ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドル円の見通し(100円を上限に落下!)

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ドル円の見通しをお届けします。

はじめに、ほび太が分析した豪ドル円テクニカル分析結果は、以下の通りです。

日足は、エリオット波動B波のダウントレンドを予想。
4時間足は、エリオット波動B波のアップトレンド、もしくはエリオット波動5波のダウントレンドを予想。
1時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。94円のサポートラインに注目。

 

続いて、豪ドル円のリスク材料を紹介。

 (落下材料)

  • 円の買い戻しが増加
  • これ以上伸びない豪経済
  • トランプショック

 (上昇材料)

  • 豪経済 鈍化速度が遅い
  • 対米ドルより強い豪経済

次に、豪ドル円に関連した直近の経済指標は、以下の通りです。

  • 9/11 米CPI
  • 9/12 日本景況判断
  •         米PPI
  • 9/17 米小売売上高
  • 9/18 日本機械受注7月
  • 9/19 FOMC
  •         豪雇用統計
  • 9/20 日銀政策決定会合
  • 9/20 日本CPI8月

現在の豪ドル円は、米経済鈍化懸念と日銀がタカ派姿勢の影響で、円が買われている状況。堅調な豪経済で豪ドルも買われていますが、経済状況的に、これ以上の伸びはないかなぁっという印象なので、少しづつ豪ドルも売りが出ていると見ています。そのことから、長期的に下目線を予想していきます。

一方、短期的には、直近の豪経済指標の結果から、堅調な豪経済が再確認できた事で、豪ドル買いの展開にも。ただ、やはり堅調な豪経済にもピークが見える事から、今後、少しづつ豪ドル買いが縮小してくる予想です。

それでは、上記の内容を基に、ほび太が豪ドル円相場の見通しをお届けします。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

ドル円 リスク材料

まずは、ファンダメンタル分析で、豪ドル円の見通しを解説します。

円の買い戻しが増加

こちらの材料は、中期的に見ていきましょう。

中期的な米経済の鈍化に伴い、ここまで売られ続けてきた円が、ようやく買われるようになってきました。おそらく、日足レベルでの落下が予想されます。

ここまで堅調な豪経済が目立っていますが、豪ドルも買われすぎている事や、堅調な豪経済と言えど、利上げの可能性は低く、今後、鈍化傾向に進む可能性がある為、徐々に豪ドル売りになる予想でいます。その事から、落下速度は、他通貨ペアに比べて劣りますが、間違いなく、日足レベルで落下すると見ています。

これ以上伸びない豪経済

消費率が未だに3.5%を維持している事によって、堅調な豪経済と見られています。第二四半期の豪CPIの結果は3.8%の高インフレ率ですからね。この時期で3.8%のインフレ率は脅威。ただ、月次の豪CPIをみると、確実にインフレ率が低下しているのも確かなので、ここから、さらにインフレ率が中期的に低下する見通しでいて、豪金利も徐々に利下げを迎えるのは確実なので、日足レベルでの豪ドル円の落下に期待していきましょう。

トランプショック

こちらの材料は、長期的に見ていきましょう。

11月5日の米大統領選挙に注目が集まります。

現状、トランプ氏とハリス副大統領のどちらかが時期大統領となりますが、現世論調査では、ハリス副大統領が48%の支持率、トランプ氏が46%の支持率となっています。ですが、やはりトランプ氏が優勢と見ているので、もしトランプ氏が大統領となった場合の話をしていきます。

現状、トランプ氏が大統領になった場合、以下の政策が実施される予定です。

  • 米国第一に基づく保護主義的政策
  • 中国の最恵国待遇を取り消す。
  • 何百万人もの不法移民を強制送還

ざっくりですが、基本的には、アメリカ第一が優先される政策となっている為、ドル買いの流れになるでしょう。そして、相変わらず中国には、かなり厳しい政策を実施する事から、オセアニア通貨が売られ、リスク回避の円買いに繋がる可能性があります。加えて、中国経済の悪化で、米経済も多少悪化する可能性もある事から、もし、トランプ大統領が誕生した場合、米ドルと豪ドルは売られやすい状態となり、リスク回避の全面円買いの流れとなるでしょう。

注目していきましょう。

続いて、上昇材料を紹介します。

豪経済 鈍化速度が遅い

こちらの材料は、長期的な材料です。

中期的に、ここから徐々に豪ドル売りが増加していく見通しでも、やはり豪CPIの結果が、未だ3.5%をキープしている事から、落下した所で豪ドルの買い戻しが発生する相場が続く予想。その事から、クロス円の中でも下げ渋りながら徐々に落下していく予想で見ていきたいです。

徐々に下げていくと言っても、ボラティリティある下げ方でしょうか?上がったり下がったりと、トレードしにくい相場展開を予想します。

対米ドルより強い豪経済

こちらの材料は、短期的な材料です。

ドル円の短期的な上昇の背景に米経済鈍化懸念があります。

対米ドルでは、米利下げ観測が強まり米ドル売りが目立ち豪ドルドルが上昇しています。豪ドル円も、豪ドルドルの上昇につられて、ドル円とは異なった相場展開になりましたね。

4年以上前は、リスク回避の安全資産である円に逃げる傾向がありましたが、今では、豪ドルに逃げる傾向もあるので、これからの豪ドル円の落下は、円買いの流れであっても、同時に豪ドルにも買いが入ることから、一気に下がらず、下げ渋る展開を予想していきます。

ドル円 テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説していきます。

ドル円 日足

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現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。将来的には、レンジ相場を下抜け、落下を予想していきます。

レンジ相場ですが、一応94円を下限に、その後は、100円を上限に揉み合う展開を予想していきます。中期的にショートを狙うなら、なるべく100円に近づけてからショートエントリーがおすすめです。

ただ、レンジ相場を下抜けてしまった場合は、一度、上昇するのをまち、94円の戻り売り狙いトレードをしていくのがベストと見ています。

ドル円 4時間足

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現在の4時間足は、エリオット波動B波の修正波を予想します。95円・94円あたりが半値戻しのポイントとなるので、そこから再び上昇する予想です。ただ、上昇も100円が限界のような感じがするので、どちらかと言えば、100円に近づけて、ショートエントリーをしていきたいですね。

95円・94円を下抜けてしまった場合は、エリオット波動5波のダウントレンドになったと切り替えて行きましょう。エリオット波動5波のダウントレンドだった場合は、90円まで到達する予想でいます。

ドル円 1時間足

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現在の1時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想します。97円を下抜け、そこから97円がレジスタンスラインに切り替わり落下していますね。おそらく、そこからダウントレンドが再発しているので、上限の100円と97円を結んだダウントレンドラインに沿って、落下を見極めていきましょう。

その際は、93円・94円のサポートラインに注目して行きましょう。4時間足同様、再び上昇する可能性があるので注意です。

では、ありがとうございました。

ほび太より

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