ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ユーロ円 今週の見通し

スポンサーリンク

f:id:Original23:20210524191859j:image

まだまだ上昇傾向にあるユーロ円。報道もユーロの経済状況を大々的に取り上げないので、経済が回復の判断がチャートでしか確認出来ない以上、少し難しい通貨ペアです。

  • どうして上昇してるの?
  • これからどんな展開に?

以上の疑問を含め、ぼび太なりのファンダメンルズ分析とテクニカル分析で、今週のユーロ円相場を解説していきます。

 

 

はじめに

このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。

 

ユーロ円 今週の見通し

 (今週の方向)

  • 日足のエリオット波動5波が継続しているので、引き続き上昇目線。
  • 短期足は、上昇となるかレンジ相場となるかの見極め所。

 (今週のテーマ)

以上2つのテーマで解説します。

 

ECB量的緩和の行方

何気に上昇が継続しているユーロ円ですが、ワクチン接種が加速している事や、経済回復が進んでいる事はもちろんですが、1番の材料は、やはり量的緩和の縮小が期待されている事ですね。

  • 6月のECB理事会で、経済状況と金融状況を見直す。

もしかしたら、世界でユーロが1番早く金融緩和を縮小するかもしれませんね!ここに向け、ユーロ買いが継続していると見て、今後の上昇相場に注目していきましょう。

 

FRB量的緩和の行方

現状、FRB量的緩和については、メンバーのほとんどが以下の判断をしています。

  • 時期尚早
  • 量的緩和を縮小する程、米経済の進展が見られない。

しかし、メンバーの一部に量的緩和の縮小を望む関係者もちらほら。以下の通り

  • FOMCが設定する目標に向けて経済の急速な進展が継続すれば、ある時点の会合で、資産買い入れペースの調整を巡る討議を開始することが適切になる可能性がある。
  • テーパリングの開始は、遅いよりも早い方が良い。
  • 突然ではなく、徐々に縮小していく方が良い。

現在は、ユーロ買いが優勢になっていますが、FRBが少しでも量的緩和の一部を縮小する事を公表すれば、流れはユーロ売り/米ドル買いとなります。可能性は低いですが、縮小しない訳ではないので、気をつけてトレードしていきましょう。

 

ユーロ円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。

 

ユーロ円 日足

f:id:Original23:20210524215202j:image

現在日足はエリオット波動5波継続中。落下したとしても、経済状況を考えると、アップトレンドライン押し目を作る感じで見ているので、今の所は方向転換するシグナルは出ていません。

 

ユーロ円 1時間足

f:id:Original23:20210524224224p:image

現在1時間足は、エリオット波動ではカウントしづらいので、チャネルライン内でのトレードになります。

少し132.5円を下限にしたレンジ相場に発展しそうな展開になるかもしれないので、ロングエントリーも程々に。

 

まとめ

アメリカでは、バイデン大統領の政策であるインフラ経済対策が、ようやく報道されてきました。まだまだ、インフラ経済対策も不透明感が強いみたいですね。

こちらの方も来週から注目していきましょう。

 

今後のイベント
  • 6月のECB理事会に注目
  • 6月のFOMCにて経済見通しを発表。
  • 米金融緩和について協議を予定。
  • 8月下旬のジャクソンホールに注目。
  • 9月のFOMCにて経済見通しを発表。

 

では、ありがとうございました。