ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

ドル円 来週の見通し(米中間選挙に注目)

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来週のドル円の見通しをお届けします。

今週のドル円は、FOMCでのパウエル議長の発言が若干ハト派よりとなり、一時ドル円が147円まで落下したものの、その後の経済指標などで、再び148円まで回復。

テクニカルでは、依然エリオット波動5波のアップトレンドが継続。4時間足は、エリオット波動B波のレンジ相場。ただ、145円と149円のレジサポラインが強力。

さて来週のドル円は、米中間選挙・米消費者物価指数などに注目が集まります。特に、米中間選挙では、現在共和党と大接戦みたいです。仮に、民主党が負けるような事があれば、ドル売りの展開となるので警戒してください。

それでは、来週のドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。

是非、毎週読みに来てくださいね!

ドル円 来週の見通し

 (ファンダメンタルズ分析)

 (テクニカル分析)

以上の内容で解説します。

ドル円 ファンダメンタルズ分析

中間選挙に注目

それ程、大きな報道はありませんが、来週11/8の米中間選挙に注目が集まります。まずは、簡単に米中間選挙について話していきます。

4年に1回行われる米中間選挙。大統領選挙から2年後に行われます。この中間選挙では、

(上院)

100席の内、35人が新たに上院となり、民主党は36席が入れ替わり不要。共和党は29席入れ替わりが不要。

残り35席の内、民主党が6席・共和党が15席、ほぼ議席をとれるとされている。

残り14席の内、民主党が4席・共和党が3席が優勢で議席をとれるとされている。

そして、今回残り7席が、どちらの党に入るかにより、上院を占める事ができます。現状、大接戦になっています。

(下院) 

435席の内、全ての議席が新たな下院となります。

こちらの下院議席は、ほぼ共和党が占めているみたいなので割愛します。

次に現在の議席数の党の割合は、

                                   (民主党)      (共和党)

  • 上院100席中          50席            50席
  • 下院435席中         221席          212席

上院は、半分づつの議席になっているので、この場合、政権を握っている民主党上院議長を務めるハリス副大統領が入ります。

そうすると、民主党は51席となり、上院・下院とも民主党が占める割合となっています。

つまり、今日まで、民主党が議会を半数以上の割合で占めていたおかげで、民主党代表のバイデン政権の政策が進め安くなっていますが、11/8で、上院も下院も共和党が半数以上占めた場合、バイデン政権の政策も通りにくくなってしまいます。その影響で、共和党に政権を握られる可能性が大きくなってしまうのが事実です。仮に、上院も下院も共和党に握られた場合、ドルが売られやすくなります。注目です。

FOMC

        (前回)     (予想)      (結果)

  • 米ISM             50.9          50          50.2
  • 米ADP            20.8        17.8         23.9
  • 米雇用統計
   (雇用者数)  26.3         19.1         26.1

           (失業率)      3.5           3.6           3.7

失業率以外は、予想以上の結果となっている今週の重要経済指標。FOMCでは、大幅な利上げから小幅に利上げをして、経済状況を様子見するような事を示唆している中、今週の経済指標は、予想以上の結果ばかりとなっています。

では、今週のFOMCの内容は以下の通り

                            (前回)     (予想)      (結果)

続いて、今後の見通しです。以下

  • 金利は、来年4.5%〜4.75%がピークではなく、それ以上かもしれない。
  • 早ければ12月の政策金利で、利上げのペースを見直す。
  • 利上げペースの一時停止は時期尚早。
  • 内容的には、利上げはするが、今後利上げペースを落とす可能性があり、早ければ12月に利上げ幅を見直すとしている。ただ、利上げを維持する事は時期尚早としている。

12月にもしかしたら、利上げ幅を見直すみたいですが、経済指標が好調だった場合は、どうなるのか?

市場の予想は、12月は0.75%の利上げでしたが、見直す事を考えた場合、市場は、0.5%の可能性が高いとみているでしょう。この影響により、現在ドル円の上値が重たい状況。ただし、今後の経済指標が好調だった場合、0.75%の利上げも十分あり得るので、その場合はドル買いの展開になるでしょう。

経済指標

来週の経済指標は以下の通り。また来週以降も、重要な経済指標がありますので、そちらの方も注目していきましょう。

                                           (前回)       (予想)        

  • 11/10米CPI                  0.4%        0.6%
  • 11/12ミシガン             59.9         59.7
  • 11/15米生産物価指数    0.4           0.5
  • 11/16米小売売上高        0            0.9
  • 11/23米PMI 11月          
  • 11/24FOMC議事録

以上の経済指標に注目していきましょう。とりあえず、来週は米消費者物価指数の発表があり、予想以上の結果となった場合、12月の政策金利では、0.75%の利上げが優勢になると思います。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

ドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動5波のアップトレンドが継続中。引き続き、145円140円サポートラインが意識される展開に。また、149円レジスタンスラインの圧力も意識されているので、しばらくは、上下の圧力が加わりレンジ相場の流れになるかもしれません。

とは言え、上昇目線は、チャネルラインから外れない限りは続くので、まだまだ中期的には、上昇目線で見ていきましょう。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動B波動のレンジ相場を予想。145円〜149円の大きなレンジ相場となっていて、将来的には145円を下抜けする予想をします。

まとめ

来週は、インフレ・金利等の材料を一旦置いといて、米中間選挙に注目が集まります。共和党が上院・下院とも占めてしまうと、ドル売りに!民主党が上院・下院とも占めれば、ドル買いに!

中間選挙の話題が落ち着けば、再び米金利の話題となるので、経済指標の結果は、常に意識してみるようにしましょう。

ただし、米中間選挙に影響力があった場合、もしかしたら、中期的な材料になるかもです。

では、ありがとうございました。

ほび太より

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