ユーロを触っている投資家は、米雇用統計の結果なんて今は関係ないよ!俺たちは、ECB理事会に全力を注ぐよ!ってぐらい落ち着いた相場でした。
- ECB理事会のテーマは?
- ここからユーロはどうなるの?
上記の疑問を含め、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で、来週のユーロ円相場を解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロ円 来週の見通し
(来週の方向)
- 日足は引き続き、エリオット波動5波動が継続中。
- 4時間足では短期的なアップトレンドラインから外れているので、ここからは落下目線で見ていきます。
(来週のテーマ)
- ECB理事会に注目。
- 米1.7兆ドルインフラ経済対策の行方
- 6兆ドル予算案の行方
- 経済指標
以上、来週はECB理事会だけに注目が集まるでしょう。
ECB理事会
来週6月10日の20時45分に発表となるECB理事会に注目が集まります。
急速なワクチン接種やパンデミック緊急購入プログラムを使い切る事なく、ここまでの経済回復を見せたユーロ経済に対し、大規模な量的緩和(パンデミック緊急購入プログラム)を縮小してもよいのでは?とECBメンバーの一部、及び市場の反応となっていました。
しかし、ラガルド総裁をはじめ、大半のECBメンバーは、量的緩和の維持を望んでいるので、まず量的緩和の維持は濃厚という見方でいます。
問題は、その量的緩和(パンデミック緊急購入プログラム)を、どの時期に縮小するのかという、フォワードガイダンスに注目が集まりますね。
時期については、早いか遅いかの基準がわからないので、なんとも言えませんが、今年中に縮小予定となれば、ユーロ買いが加速するのかなぁという感じで見ています。
逆に、来年以降となれば、少し遅いと判断した上で、ユーロ売りとなりそうな感じで見ています。
まぁ〜明日からの報道に注目していきましょう。
米経済対策の行方
ECB理事会後に注目されるのが、1.7兆ドルインフラ経済対策と6兆ドル予算案になります。この2つの指標は、ユーロ買いの材料となるので、ユーロ売りのサポートになります。
仮に、直近で注目されている1.7兆ドルインフラ経済対策の合意が長引いた場合、若干のユーロ売りになるかもしれません。
経済指標
ECB理事会があるので、あまり材料視されない可能性があります。一応まとめました。
ユーロ円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
また、今回のテクニカル分析は、4時間足と1時間足を使い解説していきます。
ユーロ円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動A波と予想しているので、C波で1番目の位置まで落下していく予想をしています。
少し注意したいのが、133円のサポートラインで止まってしまう可能性がある為、注意してください。
日足はエリオット波動5波継続中。2本目のアップトレンドラインを抜かない限りは継続します。
仮に、日足の5波も終了となった場合は、2番目の位置まで下がる予想でいます。その場合、この落下を A波と見ていきたいと思います。
ユーロ円 1時間足
1時間足も同様に、レンジ相場から下抜けしているので、これを1波と見ています。後は、4時間足と一緒です。
まとめ
まだまだ、日足の5波が終了していないので、アップトレンドは継続していますが、そろそろ下目線も同時に見ていきたい相場状況かなぁと思います。
では、ありがとうございました。