2023年のドル円の見通しをスタートしていきます。
今年のドル円は、日銀が長期金利の変動幅を0.5%に引き上げを実施した事で、市場の心理は、日銀による更なる金融引き締めの警戒ムードが先行し円高になると予想。特に4月の日銀新総裁による政策内容には注目を集めると思います。政策内容に変更がない場合は、円安方向に進むでしょう。
一方アメリカは、FOMCでターミナルレート5%〜5.25%としながらも、市場の予想は5%にも届かない予想。また、2023年の金利は、最低でも現状維持と発言していたFRBですが、市場では2回の利下げが予想されています。
この事から、少なくとも一年の前半まではドル安円高に触れやすい見通しを予想。それをベースに、今週のドル円相場の見通しを、ほび太が予想していきます。
はじめに
明けましておめでとうございます。今年は休まずブログを書き続けるのでよろしくお願いします。
月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足を使った中期トレード予想ブログ。
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析でポイントを押さえ、リスクの軽減とチャートの方向性を重視したブログです。
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ドル円 ファンダメンタルズ分析
ドル円の見通しを、短期中期的のファンダメンタルズ分析で見ていきます。
日銀に警戒
長期金利の変動幅を0.5%に引き上げた事で、今後、短期金利も引き上げる可能性がある日銀。その警戒から、現在リスク回避の円買いが優勢となっています。
今年前半の材料としては、日銀が大半を占めると思うので、しばらくは注目していきましょう。さて、今後の日銀の動向は、以下の通り。
- 1月18日 日銀政策決定会合
金融引き締め示唆あれば、円買い継続
示唆がなければ、一旦円売りを予想。
- その後の日銀政策決定会合に注目
4月の新総裁の政策内容で、金融引き締め示唆のガイダンスがあれば円買いに。
示唆がなければ、レンジ相場で様子見
新総裁の政策内容に注目。
- 4月 日銀政策決定会合
以前に、金融引き締め示唆があった場合、4月の決定会合で、金融引き締めを発表しても織り込んでいる可能性があるので注意。
以上のシナリオを元に、日銀の動向で、ドル円の方向性を見ていきたいと思います。
FRBのハト派姿勢
12月のFOMCで発表した今後の見通しでは、
- ターミナルレートを5%〜5.25%
- 2023年での金利利下げはない
と発言されてますが、現状の市場の反応は、
- ターミナルレートを4.5%〜4.75%を予想。
- 2023年までに2回の利下げを予想。
かなり市場の予想はハト派に傾いていますよね。その事から現在はドル売りが優勢となっています。ただし、今後の経済指標次第にもなるので、引き続き経済指標に注目が集まります。
経済指標
その経済指標ですが、早くの注目を集める指標の発表が近づいています。以下の通り
(前回) (予想)
1/5
1/6
(失業率) 3.7% 3.7%
- 米雇用統計(雇用者数) 26.3 20
1/7
1/12
- 米ISM非製造業指数 56.1 55.1
以上の経済指標の結果をベースに、今後の金利の動向を予想していきましょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
日足
現在日足は、エリオット波動A波の大型落下になっています。ダウントレンドラインから外れない限り、A波の落下が継続します。
131円のサポートラインに支えられるかに注目していきましょう。
4時間足
現在4時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。3角持ち合いを上抜けば、エリオット波動B波の上昇となります。4時間足に関しては様子見をオススメ。
1時間足
現在1時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。4時間足でみた3角持ち合いを抜ける前に、チャネルラインを抜ける事が重要になります。
まとめ
テクニカルでは、そろそろ落下が終了する感じがしますが、日銀の警戒は継続しますので、短期では落下が終了しても、しばらくはレンジ相場になるかもしれませんね。
とりあえず、中期的な材料をもう一度おさらいしときましょう。
(ドル円 落下材料)
(ドル円 上昇材料)
- 日銀、金融緩和の維持する可能性あり。
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