この記事は、来週1週間の豪ドル円相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で具体的に解説していく記事になります。
デイトレ・短期トレードにオススメな記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
- 米上院選次第
- バイデン政権の誕生
- 米経済指標に注目
去年までの豪ドル円の流れとして、ここまで他国と比べて、オーストラリア国内は、コロナ感染を押さえ込んでいる事で豪ドル買いの展開。それだけではなく、アメリカFRBの量的緩和の導入、更には米コロナ経済対策も見送りになった事で、米ドル売り/豪ドル買いが更に加速した12月の相場展開。
来週の豪ドル円は、引き続き上記の材料により豪ドル買い継続と見ていますが、もしかするとここまで上昇を続けてきた豪ドル円も、米上院選次第で落下する可能性があります。
その理由については以下で解説します。
米上院選
この上院選で、共和党が過半数を占めれば、状況はあまり変わらないでしょう。もちろん米コロナ経済対策は不透明なままです。それどころか、バイデン政権が挙げる政策内容の実現も、難航を示す展開になります。更に、市場がバイデン政権で期待しているのは、9080億ドルコロナ経済対策に続く追加経済対策の為、それも難しい状況となります。
そうなると、米ドル売り/豪ドル買いが継続。
しかし、民主党が過半数を占めれば状況が一変する可能性が高いです。もし民主党が過半数を取れば、米コロナ経済対策や追加の経済対策も可決されやすくなる為、その期待から米ドル買い/豪ドル売りになると思います。
以上の考えから、来週は上院選に注目して行こうと思います。
バイデン政権の誕生
上院選で民主党が過半数を取った上で、バイデン政権に期待が集まってくるので、更に米ドル買いになる可能性があります。
もちろん過半数を取れなくても、バイデン政権に期待が集まっているのは間違いないので、少なくとも、短期的な米ドル買いは明確ですね!
さて、バイデン政権が誕生する事で市場は何を期待しているのか?もちろん早期の景気回復が必要な追加の財政政策を期待しているので、バイデン氏から、財政政策の発言があるかどうかに注目が集まります。
こちらが上手く成立する事ができれば、豪ドル円は落下すると予想していますので、豪ドル円のショートをするには絶好のチャンスですね!
経済指標に注目
とは言え、来週のアメリカの経済指標を見る限り、かなり予想が悪化しているので、来週、豪ドル円の落下を狙うのは少し難しい展開となります。 以下米重要経済指標に注目⤵︎
- 1/6 米ISM製造業景気指数
- 1/6 米ADP雇用者数
- 1/8 米ISM非製造業景気指数
- 1/8 米雇用統計
他、豪経済指標にも注目
- 1/7豪・貿易収支 11月
- 1/7豪・住宅建設許可 11月
現在のRBAの政策内容
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。
豪ドル円 日足
現在の豪ドル円は5波継続or5波終了と予想。80円の強いレジスタンスラインもある事から、一旦は落下しても良いと感じていますが、何せ去年のしぶとい豪ドル買いを経験すると、疑いがかかってしまいますね!笑
まぁ〜どちらにしても、アップトレンドラインを完全に割るまで、もしくは更なる落下シグナルが出るまでは様子見が1番でしょう!
もちろん、80円でショートエントリーしても全然大丈夫だと思います。ただし、1時間足で80円付近の動きを見ることをオススメします。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足はB波と予想しているので、最低でも2番目のアップトレンドラインまで落下すると思います。
その後は、2・3番目のアップトレンドラインで上昇反発する可能性がありますので警戒して下さい。
まぁ〜どちらにしても、3番目のアップトレンドラインを割るまでは上昇は継続と考えるのが妥当ですね!
まとめ
出だしが大事なので、新年早々焦って負ける事だけは注意して下さい。
また、どの通貨ペアも上院選に注目しているので、それまで様子見が1番です。特に豪ドル円は、80円付近での売り所を探す展開になってくるので、上院選の結果次第で、一気に落下するかもしれませんね!
その後は、どちらにしてもバイデン政権の期待で、短期的な豪ドル円の落下が予想されるので、結果ショート優勢のような感じがします。
では、ありがとうございました。
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