ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円 来週の見通し

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この記事は、2/8〜2/12までの豪ドル円相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で具体的に解説していく記事になります。

デイトレ・短期トレードにオススメな記事になるので、是非参考にしてみてください。

 

もくじ

 

はじめに

このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。

 

 

ドル円 来週の見通し

  • 経済指標の結果が良好
  • 米雇用統計の悪化を受けて
  • 量的緩和延長

以上3つのテーマで解説していきます。

来週の豪ドル円相場の見通しとしては、レンジ相場or上昇を予想します。

先週までの豪ドル円の予想は、落下を前提にレンジ相場を予想していましたが、1番上のレジスタンスラインを抜かれてしまっている為、上昇の余地があると見て予想しました。詳しくは、テクニカル分析を見てください。

最近の豪ドル円は、1ヶ月前までは豪ドルドル相場に吊られながらの上昇でしたが、今週に入り、今度はドル円に吊られながらの上昇という形になった為、少し個人的には難しい相場だと思っています。

また来週は、殆どの材料が出尽くしたので、新たな材料を探す展開になると思います。もちろんその間は、米経済の悪化が明らかになった事もあり、豪ドル円が上昇し続ける可能性もあり、また81円付近のレジスタンスラインで反発され、その後、再びレンジ相場になる可能性もあるので、その辺の見極めも大事になるでしょう。

それでは、今週のファンダメルを振り返っていきましょう。

 

今週の経済指標
             (前回)  (結果)
  • 豪 住宅建設許可          2.6%      10.9%
  • 豪    貿易収支                   50            67
  • 豪 AiGサービス業指数   52           54
  • 豪 小売売上高10月        6.5          2.5
  • 豪 小売売上高12月        -4.2         -4.1

殆どの指標の結果が良好でした。特に住宅建設許可指数を見たら、オーストラリア雇用も良い感じもしますし、銀行の貸付なんかも需要があると見ています。

ただ、今週の経済指標の結果を受けても、あまり豪ドル買いにはなりませんでした。

というのも、RBA理事会でのロウ総裁の発言が豪ドルの上昇を鈍らせたのが原因でした。

 

RBA量的緩和を延長

今週火曜日、RBA理事会が開催され、豪主要金融機関のエコノミストの予想通り、量的緩和を延長すると発表がありました。

この発表で、米国防省の支援協力でレアアース施設を建設できる発表や中国との関係改善の報道で、豪ドル買いになっていましたが、一気に豪ドル売りの展開となりました。

まぁ〜現在の豪ドルは買われ過ぎの感覚があるので、RBAもインフレ率を高める為にも、豪ドル安にするには量的緩和の終了はあり得ないでしょう。もし終了するなら、金利を下げる手段でしかないですよね!

という事で、今回のRBA理事会での内容は以下の通りです。

  • 4月以降、現在の量的緩和プログラムが終了以降、更に1000億豪ドルを追加して、量的緩和を継続
  • 財政に関しては当面緩和的。
  • 為替レートは今年に入り上限を迎えているので、レートの低下に貢献する。
  • インフレ率が2〜3%に達するには、雇用の増加が必要。

 

エコノミストの更なる予想

また、RBA理事会の翌日に、豪州大手金融機関のエコノミストが、年内に更なる量的緩和を拡大するだろうと予想しています。

理由としては、やはり豪ドル高が影響しているのでは?というエコノミストの予想だと思います。

この材料に関しては、短期的というよりも、中期的な材料なので、あまり気にしなくても良いと思いますが、もしかすると、来月実行するかもしれないので、覚えていて下さい。

ただ上記の発言を受けても、思った程、豪ドル売りにはならず、レンジ相場継続の状態になりました。

 

米経済対策

今週、1.9兆ドル米経済対策の採決を民主党のみで可決出来る事により、事実上この法案が可決される事になりました。

こちらの報道は土曜日の朝方の話ですが、今週水曜日くらいには、ほぼ可決しそうな話が出ていましたが、こちらの材料も豪ドル売りの流れにはなりませんでした。

 

米雇用統計

金曜日に発表された米雇用統計ですが、水曜日のADP雇用者の結果が良かったにも関わらず、雇用統計では、失業率は改善されたものの、雇用者数が悪化した事で、豪ドル買い/米ドル売りの流れになりました。

 

今後の豪ドル

今後の豪ドルは、今尚、他先進国の経済回復には時間が掛かる事から、オーストラリア経済回復が進んでいる以上、豪ドルが買われやすくなる展開になると見ています。

もちろん、為替はどこかで必ず落下しますが、先週と今週の豪ドル円を見る限りでは、今はその時ではないとし、素直に上昇目線に切り替えていこうと思います。

ただ、81円手前で止められている以上、バイデン政権の期待もある事から、米ドル買いに発展しやすい局面であり、豪ドル売りに切り替えるには絶好のタイミングとも思っているので、その辺の見極めがかなり大事になると思います。

加えて、RBA理事会も現在の豪ドル高に警戒して、今週量的緩和の延長、更には量的緩和の拡大に踏み切っている以上、豪ドル売りにも警戒していく必要がありますので、その辺も注意しながら、トレードをしてください。

 

ドル円 テクニカル分析

ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。

 

ドル円 日足

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現在日足は、先週の調整落下の予想を変更して、4波と見直し、今週金曜から5波が始まっている予想をしています。

ただ、ここから5波が来たとしても、やはり買われ過ぎのイメージがあるので、来週は1時間足のみのトレードで見極める事を、オススメします。

 

ドル円 1時間足

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現在1時間足は3波を予想します。

1/8以降80.9円の高値をつけて以降、レジスタンスラインが発生していて、そこを抜いたという事は、更なる高値更新を期待する事になる為、注目する最後のレジスタンスラインとしては81円になりますね!

また、日足は5波と判断している為、いずれにしても、1時間足のアップトレンドラインから外れない限り、日足の5波は継続します。

来週は、このアップトレンドラインに従いながらのトレードになるでしょう。

 

まとめ

来週は、豪ドルドルで動いているのか?それともドル円で動いているのか?再度確認する必要がありますね!

では、まずは1時間足のブレイクアウトから逆らわずに上昇目線で切り替えトレードしていき、上昇が終わったら、その時点で、次の戦略を立てて行こうと思います。

 

では、ありがとうございました。