今週のドル円相場は、パウエル議長・FRBの発言で、一段の上昇をみせた相場展開でしたが、来週はどんな展開になるのか?又今後どんなリスク材料があるのか?
そんな疑問に、ほび太が来週のドル円相場の見通しを、引き続き上昇目線と予想した上で、ファンダメンタルズ分析を中心に、テクニカル分析で具体的に解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(来週のドル円の方向性)
- 引き続き上昇目線
- エリオット波動3波継続
- 110円のレジサポラインがポイント
(来週のドル円のテーマ)
- 引き続きFRBの発言が材料となる
- 第二弾経済対策に注目。
- 経済指標に注目。
以上3つのテーマで解説します。
FRBの発言
まずは、今週のドル円上昇のきっかけとなったなったFRBの発言でしたが、来週も引き続き材料視されると予想しています。
という事で、今週FRBがどんな発言をしたのかを、重要な部分だけ切り取り解説していきます。
(発言内容は以下の通り)
- しばらくは2%のインフレ目標を重視
- インヘレ上昇は一時的
- 銀行の資本は十分
- 2021年の経済成長は力強くなる
以上の発言から読み取れるのは、米経済指標がパンデミック前の水準以下にありながらも、急速な回復をみせている米経済に対し、部分的に量的緩和を終了していき、短期的なインフレ上昇を抑えていく!っと言う発言だと思います。
ただ、引き続き金融政策で、米経済を支援する必要があるので、量的緩和を縮小しながらも、残りの量的緩和は継続していき、緩やかなインフレ上昇を狙っていくという内容でしょう。
どちらにしても、米経済が回復している事が、量的緩和の縮小に繋がっているみたいなので、リスクオンのドル円上昇の材料でありますし、来週も、引き続き材料視されるでしょう。
第2弾経済対策に注目
バイデン大統領が提案している第2弾となる経済対策にも注目していきましょう。
今週は、計画段階である事から公表する事はありませんでしたが、来週以降、経済対策の詳しい内容が公表されるでしょう。
今の所、把握できている内容は、インフラ目的の為の経済対策であり、1.9兆ドル経済対策にあれだけ反発していた共和党上院も、インフラ整備に関心を持っているみたいなので、成立しやすい法案である事。それぐらいです。
まぁ〜共和党上院が反対すれば、それなりにリスク回避に繋がりますが、結果的に期待の方が優勢になりそうなので、一段のドル円上昇の期待が持てそうです。
米経済指標に注目
以下の経済指標に注目していきましょう!
- 3/30 日本雇用統計
- 3/31 米ADP雇用者数 ⤴︎
- 4/1 日銀短観 ⤴︎
- 4/1 米ISM製造業指数 ⤴︎
- 4/2 米雇用統計 ⤴︎
ドル円 テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析では、FRBの米経済回復を示唆した発言がベースとなり、更に期待を集めるバイデン大統領が提案している第2弾経済対策の公表や、米経済指標の改善予想などの発表がある為、テクニカル分析でもドル円相場を上昇目線で見ていきます。
ドル円 日足
現在日足は3波継続を予想。先週の予想では4波を予想していましたが、綺麗な波を打っているので3波継続に変更しています。
さて、肝心なドル円のストップラインですが、これだけの上昇なだけに、110円を抜けて111円まで、今の所上昇すると見ています。もしかしたら、来週以降の上昇状況で、更に上のストップラインに変更するかもしれませんね!まずは、111円で見ていきましょう。
ドル円 1時間足
現在1時間足は3波継続を予想。ただしここから110円のレジスタンスラインに反発される可能性がある為、揉み合う可能性も予想していきましょう。そうなれば、来週の前半は4波になるかもしれないので注意してください。
また、アップトレンドラインから、完全外れた場合は、下のアップトレンドラインで、一度ロングエントリーする事をオススメします。
まとめ
分かりやすい相場展開になってきました。この波で利益を得られるようなチャンスが続いているので、しっかり物にしていきましょう。
では、ありがとうございました。