来週のドル円の見通しをお届けします。
今週のドル円は、米中間選挙の警戒や米消費者物価指数の予想以下の結果となった事で、ドル売り/円買いの動きとなりました。
テクニカルでも、日足はエリオット波動A波のダウントレンド。4時間足はエリオット波動 C波のダウントレンドを予想。
さて!来週は、インフレ材料となる米小売売上高・米生産物価指数などに注目が集まります。また、11/24に発表される今月のメイン材料、FOMC議事録に注目が集まります。米消費者物価指数の予想以下の結果により、市場では12月の利上げ幅は0.75%を0.5%に変更し予想していますが、パウエル議長の反応は?と言った所です。他、引き続き米中間選挙に注目していきましょう。
それでは、来週のドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
是非、毎週読みに来てくださいね!
ドル円 来週の見通し
(ファンダメンダルズ分析)
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
FOMC議事録に注目
(前回) (予想) (結果)
- 米CPI 0.4% 0.6% 0.4%
11月24日に開催されるFOMC議事録に注目が集まります。今週の米消費者物価指数が、予想以下の結果になった事から、市場は当初予想していた12月の利上げ幅0.75%を、0.5%になる予想に変更しています。
先日のFOMCでは、パウエル議長が(利上げペースを緩め、早ければ12月から実施)と発言していただけに、12月の利上げ幅に敏感になっています。その影響もあり、今回の米CPIに大きく反応しています。
さて、現状はリスク回避の円買いとなっていますが、12月の利上げ幅を変更した場合や、12月以降、更に利上げペースを緩めた場合は、大きくドル円が落下すると思うので警戒です。
また、来週の経済指標に注目していきましょう。
経済指標
来週の経済指標です。0.75%の予想に戻るかに注目。
(前回) (予想)
- 11/15 米生産物価指数 0.4% 0.4%
- 11/16 米小売売上高 0% 1.0%
この2つの指標で、FOMC議事録の内容を予想していきましょう。
米中間選挙にも注目
これまで上院・下院ともに民主党がリードしてきましたが、現在中間選挙では、共和党が下院をが占める可能性が濃厚とされています。上院に関しては、民主党が若干リードしていますが、まだ接戦状態みたいです。
投票結果は、トラブルもあり12/6には結果が出ると報道されている為、時間はかかりますが、どちらにしても、共和党が下院をとった時点で、ねじれ国会になるのは間違いなしです。そうなると、米ドルが売られやすくなるイメージで見ていきたい所ですが、この先、インフレを材料にするのか、それともねじれ国会を材料にするかは市場次第となるでしょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。A波が終了すれば、エリオット波動Bの上昇となる為、ここから更に大きな落下とは考えにくいです。その為、短い時間足で、日足のA波のダウントレンドの動きを見ていきましょう。
因みに、B波の上昇となった場合は、現状としは、145円までの上昇が限界と見ています。
ドル円 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。このC波のダウントレンドがどこまで落下するかは分かりませんが、どちらにしても、C波が終了次第、エリオット波動4波の上昇で、145円まで上昇する可能性があります。その際、145円を上抜き、サポートされてしまった場合は、一度落下予想を見送ります。
それ以外は、青の矢印通りの落下になると予想。またチャネルラインを引いてますが、この後、C波がストップした場所に合わせてみて下さい。そのチャネルライン通りに落下するかもしれないので活用してみて下さいね。
まとめ
とりあえずFOMC議事録前に発表される米小売売上高が控えていますので、そちらの結果次第で、FOMC議事録の内容も大きく変わってくると思うので注目していきましょう。
では、ありがとうございました。
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