豪ドルドルの見通しをお届けします。
先週の豪ドルドルは、米消費者物価指数が予想以下の結果になった事で、利上げペースの鈍化が予想され、その影響から米ドル売りの流れになり、豪ドルドルが上昇。
テクニカルでも、日足はエリオット波動B波〜C波のアップトレンドに!4時間足はエリオット波動C波のアップトレンドに!
さて、今後の豪ドルドルは、中期的に上昇する見通しで、その背景には、米政策金利の鈍化や米中間選挙でのねじれ国会が米ドル売りを誘う展開になりそうです。また、豪経済も堅調な印象があるので、今後、米ドル売り/豪ドル買いが強まる感じで見ています。
それでは、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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豪ドルドルの見通し
(ファンダメンダルズ分析)
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
豪ドルドル ファンダメンダルズ分析
FOMC議事録に注目
(前回) (予想) (結果)
- 米CPI 0.4% 0.6% 0.4%
11月24日に開催されるFOMC議事録に注目が集まります。先週の米消費者物価指数が、予想以下の結果になった事から、市場が当初予想していた12月の利上げ幅0.75%を、0.5%になる予想に変更しています。
先日のFOMCでは、パウエル議長が(利上げペースを緩め、早ければ12月から実施)と発言していただけに、12月の利上げ幅に敏感になっています。その影響もあり、今回の米CPIに大きく反応しています。
さて、現状は米ドル売りとなっていますが、12月の利上げ幅を変更した場合や、12月以降、更に利上げペースを緩めた場合は、更なる米ドル売りとなり、豪ドルドルの上昇が見込まれ、今週の米小売売上高の結果次第では、確実になるでしょう。
経済指標
来週の経済指標です。この経済指標により、0.75%の予想に戻るかに注目が集まります。もちろん予想以下の結果になった場合は、12月の利上げ幅は、0.5%が優勢となるでしょう。
(前回) (予想)
- 11/15 米生産物価指数 0.4% 0.4%
- 11/16 米小売売上高 0% 1.0%
- 11/17 豪雇用統計
(雇用者数) 0.09 1.7
(失業率) 3.5% 3.5%
豪政策議事録
11/15に開催された豪政策議事録の内容は以下の通り。
先日の豪政策金利の内容とは違い、積極的な利上げを行う姿勢に変わっています。やはり、豪消費者物価指数や豪小売売上高の予想以上の結果が、積極的な利上げに繋がったと思います。
さて、今週は、豪賃金指数や豪雇用統計の発表があります。2点の指標が予想以上の結果となった場合、利上げ幅が50bpになる可能性があります。注目していきましょう。
米中間選挙にも注目
これまで上院・下院ともに民主党がリードしてきましたが、現在中間選挙では、共和党が下院をが占める可能性が濃厚とされています。上院に関しては、民主党が若干リードしていますが、まだ接戦状態みたいです。
投票結果は、トラブルもあり12/6には結果が出ると報道されている為、時間はかかりますが、どちらにしても、共和党が下院をとった時点で、ねじれ国会になるのは間違いなしです。そうなると、米ドルが売られやすくなるイメージで見ていきたい所ですが、この先、インフレを材料に米ドル買いが継続するか、それともねじれ国会を材料に、米ドル売りとなるかは市場次第と言えるでしょう。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 日足
現在日足は、エリオット波動B波からC波のアップトレンドを予想。若干C波の割には勢いが足りない印象なので、0.68のサポートラインを抜くまではエリオット波動B波と思って下さい。
サポートラインを抜いた後にC波の上昇がくる感じで見ていきましょう。
豪ドルドル 4時間足
現在4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想しています。チャネルライン通りに上昇していく感じで見ています。
まとめ
豪ドルドルが更に上昇するかは、今週の米小売売上高次第となるでしょう。そして、その後のFRBメンバーの発言に注目です。
では、ありがとうございました。
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