今週の豪ドル円は、RBA政策金利で0.25%の利上げも、その後の声明文がハト派より。又、週末に発表された米雇用統計が予想を上回ったことにより、米ドル買い円買い豪ドル売りの流れとなりました。円買いについては、引き続き為替介入の効果があるみたいです。
テクニカル上では、すでに落下が優勢となっていますので、ここからは落下目線で見ていきたいと思います。
さて来週ですが、米インフレ指標の発表が立て続けとなりますので、予想を上回った場合は、更なる米ドル買いに、またFOMC議事録にも注目。
それでは、来週の豪ドル円相場の見通しを解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
是非、毎週読みに来てくださいね!
豪ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
豪ドル円 ファンダメンタルズ分析
RBA政策金利
今週発表されたRBA政策金利ですが、0.5%から0.25%の利上げ幅に変えて来ました。内容は以下の通り。
利上げを行う姿勢がある一方、その利上げで、今後の経済見通しの悪化と、国内の高金利に対する家計支出の影響などの、ハト派よりの考えを示しました。ただ、豪インフレ率を優先して下げる事を強調しています。
多少、今後の景気状況を様子見で利上げ幅を縮めた印象がある今回の政策金利。利上げは行うと思いますが、もしかしたら今後利上げペースを緩やかにするかもしれません。
そうなれば、豪ドル円は、落下しやすくなると思っています。今後の相場に注目です。
米経済指標
来週の経済指標は以下の通り
アメリカのインフレ指標が多い週となります。予想を上回った雇用統計に続く指標はあるのか!もし全ての指標が、予想よりも上回った場合、米利上げ幅に大きな変更があるかもしれません。
FOMC議事録
先月開催されたFOMCでは、積極的な利上げを示唆しました。内容は以下の通り
- FRBは2023年まで4.4%の利上げを予想
- 年内は1%か1.25%の利上げで、意見が分かれる
- 2024年まで利上げはしない。
この内容が、米雇用統計が改善された事により、内容が変わるのかに注目していきましょう。
為替介入
ドル円では、145円を突破されそうな状況で為替介入の効果が薄れています。ですが、豪ドル円では効果が継続中。今後の日本財務省の動きに警戒です。
さて、今週までの日本財務省の発言は以下の通りです。
- 介入資金に限界があるとは認識していない
- 介入で過度な変動に必要な対応。
- 介入に備え流動性に最大限配慮した運用を行っている
- 今後も必要なら介入。
今後も為替介入の動きはあるみたいです。引き続き注目していきましょう。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
豪ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動A波のダウントレンドが終了し、エリオット波動B波に入っていると予想。
強力なサポートラインである92円を下抜けたらエリオット波動C波が発動する考えでいます。
さて、そのエリオット波動B波は、92円〜95円のレンジ相場をイメージしていますが、このまま下がっていくのでしょうか?
自分のイメージでは、96円手前まで上げてからそのまま下がっていくイメージで見ていますが、果たしてと言った感じです。
豪ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動4波のアップトレンドを抜け、エリオット波動5波のダウントレンドに入っている予想でいます。
明白なダウントレンドラインは、今の所見えませんが、95円手前のレジスタンスラインを超えない予想でいます。
まとめ
さぁ!ようやく落下らしい形に入ってきました。ファンダメンタル的にも下目線なので、ここは積極的にショート狙いで行きたいと思います。
(豪ドル円 落下要因)
- 日本政府による為替介入。
- 米景気後退の恐れありでリスク回避の円買い
- RBAがハト派姿勢(0.5〜0.25%の利上げに変更)
- RBA、今後経済状況を様子見
(豪ドル円 上昇要因)
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。