今週はパウエル議長をはじめ、FRBメンバー等の講演がありましたが、落ち着いた相場展開となり、その後は大きな報道もなくクローズ。
さて!来週は、年内の米利上げ幅を左右させる重要経済指標がメイン材料になります。その他、日本政府による為替介入の動向。
テクニカル分析においては、日足は依然上昇目線ですが、短期ではどうでしょうか?為替介入の影響で、145円に大きな抵抗が見られています。
それでは、上記の疑問も含め、来週のドル円相場の見通しを解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
是非、毎週読みに来てくださいね!
ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 経済指標に注目
- 日本政府による為替介入にも注視
- 米中間選挙
(テクニカル分析)
- 日足は、エリオット波動5波のアップトレンド継続中。
ドル円 ファンダメンタルズ分析
経済指標に注目
来週のメイン材料となる経済指標に注目が集まります。
- 10/3 米ISM製造業指数
- 10/5 米ADP雇用者数
- 米貿易収支
- 米ISM非製造業指数
- 10/7 米雇用統計
インフレ指標になるので、非常に注目が集まります。ただ、大幅利上げを行っている以上、ある程度の雇用の悪化は、FRBからは想定済みのような感じがします。(これが景気後退と言われている原因)
それが正しければ、仮に悪化しても、利上げ幅が変動する可能性は低いかもしれません。
また、市場も同じ解釈であれば、来週の経済指標は、無風で終わる可能性もあります。
ただ、過剰な利上げを行う以上、景気減速は避けられません。今後の市場は、利上げを材料にドル買いを継続させるのか、あるいは景気減速を材料にドル売りにするのかを、しっかり見極める必要があります。
為替介入の動向
145円に大きな抵抗があり、そこは22日に為替介入が行われた場所です。引き続き注目していきましょう。もしかすると、追加介入があるかもしれません。特に、来週の米経済指標のドル買いとなった場合、円は、145円をポイントにどのように動くかに注目しましょう。
米中間選挙
米利上げ動向が気になりますが、そろそろ米中間選挙にも注目していきましょう。11月8日の発表となります。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
ドル円 日足
現在日足は、先週と変わらずエリオット波動5波のアップトレンドのままです。引き続き、チャネルライン内での動きになるでしょう。
ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動B波のダウントレンド、もしくはレンジ相場になるかのどちらかです。
エリオット波動B波であれば、条件として、145円を上回らない事と、再び20期間移動平均線を下回る事が条件。
その後は、サポートラインと20期間移動平均線内で三角持ち合いとなり落下というシナリオ1。
もしくは、142.5円付近〜145円の間でレンジ相場となるシナリオ2。
要は、145円をポイントに見ていくようにしましょう。
ドル円に関しては、毎週短期トレードのブログも書いているので、その後の予想は、そちらのブログで!
まとめ
ドル円は、なんと言っても145円がポイントになります。為替介入を行った時の位置なので、145円に注目です。
それから、大幅利上げを行う以上、インフレ低下を代償に景気は悪化します。この景気後退が表面化した時の市場の反応に注目です。それが、来週の経済指標にでるかもです。
後は、先程も言いましたが、そろそろ米中間選挙にも目を向けていきましょう。
では、ありがとうございました。
(ドル円 落下要因)
- 日本政府による為替介入。
- 米景気後退の恐れあり。
(ドル円 上昇要因)
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