今週は、日経225の影響で一気に110円から109円台までの落下した展開になりました。何となく、日本のコロナ感染者の増加が材料視されたような感じがしますが、詳しい理由は不明…笑
ただ、今後の展開としては、再び上昇する予想をしていますので、当然ショートはNG。またロングエントリーも、少し様子見をする事をおススメします。
その理由を、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で解説していくので、是非参考にして下さい。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
- 引き続き上昇目線でいます。
- 波動は4波を予想するので、上昇前に、一旦は揉み合う展開を予想。
(来週のテーマ)
- 日経225が落下した理由
- 2兆ドル経済対策の行方
- 経済指標
以上3つのテーマで解説していきます。
日経225が落下した原因 (落下要因)
今週中盤からドル円が一気に109円まで落下する場面がありました。ダウ先物が落下していなく、日経だけが落下しているので、当然日本国内のリスク回避要素だと思っています。
一部、市場が日経の高値警戒からの決算売りが生じた可能性があると報道されてましたが、個人的な予想として、日本コロナ感染者の増加が材料視されたのかなぁと思っています。
もちろん、コロナ感染者数の増加だけがリスク回避になる訳ではなく、コロナ感染増加を軸に、再び緊急事態宣言が発令されるリスクからの円買いなのかなぁと予想しています。
2兆ドル経済対策の行方 (上昇要因)
ただドル円は、先週辺りに公表された2兆ドルインフラ経済対策の米ドル買いに支えられている状態です。
まだ合意されていないだけに、市場の期待は大きく、その期待からダウ先物が上昇したのが先週までの展開。
そして今週に入り、経済対策には前向きではないマコネル共和党上院も、条件付きで有れば合意もあり得るとした事から、更にダウ先物が上昇。
その期待は、為替にも影響していて、今週は109円台まで落下する結果となりましたが、合意されるまでは、今回の落下を押し目と考えても良いかと思っています。
経済指標
来週注目される経済指標は以下の通り
- 4/13 消費者物価指数
- 4/15 米小売売上高
ファンダメンタルズ分析 まとめ
そろそろドル円の上昇も終盤戦になりますが、現状のメインテーマは、2兆ドルインフラ経済対策の合否です。こちらの報道に注目していきましょう。
また、GDPの基準となる米消費者物価指数・米小売売上高にも注目していきましょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で更に詳しく解説して行きます。
ドル円 日足
現在ドル円はエリオット波動4波を予想しています。C波後なので、本当に4波になるのか不安ですが、これだけ上昇していれば5波まで伸びると思って今回4波と予想しました。
ただ4波なだけに、揉み合う展開を予想しているので、来週押さえておきたいのは、ストップラインですね!109円・108円・1番or2番のアップトレンドラインと、いくつも支えられそうな箇所が存在していますが、4波を後略するには、上昇シグナルを読むより、完全にストップするラインを見つける事が、大事になりそうです。
その後はエリオット波動5波で、111円付近までの上昇に期待したいと思います。112円は、少し厳しそうです。…笑
ドル円 1時間足
現在1時間足はエリオット波動C波を予想。アップトレンドラインを引いていますが、多分このラインは抜けてしまうかと思います。簡単に言えば、エリオット波動がニュートラルの状態になる為、短期的にレンジ相場になると予想しています。
どちらにしても、日足のテクニカル分析でも言いましたが、ストップラインを見つける事に重視した方が良いでしょう。
短期トレードに関しては、こちらのブログをおススメしています。
まとめ
今週109円台まで下がった事により、ここから更に下がると予想しているトレーダーは、少し危ない予想だと思います。
まだ2兆ドルインフラ経済対策の合否が問われているので、結果次第では、上昇の期待が更に加速するでしょう。
また、経済指標を見る限りでは、私もアメリカ経済が回復に進んでいると予想しているので、しばらくドル円のショートエントリーをオススメしない時期です。まぁ〜とりあえず、米雇用統計に続いて、米消費者物価指数・米小売売上高と、今のアメリカ経済の実態がわかる経済指標の結果が発表されるので、そちらを参考にしてみて下さい。
では、ありがとうございました。