この記事は、来週1週間のユーロドル円相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で具体的に解説していく記事になります。
デイトレ・短期トレードにオススメな記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロドル 来週の見通し
- (来週の相場予想)
- 落下を予想していきます。
- ただ、落下示唆を予想するのは、少しだけ早い感じがします。火曜日まで様子見をオススメします。詳しくはテクニカル分析を参考に
- (来週のテーマ)
- 株高警戒の米ドルが続くのか?
- ロックダウンの行方に注目
- ユーロ高に警戒するECB
- 経済指標
以上4つのテーマで解説して行きます。
さて、今週のユーロドル相場は、各通貨ペア同様、ダウ先物の高値に警戒した決算売りで米ドルの買い戻しの展開となりました。
来週も株価の影響に左右されそうな感じがする為、ユーロが売られやすい場面が続く可能性があるので注意して下さい。
それでは、上記4つのテーマを解説します。
株価に警戒
まずは、先程のダウ先物の高値警戒からの米ドルの買い戻しについてですが、そもそも、何故株価が上昇しているのか?それは、金融緩和での米ドルをばら撒いているのが原因です。
そのばら撒きに、今後財政赤字を相当抱え込んでしまうアメリカ政府に警戒した投資家の動きから、米ドルの買い戻しに動いているのが、一つの原因だと思っています。
その事から、ある一定のラインまで米ドルの買い戻しが続くと思うので、詳しくはダウ先物のチャートを分析してみると良いでしょう。
ただ、FRBは今後も量的緩和(金融緩和)を維持し続ける為、株価が暴落するような事態にはならず、逆に今後もどんどん上昇していく事になると予想しています。
そうなると、必然的にユーロや豪ドルが買われていくでしょう。
でも、ECBもRBAも量的緩和を実行しているから、上がらないんじゃない?と思われるかもしれませんが、FRBの量的緩和の額が違う為、米ドル売りが優勢になります。
その為、ECB理事会では量的緩和を維持していく必要があり、更なる金融緩和も盛り込む必要があるかもしれない状況です。
まぁ〜結局の所は、市場次第なので、実際いつ米ドルが売られやすくなるかは謎です。
1.9兆ドル経済対策にも警戒
株価が上昇するもう一つの原因として、財政政策があります。ただ財政政策は、どちらかといえば、経済構築の期待から米ドル買いになりやすい政策の一つです。
では、何故株価が上昇する経済対策なのか?簡単に言えば、過剰な経済対策を実行すると、逆に株価上昇の原因に繋がります。
現在バイデン政権は、今日成立した1.9兆ドル経済対策に加え、環境対策のインフラ設備に2兆ドルを経済対策に盛り込もうとしています。
たった2ヶ月で4兆ドルをばら撒けば、米ドル売りになるのは当然ですね!
その為市場では、今日成立した1.9兆ドル経済対策の影響が株価にどのように影響するかに、警戒する動きに出る為、決算者が増え、更なる米ドル買いになると予想して行きます。
ロックダウン解除に期待
それでも、ユーロ円を見て貰えばわかる通り、対円に対してはユーロ売りが限定的です。多分、ロックダウン解除に期待が集まっているのが原因かもしれません。
当然、コロナウイルス感染者数の減少や、変異種の警戒が和らげは、解除される可能性が高いかもしれませんが、一部メディアでは、ドイツでの変異種拡大の警戒から、ロックダウン解除は厳しいという報道も伝わっている為、不透明感が強い材料になっています。
ECB
ECB理事会の事については、ユーロ円の記事をみて下さい。同じ内容となるので、ここでは省略させてもらいます。
経済指標
経済指標に関しても、ユーロ円の記事で、しっかり把握しといて下さい。多分、来週は経済指標がメインになってくると予想しています。
ユーロドル テクニカル分析
ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。
ユーロドル 日足
現在日足はチャネルライン内での上昇から、外れようとしている為、完全に外れてしまえば2波とカウントしても良いでしょう。
なので、月曜日は様子見をオススメします。また、この場面で分かりやすいのは、1時間足なので、1時間足で対応して行きましょう。
ユーロドル 1時間足
現在1時間足は5波を予想していますので、終了次第、ダウントレンドラインを抜く予想でいます。
さて、今見えるチャネルラインは、日足のチャネルラインなので、このラインをベースにすると良いでしょう。もう一度枠内に入れば、日足の2波がなくなり上昇チャンスです。逆に、枠内に戻る事ができなければ、日足の2波が濃厚になるでしょう。
まとめ
株価関連なので、FXトレーダーにとって、ファンダメンタルズ的に難しい場面が続きます。
なので、来週もテクニカル分析を推奨します。
では、ありがとうございました。