今週の豪ドルドルは、中国が入国者の隔離期間を短縮したとの報道から始まり、金曜日の日本為替介入の影響で、米ドル売り豪ドル買いが目立った週となりました。もちろん、引き続き米利上げ報道で、豪ドルドルの上値は重たい状況が続きますが、少しは豪ドル買いが出てきたような印象です。
テクニカルでは、日足はエリオット波動5波のダウントレンドが継続。4時間足はエリオット波動A波のアップトレンドに切り替わっています。
さて来週は、日本の為替介入の実施で、豪ドル買いが継続するかに注目。それから、豪消費者物価指数・米PMI・米GDP速報値などに注目が集まります。
それでは、来週の豪ドルドル相場の見通しを解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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豪ドルドル 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- 豪経済指標の弱さ
- 日本為替介入に警戒
- 米経済指標に注目
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
豪ドルドル ファンダメンタルズ分析
豪経済指標の弱さ
今週発表された豪雇用統計の弱さが目立ちました。失業率は前回と変わらず3.5%でしたが、雇用者数が前回の3.35〜0.9に低下しました。
この弱い結果により、先日RBAが緩やかな利上げをする可能性があると発言した事が、現実的になる可能性があります。
来週は、豪消費者物価指数・豪輸入物価指数・豪生産物価指数などの発表があります。この指標の結果が落ち込んだ場合は、来月RBA政策金利で、ハト派よりの姿勢が強調され、利上げペースを緩やかにする可能性があるので、今後、豪ドル買いは縮小されるかもしれませんね。
それでも、現在短期的に日本為替介入の影響により、円買い/ドル売りとなっている為、豪ドルドルが上昇しています。この流れで、豪ドルドルが方向転換するかに注目していきましょう。
日本為替介入
今週金曜日の深夜、相場が乱れました。ドル円が147円台まで下げる程の報道もない事から、為替介入を行った可能性が高いと思っています。豪ドルドルも影響を受け、約2ドルの大幅上昇となりました。
ただ、米利上げ観測などが豪ドルドルの上値が重いのが現状の為、日足レベルで方向転換を考えるのは、少し早いかも知れません。
とりあえず、来週前半の相場内容で、市場が何を材料にしているかを見ていきましょう。
経済指標
来週、注目を集める経済指標は以下の通り。
特に注目を集めるのが、米PMIと米GDP速報値ですね!
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 日足
現在日足は、エリオット波動5波のダウントレンドが継続。チャネルラインから外れない限り、5波のダウントレンドが継続する予想です。
ただ少し、そろそろチャネルラインから抜けそうな感じがするので、細かい部分は4時間足で見ていきましょう。
豪ドルドル 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動A波のアップトレンドに切り替わっています。
さて、ここからは、短期的に上昇する見方でいきます。まずは、上下にラインを引いていますが、行ったり来たりしている間は、A波のレンジ相場と見ていきます。
次に、下限がラインでサポートされた時点で、エリオット波動B波となり、そこから上昇していく見方でいます。
まずは、そこまで見ていきましょう。
まとめ
ようやく、短期的に上昇する形となっている豪ドルドル。 日足は、まだダウントレンドが継続していますが、来週、もしかしたら方向転換するかもです。じっくり見ていきましょう。
では、ありがとうございました。
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