この記事は、来週1週間の豪ドルドル相場の見通しを、ファンダメンタルズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で具体的に解説していく記事になります。
デイトレ・短期トレードにオススメな記事になるので、是非参考にしてみてください。
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドルドル 来週の見通し
- (来週の豪ドルドル相場の見通し)
- 方向転換の可能性が強い為、下目線の予想をします。
- ただし、アップトレンドラインを完全に抜け切れておらず、0.77でサポートされそうな感じがするので、来週は豪ドルの買い戻しも、視野に入れながらのトレードになりそうです。詳しい事は、テクニカル分析を参考に!
- (来週のテーマ)
- 経済指標で相場が動く週
- 米経済対策の行方に注目
- RBA理事会は不発
以上3つのテーマで解説していきます。
さて!今週はダウ先物の過剰な上昇を警戒する動きから、株価の決済で米ドルの買い戻しとなり、豪ドルが売られる展開となりました。その為、豪ドルドルの大きな落下が印象的でした。
来週も、この流れが継続するのか?今日は。その辺も交えながら解説していきます。
米経済対策
26日にも採決される1.9兆ドル経済対策。バイデン政権率いる民主党は、この法案に共和党が反対している事から、去年から今年まで一向に進まない事に、ついに民主党だけで成立させようとしているここまでの展開。事実、議会上は上下院共に、民主党が過半数を占めている事から成立は濃厚です。(安心)笑
さて、大事な事はここから!
先週まで、ダウ先物が上昇した理由の一つに、この1.9兆ドル経済対策があります。そして今週、そのダウ先物の高値が、逆に市場から警戒する高値と判断され、決済の動きとなり、米ドル買いの展開になっています。
この展開から予想される事は、1.9兆ドル経済対策が成立以降、株価上昇の警戒から、更に米ドルの買い戻しの動きとなる可能性があると思うので、豪ドルドルは、さらに落下していくような感じがします。まぁ〜今の相場状況からしてみたら、嬉しい話ですが!笑
経済指標
来週も、特に大きな報道がないので、メインとなる材料は経済指標になります。また、月初めの指標は、重要な経済指標ばかりですので、しっかり把握する必要があるでしょう。
他、米経済指標にも要注目!
- 3/2 米ISM製造業指数
- 日雇用統計
- 3/3 米ADP雇用者数
- 3/4 米ISM非製造業指数
- 3/5 米雇用統計
RBA理事会
来週開催されるRBA理事会ですが、先月に開催以降、更に豪ドル買いが高まっているので、もしかしたら、RBA理事会は、更に債券購入に踏み切るかもしれません。
とは言え、前回のRBA理事会から、そこまで相場内容や経済状況の変化がないと思っているので、基本的には金融緩和維持という予想から、あまり材料視されないかもしれませんね!
一応、前回RBA理事会でのロウ総裁の発言を、参考にして下さい。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、上記のファンダメンタルズ分析をベースに、テクニカル分析でより具体的に解説していきます。
豪ドルドル 日足
現在日足はA波を予想していますので、以降はB波C波となるでしょう。
ただ、少しA波の落下が過剰すぎるので、来週は、若干豪ドルの買い戻しの動きになるかもしれません。つまり、それがB波の動きで見てくれれば良いでしょう。
後は、A波の終了の合図は1時間足で確認して下さい。
豪ドルドル 1時間足
豪ドル円同様、トレンドラインが引きずらい相場です。一応ダウントレンドラインを引いていますが、もう少し緩やかなダウントレンドラインを、今後想像しているので、この後の相場状況に注目です。
一応、私はこの落下をブレイクアウトと判断しているので、ブレイクアウト〜トレンドライン〜レンジ相場の順で見て行きたいと思います。
まとめ
やっとまともな落下が来たという印象しかないという豪ドル通貨!この後も、株価を材料に相場も左右される展開になり、また分析しづらい展開にもなるでしょう。
ただ、チャートは下目線となっているので、いまの状況から分かりやすいテクニカルを主体で分析する事をオススメします。
では、ありがとうございました。