ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

カナダドル円 来週の見通し(米中間選挙に注目)

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来週のカナダドル円の見通しをお届け。

今週のカナダドル円は、BOC政策金利でマックレム総裁が、利上げを調整する示唆を出しながらも、今後の利上げは継続する発言をした事で、利上げ幅を縮小しつつも、カナダドル買いの展開に!ただ、やはりFOMCでのパウエル議長のハト派的な発言が、米ドル売りを強めた事で、リスク回避の円買いが加速しています。

テクニカルでも、日足はエリオット波動B波のレンジ相場。4時間足もエリオット波動B波のレンジ相場。どちらも、上昇が一服した動き。

さて、来週は、米中間選挙・米消費者物価指数などに注目が集まります。

それでは、来週のカナダドル円相場の見通しを、ほび太が解説します。

はじめに

月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。

是非、毎週読みに来てくださいね!

カナダドル円 来週の見通し

 (ファンダメンタルズ分析)

 (テクニカル分析)

以上の内容で解説します。

BOC政策金利

                     (前回)       (予想)        (結果)

  • 金利       3.25%        4%          3.75%

前回、金利を0.75%を0.5%の引き上げ変更したBOC政策金利。過剰な利上げを緩めながら、今後の経済指標を見ていく、つまり金利の調整段階に入っている事を示唆しましたね!それでも、今後も利上げを実施する、また大幅利上げもする可能性もあるとも発言。

さて、今週に入りBOCマックレム総裁が、今後の金利について改めて発言。内容は以下

  • 利上げにより、経済減速の予兆が見られるものの、依然として利上げが必要
  • 利上げについては、大幅利上げもあり得るし、標準的な措置の可能性もあり
  • 利上げは、終わりに近付いているが、まだ終わりではない。

まぁ〜改めて、利上げする事を発言されています。

中間選挙に注目

それ程、大きな報道はありませんが、来週11/8の米中間選挙に注目が集まります。まずは、簡単に米中間選挙について話していきます。

4年に1回行われる米中間選挙。大統領選挙から2年後に行われます。この中間選挙では、

(上院)

100席の内、35人が新たに上院となり、民主党は36席が入れ替わり不要。共和党は29席入れ替わりが不要。

残り35席の内、民主党が6席・共和党が15席、ほぼ議席をとれるとされている。

残り14席の内、民主党が4席・共和党が3席が優勢で議席をとれるとされている。
そして、今回残り7席が、どちらの党に入るかにより、上院を占める事ができます。現状、大接戦になっています。

(下院) 

435席の内、全ての議席が新たな下院となります。

こちらの下院議席は、ほぼ共和党が占めているみたいなので割愛します。

次に現在の議席数の党の割合は、

                                   (民主党)      (共和党)

  • 上院100席中          50席            50席
  • 下院435席中         221席          212席

上院は、半分づつの議席になっているので、この場合、政権を握っている民主党上院議長を務めるハリス副大統領が入ります。

そうすると、民主党は51席となり、上院・下院とも民主党が占める割合となっています。

つまり、今日まで、民主党が議会を半数以上の割合で占めていたおかげで、民主党代表のバイデン政権の政策が進め安くなっていますが、11/8で、上院も下院も共和党が半数以上占めた場合、バイデン政権の政策も通りにくくなってしまいます。その影響で、共和党に政権を握られる可能性が大きくなってしまうのが事実です。仮に、上院も下院も共和党に握られた場合、ドルが売られやすくなります。注目です。

FOMC

カナダ中央銀行が利上げを示唆していますが、現状カナダドル円が落下。円買いの流れになってきていますね!その原因がFOMCです。

今日発表された米政策金利は以下の通り

                             (前回)     (予想)      (結果)

続いて、今後の見通しです。以下

  • 金利は、来年4.5%〜4.75%がピークではなく、それ以上かもしれない。
  • 早ければ12月の政策金利で、利上げのペースを見直す。
  • 利上げペースの一時停止は時期尚早。
  • 内容的には、利上げはするが、今後利上げペースを落とす可能性があり、早ければ12月に利上げ幅を見直すとしている。ただ、利上げを維持する事は時期尚早としている。

短期的にはハト派で、中期的にはタカ派と言った感じです。今回短期的という事もあり、ハト派を材料視され、ドル売り円買いの展開。カナダドル円も円買い圧力が加わり、現在落下となっています。

経済指標

来週の経済指標は以下の通り。また来週以降も、重要な経済指標がありますので、そちらの方も注目していきましょう。

                                           (前回)       (予想)        

  • 11/10米CPI                  0.4%        0.6%
  • 11/12ミシガン             59.9         59.7
  • 11/15米生産物価指数    0.4           0.5
  • 11/16米小売売上高        0            0.9
  • 11/23米PMI 11月          
  • 11/24FOMC議事録

以上の経済指標に注目していきましょう。来週はカナダ関連の指標がないので、米経済指標のみ注目していきましょう。

とりあえず、来週は米消費者物価指数の発表があり、予想以上の結果となった場合、12月の政策金利では、0.75%の利上げが優勢になると思います。

カナダドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

カナダドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動B波のレンジ相場を予想。とりあえずは、110円付近のレジスタンスラインを抜けずに、徐々に落下していく感じでみていきましょう。

カナダドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動B波のレンジ相場を予想。しばらくは、107円〜109円レジスタンスライン内で動く予想です。その後、エリオット波動C波のダウントレンドで、落下していく予想をしています。

まとめ

ドル円と似たような動きをしているカナダドル円。その為、米中間選挙共和党が議会を占めた場合、ドル円の落下対象になるので、その場合、カナダドル円も落下する見通しでいます。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。