FOMC議事録の内容が材料視されてから1週間。そろそろ一服感が出てきた感じがします。
今週は、ドル円自体に大きな報道はなく、引き続き各連銀によるコメントくらいだったもの。
なので、一旦落下調整に入るかなぁと思いきや、クロス円による円売りに支えられた今週のドル円相場。
来週も、特に大きな報道はないとおもうので、引き続き短期的に方向感のない相場になりそう。
しかし、上昇目線は引き続き継続していきましょう。それを踏まえた上で、来週のドル円相場の見通しを、ほび太なりのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で解説していきます。
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
ドル円 来週の見通し
(来週の方向性)
(来週のテーマ)
- 米歳出法案に注目。
- 米テーパリング。
- クロス円に支えられている状態。
以上2つのテーマで解説していきます。
米歳出法案に注目
歳出法案って何か?と思われる方もいる為、先に簡単に説明すると、国が使う予算金ですね!
2ヶ月前に、アメリカはつなぎ予算を成立させた事により、国会閉鎖を魔逃れました。
今度は歳出法案で、新たに政府で使う予算を増やす作戦。
当然。この法案が成立すれば、米ドルをばら撒く事になるので、米ドル売りになりそうです。
ただし、バイデン大統領も発言している通り、歳出法案の成立と同時に、増税をしないと厳しい状況と言っているので、その辺に警戒したい所。
米テーパリング
引き続き期待されている状態。テクニカル分析上になりますが、まだまだこの材料で上昇する見込みです。
クロス円に支えられている状態
RBA理事会が景気回復を示唆したことによる豪ドル買い/円売り、原油高によるカナダドル買い/円売りなど、現在は円買いが制御されている状態。
また、中期的に渡り、米テーパリングが期待されていることもあり、まだまだ上昇目線が予想されるドル円。
短期的な目線だけで見てしまうと、ドル円は動きが鈍いので、日足などもみて判断していきましょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動C波の上昇目線継続を予想しています。
レンジ相場からの上昇した所に、アップトレンドラインを引いてありますが、もしかしたら、変更するかもしれないので、この上昇においては、1時間足で見ていきましょう。
ドル円 1時間足
クローズする5時間前の1時間足になりますが、とりあえず、チャネルラインを抜けるまでは上昇目線です。
そして、現在はエリオット波動4波の調整落下だと考えているので、もう1段階の上昇が期待されそう。と同時に、ショートエントリーしているトレーダーは注意です。
まとめ
まずは、上昇目線でしばらく見ていく必要があると思います。
その上で、クロス円も同時に見ていき、現在の流れはどんな感じになっているのか?円は売られている?それとも買われている?かを判断して、利益を狙っていきましょう。
では、ありがとうございました。
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