来週のドル円の見通しをお届けします。
今週のドル円は、パウエル議長のハト派発言で、一気に米利上げペース減速ムードとなり、ドル円は137円を割り込む形となりました。
テクニカルでは、エリオット波動A波のダウントレンドを予想。4時間足はエリオット波動5波のダウントレンドを予想。
ただし、日足は今後B波の上昇になる予想なので、ここからの過剰なショートエントリーは避けた方が良いかもしれません。まぁ、その辺はテクニカルで見ていきましょう。
さて来週は、特に目立った指標がない為、再来週開催されるFOMCに焦点を合わせた相場展開になる事を予想していきます。
それでは、来週のドル円の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
是非、毎週読みに来てくださいね!
ドル円 来週の見通し
(ファンダメンタルズ分析)
- パウエル議長の発言
- FOMC
- 経済指標
(テクニカル分析)
以上の内容で解説します。
ドル円 ファンダメンタルズ分析
パウエル議長の講演
11/30に講演を行ったパウエル議長の発言が、ドル円の急落を誘う展開となりました。。内容は以下の通りです。
- 早ければ12月に利上げペース減速へ
- 利上げペース減速は、リスクバランスを取る良い方法。
この発言で、市場が予想していた12月の政策金利0.75%が、0.5%に縮小する予想に変更されています。
FOMC
12/15に開催されるFOMCは、政策金利を0.75%ではなく0.5%の利上げ予想に変更。その影響で、先程もお伝えした通り、ドル売り/円買いの流れに。
理由としては、利上げ効果は後になってから指標に表れてくるみたいなので、一度データを見ていく必要があるとの事です。
ただ、12月のFOMCでの注目材料は、来年の政策金利の行方になります。減速はするものの、依然利上げが必要な事は、現在明白になっていますので、来年もドル買い傾向になる可能性は十分あります。
経済指標
来週は、特に目立った経済指標がないので、再来週、発表となる米消費者物価指数とFOMCに注目が集まります。以下
(前回) (予想)
信頼感指数
- 12/6 米ISM非製造業 54.4 54
- 米貿易収支 -733
- 12/10 ミシガン 56.8
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在日足は、エリオット波動A波のダウントレンドを予想しています。ダウントレンドラインを抜けるまではA波が継続。
少し過剰な落下の為、そろそろ上昇と考えているので、132円のサポートラインあたりで、エリオット波動Bの上昇、あるいはレンジ相場となり、落ち着いた相場展開になるのかなぁという予想でいます。
まぁ、その辺の方向転換は4時間足で見ていきましょう。
4時間足
現在4時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。とりあえずは、ダウントレンドラインを抜けない限りは5波が継続。
またダウントレンドラインを抜けたとしても、ミドルラインを抜く事と、チャネルラインを抜けない限りは、日足のA波のダウントレンドが継続すると考えて下さい。
そのためにも、まずは132円のサポートラインで、しっかりサポートされるかを見極めていきましょう。ダウントレンドラインとミドルラインを抜ければ、エリオット波動A B C波の上昇となります。その上昇でチャネルラインを抜く事ができれば、そのまま上昇すると考えていきましょう。
まとめ
12月以降の米利上げの行方に注目が集まる12月の為替相場。テクニカルでは、落下が濃厚とも言える相場展開となっていますが、日足では、この後エリオット波動B波のアップトレンドにはいる予定です。注意していきましょう。
では、ありがとうございました。
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