ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円 来週の見通し(円売りの力が無くなってきた!)

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円売りの押し上げる力が無くなってきた今週の豪ドル円。日足チャートを見ると、トリプルトップ気味になっているのがわかると思います。

ここから落下?あるいは少し落下してからの上昇?…分析していると、どちらともあり得る難しい状況でしょう。

今日もそんな疑問を解決する為に、来週の豪ドル円の見通しを含め解説していきます。

はじめに

このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。 

 

ドル円 来週の見通し

 (ファンダメンタルズ分析)

  • 経済指標に注目
  • FOMC
  • 豪経済状況

 (テクニカル分析)

以上の内容で解説していきます。

 

ファンダメンタルズ分析

まずは、ファンダメンタルズ分析で解説。

経済指標

まず、来週注目を集める経済指標をピックアップしてみました。

  • 7/27 豪消費者物価指数⤵︎
  • 7/28 豪小売売上高⤵︎
  • 7/28 米GDP速報値⤴︎
  • 7/29 豪生産物価指数

以上の経済指標が、豪ドル円を動かす内容となっているので、注目して行きましょう。

 

FOMC

来週開催されるFOMCで、政策金利が0.75%上昇の2.5%の金利予想が出ています。

0.5%上昇の予想も出ていますが、大半は0.75%なんでしょう。

さて、この政策金利引き上げの材料は、今週土曜日深夜に、ドル円・クロス円が落下した事で、既に材料視されていないかなぁと思っています。

ただ、一度落下させといて、発表後の声明文で、ポジティブな発言が出た場合、一気に上昇なんて事もありそう。

いずれにしても、今後の政策金利の動向は、インフレ率状況と雇用状況によるでしょう。

ちなみに、前回のインフレ状況と雇用状況が以下の通りになります。

6月 予想1.1% 結果1.3%

次回、米消費者物価指数は8/10に発表

  • 米雇用統計
6月  雇用者数 予想26.4万人 結果37.2万人

        失業率    予想3.6%  結果3.6%

 次回、米雇用統計は8/5に発表

この指標が、次回の発表で下回る事が有れば、市場も反応するでしょう。

 

豪経済状況

(第1四半期 豪消費者物価指数)

  • 前回1.3%  結果2.1%

  (6月豪雇用統計)

  • 雇用者数 前回2.98万人 結果8.84万人
  • 失業率     前回3.9%  結果3.5%

インフレ率は上昇、雇用者数も改善されてきている事から、物価上昇の恐れがあるとし、豪銀大手ナショナル・オーストラリア銀行は、現在1.35%の政策金利が、年末までに2.85%まで上昇すると予想。

おなじく豪銀大手のウエストパック銀行は、年末までに3%を超える予想をしている。

まぁ、指標次第になると思いますが、いずれにしろ雇用が改善されると、現状の金利だとインフレ率が上がり続けるので、物価の売買を少なくする為に、金利を上げて行かなければならないのが現状でしょう。

 

ドル円 テクニカル分析

来週は豪経済指標の鈍化、FOMC政策金利は織り込み済みを考えると、新たな材料がない限りファンダメンタルズ分析では、短期的もしくは中期的に一旦落下するかもしれませんね。

では、次にテクニカル分析で解説していきます。

 

ドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動5波が継続中。

アップトレンドラインを下回らない限りは、エリオット波動5波が継続中と考えて行きましょう。

ただし、落下示唆も出ています。レジスタンスラインを見ると3回とも跳ね返されているヘッドアンドショルダーが出ていますね!これが出ているからと言って落下するとは言えませんが、一つの落下示唆としてみて行きましょう。ただし、あくまでもアップトレンドラインとヘッドアンドショルダーの両方で見ていく必要があるので注意して下さい。

 

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、エリオット波動B波が終了し、これからエリオット波動C波に入っていくと予想しています。

2つのシナリオを用意したのでみて行きましょう。

 シナリオ1

アップトレンドラインから外れて、土曜深夜に大きく落下していますが、ここからアップトレンドライン上で、しばらく揉み合う展開を予想。その後、アップトレンドラインを一気に下回る展開を予想。この落下をエリオット波動C波とみて行きましょう。

 シナリオ2

揉み合わず、一気にアップトレンドラインまで落下。(これをエリオット波動C波)

その後、アップトレンドライン上で揉み合いながら少しづつ上昇(これをエリオット波動4波)

揉み合いが終わり、アップトレンドラインを一気に下抜け大きく落下。(これをエリオット波動5波。

ただし、大前提はアップトレンドラインから外れない限りは上昇は継続すると言う事は覚えといてください。

まとめ

政策金利も、大きく引き上げる予定である以上は落下の想定をしづらいですが、今回の大きな上昇は、米ドルが買われ過ぎによるものだと思って下さい。

そして、一旦は調整で米ドル売りが発生し、落下する考えて行けば、落下の想定がしやすくなるかなぁと思っています。

そして、豪ドルの売買状況を見たいなら、豪ドルドルを見たほうが分かりやすいかもです。

では、ありがとうございました。