NZドルドルの見通しをお届け
はじめに、ほび太が予想したNZドルドルのテクニカル分析は以下の通り
続いて、NZドルドルのリスク材料を紹介。
(落下材料)
- トランプ優勢の大統領選挙
- 堅調な米経済
- NZ経済、もう一回の利下げへ
- 中国全人代に注目
現在のNZドルドル相場は、中長期的に落下目線、短期的にも下目線を予想。その背景にあるのがトランプ氏の存在です。この理由については、記事で紹介。
他、中国経済の鈍化懸念にも注目。中国と親しいNZ経済は、中国の影響を受けやすいので注意。
それでは、上記の内容を基に、NZドルドル相場の見通しを、ほび太が紹介します。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
NZドルドル リスク材料
ここまで、NZドルを買う要素がない状況なので、上昇を期待するなら米ドル売りに!ですが、ファンダメンタルでは、全面米ドル買いの展開ですし、テクニカルも下方向です。
それでは、もう少し詳しく解説していきます。
トランプ優勢の大統領選挙
11月6日に発表となる米大統領選挙に大注目が集まります。世論調査ではハリス副大統領が優勢ですが、経済的にはトランプ氏が圧倒的な支持があると言う事で、おそらくトランプ氏が大統領になると思っています。
さて、トランプ氏が大統領に就任された場合は、中国経済に圧力をかける政策、いわゆる関税を前提に、あらゆる政策を実施する予想でいる為、中国と親密なNZ経済にも影響があるので、今後、NZドルは買われにくい通貨となるでしょう。
堅調な米経済
10月の米雇用統計・ISM製造業指数が低下し、一瞬米ドル売りになりましたが、その後は再びドル買いの流れに。
おそらくハリケーンの影響で、雇用統計が一時的に悪化したと解釈し、市場は米ドルを買い戻したと思っています。もしかしたら、米大統領選の影響もあるかもしれませんが…
どちらにしろ、経済景気判断は、11月の米雇用統計がポイントになってきますね。
さて、市場は、すでに11月の0.25%引き下げと、12月の0.25%の引き下げを織り込んでいる為、FOMC前に米ドル売りになる事はないでしょう。どちらかと言うと、市場は現行の米金利が据え置きになる事を期待しているので、中長期的に米経済が鈍化しているのは間違いないので、可能性は薄いですが、据え置きにも注目していきましょう。
NZ経済、もう一回の利下げへ
10月の初旬、ABS銀行は、中銀が11月に0.5%引き下げる予想をしています。もちろん、市場も0.25%以上引き下げる予想をしているので、今後の指標次第にもよりますが、警戒からNZドル売りが、今後も継続されるでしょう。
中国、全人代に注目
直近で、中国経済が低迷しているとの報道が流れてていますが、11月4日に開催される全人代では、市場が追加の禁輸緩和を実施するのでは?と予想しています。
この追加金融緩和の影響で、NZドルが売られやすくなるため警戒しましょう。
NZドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
NZドルドル 日足
現在の日足は、エリオット波動5波のダウントレンド、もしくはエリオット波動C波のアップトレンドの2つのシナリオを予想。
現状のドル買いの流れを見ると、どちらかで言うと、チャネルラインを下抜け、もう一段階の落下を予想します。また、トランプ大統領が復活しますからね。中国と関わりがあるNZは、将来的に売られやすい通貨なので、方向は下目線で見ていきましょう。
NZドルドル 4時間足
現在の4時間足は、日足で見ていただければ分かりますが、2023年前半からレンジ相場が続いていて、4時間足ではABC波の繰り返しになっています。その事から、現在はA波のダウントレンドを予想。チャートを見てみると、一気に落下していますよね。どこかで、0.65・0.61まで買い戻しがあるかもしれません。また、0.62ドルまで買い戻される可能性もあるので注意。
ただ、現状のファンダメンタルでは、NZドルを買う要素があまりない状況。可能性としては、米ドル売りですが、大統領選でトランプ氏が大統領に就任する事を考えた場合、買い戻される前に、もう一段、落下する可能性があるかもしれないので、仮に落下した場合は、0.585ドルまで見ていきましょう。
NZドルドル 1時間足
現在の1時間足は、波動では表しにくいので、チャネルラインからどちらに抜けるかを見極めていきましょう。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。