FOMCでのパウエル議長のタカ派発言と、ECBメンバーによるハト派発言を受け、一気にユーロ安方向となっている今週のユーロ円相場。
- このままユーロ円は落下するの?
- いつまでドル買いが続くの?
- 来週のテーマは?
以上の疑問も含め、ほび太なりのファンダメンルズ分析とテクニカル分析で、来週のユーロ円相場を解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ユーロ円 来週の見通し
(来週の方向)
(来週のテーマ)
以上2つのテーマで解説していきます。
FOMC
まずは、FOMCでのパウエル議長のタカ派発言を簡単に説明します。
- インフレ上昇の警戒から利上げをする可能性がある。
- 今後の経済指標の進展継続から、テーパリングする可能性がある。
利上げについては、米消費者物価指数・生産物価指数・住宅関連の指数の進展次第ですね。
テーパリングについては、米雇用統計・ISM・ADP雇用者数・米貿易収支・GDPの進展次第ですね。
要は、まだまだ分からないという事です。相場は、現状ドル買いの展開になっていますが、全ては、経済指標の進展継続であり、悪ければ当然、利上げ・テーパリングが先延ばし。
つまりどこかで様子見の展開になるので、そのつもりで、ポジションを取っていきましょう。
ECB
ECB理事会後、18日に戦略を見直しの為、協議を行ったが、改めてPEPPの終了を来年3月までとし、資産購入(金融緩和)は、継続するが増額はしない方向で決定。
ユーロの経済回復が浮き彫りになりながらも、peppの終了の変更はしなかった事に、ユーロ売りが強まりました。
理由については、景気は回復しているが、失業率が未だに多く、9月に検討会を開くが、その間の経済指標が気になりみたいなので、現時点で検討するのは時期尚早との見方みたいです。
まぁ〜FOMCと同様に、経済指標次第という事でしょう。
ファンダメンルズ分析 まとめ
今回の米ドル買いは、FOMCによるガイダンス変更があったので、米ドル買いが優勢になっていますが、現状は何も進展していないので、過剰な米ドル買いには注意してください。
ユーロ円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ユーロ円 日足
現在日足は、エリオット波動1波を予想。来週からは、131円のサポートラインもしくは130円のサポートラインで、エリオット波動2波になる可能性があるので注意して下さい。
後は、1時間足で細かく見ていきましょう。
ユーロ円 1時間足
現在1時間は、エリオット波動4波を予想しています。現在チャネルラインを引いていますが、どこかで、一度チャネルラインを上抜けると思うので、あまり信用しないでね!笑
ただ、抜かれるまでは活用してくれれば良いと思います。
まとめ
来週は少し材料不足なり、FOMC・ ECBの材料が一服次第、静かな相場展開になるかも!
ただし、平日の夜のパウエル議長の発言・ECBメンバーの発言には気をつけて下さいね。
今後の注目材料
では、ありがとうございました。