この記事では、来週に控えたFOMC、今週進展が報道された米コロナ経済対策、移行期間も残りわずかとなったEU離脱協議の行方、以上3つをメインテーマに、その他のテーマま合わせながら、ユーロドル相場の解説をしていく記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロドル 来週の見通し
以上のテーマで、ユーロドルの解説をします。
今週のユーロドルは、揉み合う感じでクローズ。レンジ相場ってやつですね!まぁ〜ECB理事会や米コロナ経済対策、それからEU離脱協議の進捗状況等の報道があり、相場も揺れ動く展開でしたが、結局は、EU離脱協議の結果待ちなんでしょうね!
そんな中、来週のユーロドルは引き続き、EU離脱協議の結果を待つ相場展開になりそうです。
勿論、その前にもユーロドルが動きそうなトレンドがあるので、紹介していきます。
FOMC
来週の木曜日に開催されるFOMCですが、すでにFRBからは、量的緩和の強化導入をされる事が決まっています。そこについては、先月末で報道されているだけに、少し織り込んでいるような感じがする為、本来ならユーロ買い/米ドル売りになりますが、大きくは変動しない予想をしています。
ただ、FRBがフォワードガイダンスを明確化すればどうでしょうか?勿論、こちらは織り込んでいないので、米ドル買いに発展する可能性があるので、ユーロドルの落下に警戒する必要があります。注目しましょう。
米コロナ経済対策
未だ合意に至っていない9080億ドルの米コロナ経済対策ですが、先月までは2.2兆億ドルコロナ経済対策で難航していた為、金額を下げ、再度9080億ドルのコロナ経済対策で進められているこの協議。
今週ムニューシン米財務長官が(両党の上院議員との協議を実施した。昨日は多くの人と極めて生産的な話し合いができ、多くの進展が見られた)との発言。
ただ、現時点では難航し過ぎた事も原因なのか、進展報道が伝わっても、まだまだ疑り深い市場の反応です。
因みに、コロナ経済対策が合意すれば、米ドル買いになるので、当然ユーロが売られる対象になるので、ショートエントリーのチャンスですね。
EU離脱協議
こちらは、もう報道が入りまくっている為、ブログでは説明しませんが、一応現在の状況だけでも簡単に説明したいと思います。
現時点でのジョンソン首相のコメントは、(かなり難しい展開になってきた。合意できない方が大きい)と発言。ジョンソン首相自体も、合意に向けて積極的に取り組んでいるみたいですが、中々合意に至らない様子。
この時点で、ユーロが売られてもおかしくはないですが、何故か日足は揉み合った状態。
私が思うに、市場は12月31日まで様子見しているような感じがします。勿論、その前にもユーロドルが、少しくらいは動くと思いますが、メインは12月31日の移行期間終了後の結果になってくると思います。
最後の最後まで、気を抜く事ができませんが、12月31日に注目して行こうと思います。
経済指標
以上の経済指標に注目して下さい。
ユーロドル テクニカル分析
ここからは、ユーロドル相場をテクニカル分析でより具体的に説明していきます。
ユーロドル 日足
ユーロドルもユーロ円同様、5波という目線でみていましたが、現在揉み合っている状況。少し怪しい感じがするので、こちらもユーロ円同様、1時間足で見ていきましょう。
ユーロドル 1時間足
現在、日足は4波を予想。5波で1.2に到達。
まぁ〜基本、レンジ相場に入っているので、下抜けしたら、日足の5波が終了。逆に、うわ抜けた場合は、日足の揉み合っている所を4波として、5波で上昇する見方でいます。
このレンジ相場に注目して行きましょう。
まとめ
さぁ!EU離脱協議の結果は、もう少し先になると思うので、とりあえず来週はFOMCだけに絞って貰えればと思います。
では!ありがとうございました。