今週の豪ドル円は、米利上げ観測0.75%による米ドル買いの一服、それと米消費者物価指数の予想以下の低さに米ドル売りが加速。更に、日本財務省による為替介入報道が流れ円買いに発展する週となりました。
さて来週は、日本政策金利の発表とFOMCが開催されます。この材料を見る限り、再び豪ドル円の上昇する可能性がありますが、市場の関心度は低くなっているので、もしかすると、それ程の反応はないかもしれません。
それでは、その理由も含め、来週の豪ドル円の見通しを解説します。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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豪ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
(テクニカル分析)
豪ドル円 ファンダメンタルズ分析
日銀政策金利
来週の日銀政策金利に注目が集まります。今週前半に、財務省でレートチェックを実施。一時は、日銀が為替介入を行う可能性がありましたが、週末の報道で、円安のメリットを活かす・円安はプラスとマイナスの両面がある、などの政府からの発言があり、市場は為替介入の可能性が低いとの判断から、再び円安に流れとなりました。
為替介入が無ければ方向転換する可能性は低くなり、逆に再び円安の流れになりそうですが、FOMCの結果次第では、ドル売り円買いの観測が強まり、豪ドル円の落下に繋がる可能性があるので、日銀政策金利に注目した後は、FOMCに注目です。
FOMC
来週の木曜日にFOMCが開催。市場では0.75%の利上げが確実となっていますが、先週では織り込み済みの反応なのか、急にドル売りとなりましたね。その理由は、織り込み済みであるに加え、景気減速懸念が再び警戒されている事です。
FOMC間近には、ドル買い圧力が強くなると思いますが、市場の注目所は、今年と来年の金利状況です。また景気減速懸念もあるので、それ次第では、ドル売りの流れになるかもです。
まずはエントリーを控え、FOMCの内容に注目していきましょう。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからはテクニカル分析で解説。
豪ドル円 日足
現在豪ドル円は、エリオット波動5波のアップトレンドが継続。チャネルラインとサポートラインの2つのラインを抜けない限りは、上昇が継続する予想です。
ただし、チャネルラインの下限まで下がった場合、落下の前兆となるので、その時は、ほび太の短期トレード情報で解説ブログを書きます。
豪ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。ダウントレンドラインに沿って流れを見ていきましょう。A波が終了すればB波の上昇になるので、その時に高値の更新を確認して下さい。
高値更新がない場合は、エリオット波動C波の流れに。ただし、サポートラインを抜かない限り、方向転換にならないので注意です。抜けなければ、エリオット波動C波でないと言うことになるので、引き続きエリオット波動5波継続です。
更新があれば、同様にエリオット波動5波のアップトレンドが継続しているので、引き続上昇目線です。
因みに、アップトレンドラインにも意識してください。
まとめ
FOMCが終わらなければ、なんとも言えない状況です。多分、FOMC前はロングエントリーが優勢だと思うので、安易なショートエントリーは控えましょう。
では、ありがとうございました。
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