この記事は、来週1週間のドル円相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で具体的に解説していく記事になります。
デイトレ・短期トレードにオススメな記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
- (来週のテーマ)
- 経済指標に注目
- 株価に警戒
- 米経済対策の行方
- パウエル議長の発言
- (来週のドル円相場の見通しは、以下通り)
- 引き続き日足レベルでの上昇を予想していきます。
- ただし、チャートはスウィングして上昇しているので、一時的な落下はあります。詳しくは、テクニカル分析を見てください。
- (今週の簡単な振り返り)
今週も、株価の変動により為替相場も連動して動く週となりました。特に市場が注目したのが、米10年物利回りです。
少し難しい話しになってしまうので、省略しますが、簡単に言えば、株価の急上昇で逆に市場が、この株高を警戒した事から、米ドルが買われたと言いましょうか?
もっと簡単に言えば、株価の天井を迎えたと言った方が分かりやすいですね!笑
まぁ〜とにかく、今日はその辺も交えながら、上記4つのテーマを解説していきます。
株価の警戒
FRBによる量的緩和やバイデン大統領による、多額の経済対策により、現在米ドルに価値がなくなっています。つまり米ドル売りですね!
こうなるとダウ先物は上昇します。ただ、今回市場が、この株高に警戒し始めた事により、一時的にダウが落下し始めました。それにより、為替も、リスク回避となり米ドルが買われた事が、今週の相場状況の原因だとメディアが発表。
まぁ〜一旦、ダウ先物が天井についたと市場が判断して決済したと言ってしまえばそれまでですが!笑
ただ、この状況が今後も続くのかと言えば、少し疑問に思います。と言うのも、現在FRBは、多額の債券を購入し続けているからです。なので、このまま米ドル買いが継続するかと言う判断は時期尚早かもしれません。
FRB
そのFRBですが、今週もパウエル議長の発言に注目が集まりました。その内容は以下の通り
- 債券購入の変更は事前に通知
- 完全回復には、ほど遠い。
- インフレ上昇が確認できる消費増加は見ていない。
- 正当化されないインフレには、対策手段がある。
- 警戒する程のインフレ状況ではない。
- 一段の進展には、一定時間が必要。
要は、今後、雇用と失業率が改善されない限り、量的緩和の縮小は考えていないと言う事なので、ドル売りが弱まる事はないと言う事です。
経済指標に注目
月初めの恒例となる重要経済指標に注目して行きましょう。特に、FRBの量的緩和の縮小の基準となる、米重要経済指標の良し悪しが、アメリカの経済回復の見える化となるので、今後は注目していきたいと思います。
- 3/2 米ISM製造業指数
- 日雇用統計
- 3/3 米ADP雇用者数
- 3/4 米ISM非製造業指数
- 3/5 米雇用統計
以上の指標に注目していきましょう。
米経済対策の行方
少し株高の話題で、材料的にも薄くなってきている米経済対策ですが、26日にも採決されると言う事で、結果待ちの状態。
現状の所、内容は変わらず、民主党だけでこの法案を通すつもりでいる1.9兆ドル経済対策に注目していきましょう。
ただ、この法案で再度ダウ先物が上昇する可能性もあり、それは米ドル売りにも繋がる可能性があり、今の相場状況からクロス円等は乱高下するかもしれないので、警戒する材料でもあります。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。
ドル円 日足
現在日足は3継続、もしくは終了と言った予想をしています。
分かりやすいチャートだと思います。こんなに綺麗なチャネルラインになるとは!笑
ただ、ここから4波の動きとなる可能性があるので、ここからロングを狙いにいきたい方は、アップトレンドラインまで下がるか、もしくはタッチする事が条件です。
今後、ドル円としては107円前半、もしくは108円手前まで上昇する予想でいるので、まだまだロングエントリーのチャンスがあると思うので、注目していきましょう。
ドル円 1時間足
現在1時間足は5波終了と予想しています。1時間足で引いているチャネルラインは、日足のチャネルラインになるので、そちらを目安にトレードしてください。
まとめ
上記では、色々解説をしていますが、難しい経済環境であるのは確かです。
その為、来週は経済指標以外は、先週に引き続きテクニカル分析主体で、トレードして行きましょう。
では、ありがとうございました。