この記事では、112円を目線に上昇し続けているドル円について、来週4/5〜4/9までの相場展開を、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でお伝えしていきますので、是非参考にしてみて下さい。では、いきましょう。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(ドル円 来週の方向性)
- 引き続き日足では上昇目線。
- ただし、1時間足では4波の動きの為、5波では111円のレジスタンスラインで、短期的な方向転換になる予想
(ドル円 来週のテーマ)
- インフラ経済対策の影響
- 雇用統計後の動きに注目
- FOMC議事録に注目
- 経済指標に注目
以上3つのテーマで解説していきます。
2兆ドルインフラ経済対策
今週バイデン大統領から正式に2兆ドルインフラ経済対策が発表されました。投資目的は、主に雇用の増加の為の道路等の整備と、環境を改善する事。この影響で、工業株等が買われたのか、ダウ先物の上昇が目立ちました。
ただし、同時に2兆ドル規模のインフラ投資の為の財源は、企業の増税がお金の出所という事で、少しこの先のダウ先物の落下が心配でもある今回の経済対策。
また、現状は経済対策を公表しただけで、成立したわけではないので、ここからは、マコネル氏率いる上院共和党と激しく対立するのは間違いないとみています。
結果が出るのは、早くても7月みたいな報道が流れているので、とりあえずは別の話題が材料視されそうなので、一旦保留、もしくは増税が原因で、ダウ先物が落下するかもしれませんので、株価にも注目していきましょう。
米雇用統計の結果後の動きに注目
金曜日の米雇用統計の結果は下記に書いてある通り、雇用・失業率共に改善されました。ただアメリカが休場している事もあり、改善されながらも反応はかなり薄かったですね。笑
という事で、来週月曜日は、雇用統計後の影響で、遅れながらもドル円が、更に上昇するかもしれないので、そこに注目していきましょう。
FOMC議事録
来週のメイン材料でもあるFOMC議事録に注目していきましょう。
気になるのが、今週の雇用統計の結果についてのコメントと、雇用統計の結果で、今後の金融政策の変更するかどうかについて、注目が集まりそうです。
その金融政策ですが、今回の雇用の改善で、量的緩和の一部を縮小するような示唆を出せば、米ドル買いに繋がるので、更なるドル円が上昇に期待ですね。
今後の情報に注目していきましょう。またこのブログは週一で書いているので、短期の情報が欲しい方は、この記事もオススメしていますので、是非参考にしてみてください。
米重要経済指標の結果
(前回) (結果)
- ADP雇用者数 11.7 51.7
- 米ISM製造業指数 60.8 64.7
- 米雇用統計 雇用者数 37.9 91.6
- 失業率 6.2 6.0
今週の重要経済指標を見る限り、アメリカ経済が回復しているのは事実みたいですね!経済指標の結果も、去年までは底をついただけに、ここからの上昇余地はかなりあるので、ドル買いが優勢になる年かなぁと思っています。
来週の注目経済指標
続いて、来週注目を集める経済指標です。
- 4/5 米ISM非製造業指数
- 4/7 米貿易収支
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
上記で書いた通り、米雇用統計の結果による、来週のドル円の上昇に期待するのと、その雇用統計の結果に対するFOMCのコメント内容のポジティブ発言に期待しているので、引き続き上昇目線で、解説していきます。
ドル円 日足
現在日足は3波継続中。引き続きアップトレンドラインに沿ってのトレードになりそうです。
ドル円 1時間足
現在1時間足は4波に入っています。ここからは2番目のアップトレンドラインに沿っての上昇になりそうです。
とりあえずは、上記で書いた通り、米雇用統計の結果で、テクニカル分析でも上昇する事はハッキリしているので、問題はどこまで上昇するかがポイントになってきます。111円のレジスタンスラインに注目しましょう。
まとめ
(ドル円上昇要因)
(ドル円落下要因)
- 企業の増税発表にリスク回避の円買い。
- 調整落下。
では、ありがとうございました。