 今後のリスク要因
ドル売り/円買い
ドル買い/円売り
では、ありがとうございました。