パウエル議長の議会証言での慎重的な発言があったにも関わらず豪ドル売りが継続。
理由は、ロウ総裁の慎重的とも取れる理事会での発言。それからデルタ感染の拡大。後は、豪経済指標の鈍化などから、大口投資家による決済売りが出たんでしょう。
この状況から、来週も引き続き豪ドルドル相場を落下目線で見ていきますが、来週は相場を動かす材料がないので、静かな相場展開になる事も予想されますので注意して下さい
という事で、来週の豪ドルドル相場を、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドルドル 来週の見通し
(来週の方向)
(来週のテーマ)
- 引き続きロウ総裁の発言が豪ドル売りに。
- デルタ感染拡大に警戒
以上2つのテーマで解説しますが、豪ドル円と内容は変わらないので、詳しくは豪ドル円の記事を見てください。
捕捉として、パウエル議長の議会証言の内容を解説します。
パウエル議長の議会証言
まずは、今年後半の最大のテーマである米テーパリングについて話していきますが、皆さん議会証言には注目していたと思うので、結果だけ解説していきます。
まずは前回のFOMC議事録の内容をもう一度振り返りましょう。
- 次回会合で、資産購入ペースの議論を強化。
- 18人中の内13名のFRBメンバーが2023年の利上げを予想。
- 資産購入ペース縮小を基準に向けた進展があると予想。
次に、議会証言で発言したパウエル議長の考えです。
まぁ〜要は、インフレ率の状況をもう少し観察して行きながら、テーパリングに向けた協議で現状のインフレ率について議論していきたい。
その上で、もしインフレ率が脅威となれば、調整する。こんな言い方だと思います。
と言う事は、現段階では、今年中のテーパリングの実施する可能性は0という事になりますね。もし市場も同じ予想なら、今後リスク回避の円買いに触れていく事になるでしょう。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 日足
現在日足はエリオット波動2波と予想していきます。おそらく0.74をポイントにエリオット波動3波になると予想しています。
ただし、0.74は強力なサポートラインになるでしょうから、もしかすると反発されるかもですね。
豪ドルドル 1時間足
現在1時間足はエリオット波動4波を予想。目標の0.74に来ましたね。おそらくもう少し落下した後、0.74に戻る感じで見ていきます。
まとめ
来週は上記で書いた通り、材料不足の為、静かな相場展開となりそう。その為、ECB理事会の影響で、豪ドルドルが吊られる可能性がある為、警戒して下さい。
では、ありがとうございました。