NZドル円の見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想したNZドル円のテクニカル分析結果は以下の通り。
続いて、NZドル円のリスク材料は以下の通り
(上昇材料)
- トランプ大統領就任
- 日銀 利上げの可能性は?
(下落材料)
- NZ経済低下の見通しへ
- 中国大規模景気刺激策
- トランプショックが始まる
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
NZドル円 リスク材料
トランプ大統領就任
11月6日水曜日、ついにトランプ氏が大統領に就任されました。
トランプ大統領の主な政策は、減税・不法移民の強制送還・輸入品の関税であり、それらはインフレ率を高める可能性があるので、現在ドル買いの展開になっています。
日銀 利上げの可能性は?
通常、金利を動かす理由として、インフレ率が上がってきたから、ここで金利を引き上げてインフレ率を下げていく、またはその逆で、金利を引き下げるという動きになるのが通常。
ですが、現在の日本は、物価高だけどインフレ率が低く、おまけに雇用も微妙で賃金も上がりづらい状況。通常であれば、金利は現状維持です。
そんな中、現在のドル円から、これ以上ドルが買われないように、日銀は金利を引き上げる可能性を示唆しました。
市場が予想しているのは、今年12月・2月・3月のどこかで、日銀は金利を引き上げようとしていますが、仮に、12月に金利を引き上げないとすれば、年内の円は売られ続けるでしょう。
NZ経済低下の見通しへ
NZ中央銀行が公表した半期金融安定性報告の内容は以下の通りとなります。一応、 半期金融安定性報告とは、ざっくり言うと四半期毎のNZ経済の見通しを予想したものです。
- 失業率増大
- 企業の資金難で投資の遅れ
- 失業率の上昇で今後6カ月の間に住宅ローンの支払いが滞る債務者が増える可能性が高い
- 国内経済活動の需要減少
- 一部の家計で深刻な資金面の問題あり
NZ経済が、今後、更に低下するというNZ経済の見通しとなっていますので、対円では弱くなっていく一方ですね。
中国大規模景気刺激策
大統領選後に上昇したNZドル円ですが、全人代で発表する景気刺激策に反応した上昇でした。結果、地方政府の債務上限の大幅引き上げとなり、直接的な資金の動きがなかった事に、失望売りとなりました。
ただ、今後、更なる景気刺激策を用意してあるみたいなので、そちらに注目していきましょう。
トランプショックが始まる
トランプ氏が大統領に就任された事により、中国が警戒しているのは間違いないでしょう。
約8年前のトランプ大統領の中国経済の制裁は、かなり強烈なものでした。現状、中国経済は低迷が続いていますが、更なる制裁を加えてくる可能性はあります。そうなると、密に接しているNZ経済は売られやすくなり、リスク回避のドル買い円買いに発展する予想なので警戒して下さい。
NZドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析でお届けします。
NZドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波の調整波を予想。将来的に、エリオット波動C波のダウントレンドで82円まで落下する予想でいます。
ただ、現状、円が弱い状態が続いているので、上昇するシナリオも考えて見ていかなければなりません。その場合、92円のレジスタンスラインを超えてきたら、押し目買いを狙いロングエントリーするのも良いかもしれません。
NZドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。中々、92円を越えられない状況が続いているため、下方向も意識したい場面。仮に92円を越えられない場合は、そこでエリオット波動C波が終了して、ダウントレンドに入って行きます。その場合、90円のサポートラインに下回る事で、本格的なダウントレンドに突入するので、今後の値動きに注目。
NZドル円 1時間足
現在の1時間足は、レンジ相場を予想。どちらに抜けるかで方向性が決まってくるので注目していきましょう。
では、ありがとうございました。
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