ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円 来週の見通し(経済指標に注目)

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今週のドル円相場は、パウエル議長のディスカッション前から強烈なドル買いとなり、ドル円は145円を突破。ただ、パウエル議長の発言もジャクソンホール以上のタカ派の発言が出る訳でもなく、利益確定のドル売りの展開に!

また、急速な円安に、ようやく日銀も行動に出るような報道が入り、週の後半戦は市場も警戒からの円買い優勢となりました。

さて来週は、米利上げ観測もピークを迎えた事と、日銀の円安対策の報道警戒から、一旦円高優勢に見ていきたいと思います。

では、来週のドル円相場の見通しを、理由も合わせて解説していきます。

はじめに

月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、4時間足と1時間足を使った中期トレード予想ブログ。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。

是非、毎週読みに来てくださいね!

ドル円 来週の見通し

 (ファンダメンタルズ分析)

  • パウエル議長の発言
  • 日銀
  • 米経済指標

(テクニカル分析)

 

ドル円 ファンダメンタルズ分析

パウエル議長の発言

今週行われたパウエル議長が出席したディスカッションでは、ジャクソンホール以上のタカ派期待から、週の前半はドル買い優勢に!

ただ、ジャクソンホール以上のタカ派発言が出なかった事から、利益確定のドル売りとなり、ドル円は失速した結果となりました。

現在0.75%が優勢でありながら、ドル売りが出たと言う事は、殆ど織り込んだ証拠だと思っています。

日銀

急速な円安から、ようやく日銀が行動に出そうな報道が出ました。まだ、明確な円安対策は公表していないので、何とも言えませんが、為替介入をする可能性が市場の間で出ているようです。

今後の日銀の動きに警戒を!日銀が何らかの対策をすれば円買いに!何もしなければ円安の動きになるかもです。

ただ現在、利益確定のドル売りが優勢になっているので、急速な円安はないと見ています。

米経済指標

以下の指標に注目

全てインフレ率に直接関わる重要な指標です。この指標が予想以上の結果となった場合は、一旦ドル売りは制御されると思いますので、ドル円のショートは注意して下さい。

FOMC

再来週の21・22日に発表されるFOMCに注目が集まります。市場の予想は0.75%の利上げ、またFRBメンバーも0.75%の利上げを強く希望している為、来週末には、再びドル買いの展開になりそうです。

ただ、0.75%の利上げは完全に織り込んでいる為、この内容で最高値を上回るドル買いはないと見ています。

重要なのは、今後の利上げ幅と来年の政策金利状況でしょう。

市場の予想は、今年末までに3.75〜4%を70%の市場が予想しています。こちらは、既に織り込んでいる可能性がありますが、もう少し期待感が高いので注意して下さい。

そして、来年の政策金利の予想にも注目です。来年利下げの示唆が出るような事があれば、ドル売りの展開に。

後は、サプライズとして、再来週の利上げ幅を0.75%ではなく0.5%になる事も少なからず注目です。そのきっかけとなるのが、来週の経済指標の結果によるものかもしれません。

とにかく、今後の報道には注意していきましょう。

ドル円 テクニカル分析

ここからはテクニカル分析で解説します。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、ダウントレンドのエリオット波動Aが終了し、B波の上昇にはいると予想しています。B波のストップライン予想は、141円もしくはレジスタンスラインと見ておきましょう。

その後、エリオット波動C波で一気に落下する予想でいますが、アップトレンドラインには注意して下さい。

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、ダウントレンドのエリオット波動4波を予想。

20期間移動平均線以下で上昇が止まるか、もしくはダウントレンドライン以下で上昇が止まるか、それともレジスタンスラインで上昇が止まるかは不明ですが、いずれにしても、4時間足で落下を予想している限りは、4波の上昇後は5波で、もう1段階の落下を予想しています。

まとめ

完全に方向転換している訳ではなく、あくまでも調整落下という認識でトレードしていきましょう。

では、再来週のFOMCを焦点にしたトレードを心掛けて下さい。

ありがとうございました。