ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円の見通し

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短中期的な豪ドル円の見通しをお届け。

ある程度のタカ派発言となった豪政策金利でしたが、やはりテクニカルを優勢に進んでいると見ている現状の豪ドル円。豪中関係も改善されてきましたが、日足では、上昇目線のファンダメンタルズ分析とは逆の、エリオット波動B波のダウントレンドを予想。となれば、今後は上昇の反発がありながらも、徐々に落下していく相場展開で見ていきたいと思います。

さて今後の見通しは、やはり米経済の底堅さが意識されながらも、何故か豪ドル円が落下している事から、豪ドルの利益確定売りと判断した見通しを、テクニカル分析を中心に判断していきたいと思います。

ただ、豪経済も底堅い印象があり、また豪中関係が改善されてきているので、そちらには警戒する必要があります。その事を踏まえ、注意しながらトレードしていきましょう。

それでは、短中期的な豪ドル円の見通しを、ほび太が解説していきます。

はじめに

月収なんとか20万をキープしている6年目の凡人トレーダーほび太がお届けする、日足と4時間足、それから1時間足を使った短中期トレード予想ブログをほぼ毎日更新。

ファンダメンタルズとテクニカルの両方を分析して、各通貨ペアの今後の見通しを公開していきますので、是非、参考にしてみて下さい。

ドル円 ファンダメンタルズ分析

政策金利

2/7に発表となった豪政策金利の内容は以下の通りです。

  • 現行3.1%の政策金利を3.25%に引き上げ。
  • 今後数ヶ月に渡り、更に金利を引き上げる必要がある。
    世界経済の動向、家計支出動向、インフレと雇用の見通しに細心の注意を払う。
  • 今年のインフレ率は低下する予想。

以上の内容でした。ただ、タカ派の内容にも関わらず、豪ドル円は落下傾向にあります。一旦、豪ドル円の上昇が鈍いと見て、豪ドル売りが出ている印象があります。今後、テクニカル分析重視で見ていく必要がある事が分かります。ただ、いずれにしても、豪ドルが買われやすい状況にあるのは変わらないので、注意しながらトレードしていきましょう。

豪中関係

近い内に、豪中貿易会談が、北京で開かれるとの報道が入ってきています。

3年ぶりの会談となる豪中貿易問題の内容は以下の通り。

  • オーストラリア産のワインと大麦に関税。
  • オーストラリア産のロブスターや肉食などの輸入禁止措置。
  • 中国留学生がオーストラリアに入国するのを、中国が拒否。
  • 他、オーストラリア製品の輸出拒否

などの貿易問題が生じていました。この貿易問題の撤廃を要求する為、今回会談が行われます。引き続き注目していきましょう。

米中関係

中国が上げた気球の影響で、少し暗雲が漂ってきました。少し警戒したいですね。

今回、中国が主張する気象観測用の気球に対して、アメリカが主張するのは、偵察用の飛行船であった事が強いと発表。

気球には太陽光パネルが装着されており、気象観測用の気球よりも多くの電力が必要とされていたことが判明。飛行経路も自然な風の流れには沿っておらず、方向舵とプロペラが装着されていた見たいです。

その為、アメリカは、気球は人民解放軍が管理していると主張しています。

現在、リスク回避の動きはありませんが、徐々にエスカレートしていく可能性があるので、警戒していきましょう。

経済指標

注目する直近の経済指標は以下の通りです。注目する豪経済指標は、今の所ないので、米経済指標に注目していきましょう。

            (前回)     (予想)

2/11

  • ミシガン信頼感指数     64.9        65.1

2/14

  • 日本GDP速報値            -0.2         0.6

                     (前期比)           -0.8         1.9

                      (前期比)           6.5

2/15

  • 米小売売上高                 -1.1
  • 米鉱工業指数1月           -0.7                  

2/16

  • 米生産物価指数             -0.5         0.4

      (前年比)            6.2

  連銀景況指数 2月

特に、米消費者物価指数と米小売売上高には注目。それから、フィラデルフィア連銀景況指数とミシガン大学信頼感指数にも注目していきましょう。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。

ドル円 日足

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現在日足は、エリオット波動B波のダウントレンドを予想。チャネルライン内でABC波が成立している感じがしましたが、C波の落下を不十分とみなし、93円付近のストップラインをB波として、ここからC波の大きな落下を予想していきたいと思います。

ただ、B波の上昇が完全に終了した訳ではないので、詳しくは、より短い時間足で見ていきましょう。

ドル円 4時間足

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現在4時間足は、エリオット波動4波のアップトレンドを予想しています。チャネルラインもしくはアップトレンドを下回った時点で、大きく落下する予想でいます。このラインが日足のエリオット波動B波終了の合図です。

ドル円 1時間足

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現在1時間足は、91円と92円のレンジ相場を予想します。ミドルラインより上昇していない事から、だいぶ弱ってきた印象があります。

とりあえず、今はレンジ相場を下抜ける事と、下抜ける前に、アップトレンドラインから外れる事でしょう。そうなる事で、4時間足の5波のダウントレンドになる予想でいます。

まとめ

政策金利タカ派姿勢や豪中関係の改善の影響で、現在豪ドル円は下げ渋る展開になっています。ただ対円での豪ドルの買われ過ぎで、利益確定売りも出ている為、上昇が鈍いですね。

その為、一旦テクニカル重視で見ていきましょう。ただ、どこかで上記のファンダメンタルが意識された場合、再度豪ドル買いが発生する可能性は十分あるので、注意しながらトレードをしていきましょう。

では、現在の豪ドル円の材料を簡単にまとめてみたので、参考にしてみてください。

 (豪ドル円 上昇要因)

  • 次回豪政策金利も利上げの可能性が強い。
  • 豪中関係の改善。
  • 日銀、金融緩和を時期総裁後も、継続の見通し。

 (豪ドル円 落下要因)

  • 豪ドルの買われ過ぎで利益確定売り。

では、ありがとうございました。

ほび太より

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