ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドル 来週の見通し(豪政策金利に注目)

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来週の豪ドルドルの見通しをお届けします。

今週の豪ドルドルは、11/30のパウエル議長の発言により、更なる米ドル売りが発生し、サポートラインの0.66に到達する前に上昇しましたね。

テクニカルでは、日足をエリオット波動A波のアップトレンドを予想。4時間足は、エリオット波動4波〜5波のアップトレンドを予想。

さて来週は、豪政策金利に注目が集まり、その後はFOMCに焦点を合わせた相場展開になるでしょう。少し、豪政策金利ハト派発言で、豪ドルドルが落下する恐れがあるかもしれないので注意して下さい。

それでは、来週の豪ドルドルの見通しを、ほび太が解説します。

はじめに

月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。

是非、毎週読みに来てくださいね!

豪ドルドル 来週の見通し

 (ファンダメンタルズ分析)

 (テクニカル分析)

以上の内容で解説します。

豪ドルドル ファンダメンタルズ分析

政策金利

12/6に発表となる豪政策金利に注目が集まります。政策金利の予想は以下の通り。

                                   (前回)       (予想)

豪小売売上高や豪消費者物価指数の予想以下の結果となった事で、今後、豪政策金利の利上げペースの減速、もしくは金利を現状維持する可能性があります。ただ、米利上げペースの減速懸念もある事から、現在の豪ドルドルは、米ドル買いが強い事から上昇しています。

さて、先日の豪政策金利でのロウ総裁の発言について、もう一度おさらい。以下の通りです。

  • 利上げが必要であれば、利上げを実施
  • 利上げの必要がなければ、現状維持に
  • 利上げの影響で、家計の圧迫が気になる。
  • 来年の成長見通しを引き下げ。
  • 過剰な利上げと、不足の金利の中間を目指す。
  • 依然、利上げが必要だが、一度データを見る必要がある。

まぁ、経済指標も低下してる事から、一旦は利上げペースの減速もしくは金利の現状維持になってくると思います。またこの政策内容で、豪ドルが、短期的に売られやすくなる為、注意。

ただ市場は、来年、金利を4%にとどまる予想をしているので、幾分利上げの可能性があると言う事になりますね。という事で、来年の政策金利の見通しなども含め、来週の豪政策金利に注目しましょう。

米利上げペース減速

11/30に講演を行ったパウエル議長の発言が、米ドル売りの展開に。内容は以下の通りです。

  • 早ければ12月に利上げペース減速へ
  • 利上げペース減速は、リスクバランスを取る良い方法。

この発言で、市場が予想していた12月の政策金利0.75%が、0.5%に縮小する予想に変更されています。この影響で、豪ドルドルが上昇。

FOMC

12/15に開催されるFOMCに注目。今回の政策金利では、金利0.75%で予想されていましたが、0.5%の利上げ予想に変更されています。その影響で米ドル売りの展開に!

理由としては、利上げ効果は後になってから指標に表れてくるみたいなので、一度データを見ていく必要があるとの事です。

ただ、12月のFOMCでの注目材料は、来年の政策金利の行方になります。減速はするものの、依然利上げが必要な事は、現在明白になっていますので、中期的に豪ドルドルを見た場合、再び豪ドルドルが、どこかで落下する可能性があります。

経済指標

来週の経済指標は以下の通りです。

            (前回)     (予想)

  • 12/6 米ISM非製造業     54.4         54
  •         豪政策金利           2.85%      3.1%
  •         米貿易収支           -733
  • 12/7 豪GDP                   0.9%       0.7%
  • 12/10 ミシガン             56.8
  • 12/13 米消費者物価指数 0.4
  • 12/15 FOMC                   4%       4.5%

 豪ドルドル テクニカル分析

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ここからは、テクニカル分析で解説します。

豪ドルドル 日足

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現在日足は、エリオット波動A波のアップトレンドを予想。アップトレンドラインから抜けない限りは上昇が継続。

少し過剰なアップトレンドの為、おそらく0.68レジスタンスラインで、エリオット波動B波のダウントレンドになると予想しています。

一応チャネルラインを引いていますが、下目線ではなく、チャネルラインの上限がレジスタンスラインの代わりとなっているので、0.68レジスタンスライン同様、意識されやすいラインになるでしょう。

ですが、あくまでも上昇目線の為、2番目のアップトレンドラインを目安に落下後、再度、上昇する見通しでいます。

豪ドルドル 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想。チャネルラインアップトレンドラインを抜けない限り、5波が継続すると考えていきましょう。

ただし、0.68円レジスタンスラインに注意。このラインで、抵抗されるか、もしくはサポートに切り替わるかを見極めていきましょう。

チャネルラインから抜けた場合は、次に意識されやすいのは、0.66サポートラインです。このラインでの見極めも重要。まずはそこまで見ていきましょう

まとめ

来週は、一旦、豪政策金利に注目が集まり、豪ドル売りになる可能性がありますので警戒して下さい。ただし、米利上げペース減速の懸念もあり、再来週に控えるFOMCの警戒の事を考えた場合、それ程落下しない可能性もあります。

その辺ら、テクニカルで見極めていきましょう。

では、ありがとうございました。

ほび太より

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