オーストラリア国内のロックダウン拡大が影響した事もあり、今後の豪経済指標が悪化する予想がでている豪ドル。
しかしRBA理事会の声明文は、それ程ハト派よりの発言ではなく、もしろタカ派よりの発言であった事や、原油減産を維持した事により、資源国の通貨に買いが入っている事で、現在の豪ドル円は上昇中。
後、米テーパリング期待で円売りになっている事も、豪ドル円の上昇のきっかけになっていますね!
その豪ドル円、今後どのような動きとなるのか、どのようなリスクがあるのかを、来週の豪ドル円相場の見通しを含め、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
豪ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
(来週のテーマ)
- 11月からの出国禁止令
- エネルギー価格の高騰
- 米雇用統計の悪化
- 経済指標
以上4つのテーマで解説します。
11月からの出国禁止令
11月にもコロナウイルス対策に向け、出国禁止令が発動されます。
別に、それが大きな問題とは思いませんが、それ程までコロナウイルスがオーストラリア国内に蔓延しているのかと思うと、この先の経済指標の悪化が予想されます。
ただ、その豪ドル円、現在は円売り豪ドル買いとなっており上昇中。
原因となっているのが、原油減産を維持した原油高、それから米テーパリング期待です。
原油減産維持
OPECとOPECプラスでの閣僚級会談の結果、原油減産を、少なくとも11月まで維持する事が決定されました。
この影響で原油高となり、資源国通貨の買いが加速しています。
豪ドルも資源国通貨なので、どこまで原油高となるかは不明ですが、一応は上昇と考えて、トレードしていきましょう。
米雇用統計
(前回) (結果)
- 雇用者数 23.5 19.4
- 失業率 5.2 % 4.8%
さて!問題は、今回の米雇用統計の結果を受けて、米ドルが今後どのような反応になるかです。
先月、FOMCでのパウエル議長の発言では、かなり前向きな発言をされていましたが、今後の経済の回復次第とも言っていました。
結果、不透明でしょう。まして米雇用統計が悪化となれば、尚更不透明な展開になります。
この展開に、米ドル売り/豪ドル買いとなっていますが、ここから先は、テクニカル分析次第となるでしょう。
経済指標
来週注目される経済指標は以下の通り。
豪ドルにとって、特に注目を集めるのが豪雇用統計になります。
(雇用者数) -14.63 -13.5
- 豪雇用統計 (前回) (予想)
(失業率) 4.5 4.8
と、失業率の悪化が材料視されそうです。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動4波の可能性が高くなってきました。
前回までは落下目線でしたが、下げ渋った事が原因で、今回もしかしたら、もう一段の上昇があると思い、このような予想をしてみました。
ですが、まだ全然分からなく、80円〜82円のレンジ相場の可能性もあり得るので、日足での予想は、少し様子見した方が良いかもしれません。
ちなみに、80円〜82円のレンジ相場になった場合は、エリオット波動4波の可能性は薄くなるので、その時は、再度落下目線に切り替えたいと思います。
豪ドル円 1時間足
現在1時間足は、エリオット波動C波を予想しているので、チャネルラインに従いトレードしていきましょう。
では、ありがとうございました。
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