ドル円の見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想したドル円のテクニカル分析結果は以下の通りとなります。
続いて、ドル円のリスク材料を紹介
(上昇材料)
- トランプトレードは継続
- FRB、12月は据え置きか?
(下落材料)
- 日銀 0.25%利上げ確率60%に
現在のドル円は、トランプトレードによるドル買い円売りが継続中。ただ、材料的に物足りなくなってきている状況です。地政学にもあまり反応していないですからね。
となると、12月のFOMCに注目が集まりそうですね。あ、その前に、目先の米経済指標に注目が集まるでしょう。特に、11月末のPCEデフレーターや、12月の米雇用統計に注目。おそらく、この2つの指標がFOMCに大きく関わると思っています。それと、日銀にも要注目です。
それでは、上記の内容を基に、ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
現状のドル円は、トランプトレードの影響で、上昇圧力が継続している状態ですが、156円辺りから上値が抑えられている状態。その結果、短期的には材料難から相場が揉み合っている状態です。
となると、新しい材料が欲しい所なので、その注目材料を紹介していきます。
トランプトレードは継続
トランプ時期大統領の政策は、基本的にドル買い材料となり、今後も継続する事は間違いないでしょう。ただし、関税に関しては、少し疑わしい材料になるかなぁと思っています。
8年前のトランプ大統領は、今回と同じように輸入製品に関税をかける政策を実施。その時は、中国製品に大きな関税をかけ、その影響で、豪ドル売り・カナダドル売り・NZドル売り・ユーロ売りが加速し、リスク回避の円買いとなり、ドル円も、円買い圧力から大きく落下しました。
今回は、日本経済の弱さから、リスク回避の円買いはなく、むしろリスク回避の全面ドル買いとなる予想でいますが、ここから先、日本経済が回復してきた場合は、リスク回避の円買いになる可能性もある為、現時点では、一概にドル円の上昇が、今後も継続するとは言い切れない状況と見ています。
FRB、12月は据え置きか?
短期的に、ドル円は揉み合っている状況で、新たな材料が欲しい所。その材料となる12月のFOMCに注目が集まります。
現時点でのフェドウォッチは、据え置き予想50%に対し、-025%利下げ予想も50%となっているので、米金利の見通しについては、不透明ですが、当初は、-0.5%もしくは-0.25%の利下げ予想が、据え置き予想に変わってきているので、今の米経済は、かなり堅調な印象があります。その事から、もしかしたら据え置き?なんて期待もあり得るので、その期待から、ドル円は上昇しやすくなっていると予想。
ただ、やはり一概には言えないですよね。とりあえず、目先の米経済指標に注目。特に注目が集まるPCEデフレーターと米雇用統計に期待。おそらく、この2つの指標で、12月の米金利の方向が決まると見ています。是非、注目していきましょう。
続いて、下落材料を紹介。
日銀 0.25%利上げ確率60%に
FOMCと同じく、12月に発表となる日本政策金利(日銀政策決定会合)にも、目先の材料として注目が集まっています。
現在、12月の日銀政策決定会合で、0.25%の利上げ期待が再び期待されています。確率的に60%見たいで、FOMC同様、不透明な状態となっています。
ただ、ほび太の予想は据え置きで、来年に利上げする予想です。とは言え、もし利上げした場合、もしくは、更なる利上げ観測期待が上昇した場合、ドル円は、下方向に行く見通しで、更にFOMCが-0.25%の利下げを実施した場合は、日足目線で、エリオット波動C波のダウントレンドが成立する可能性があるので、FOMC同様、要注目です。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。将来的には、エリオット波動C波のダウントレンドとなり、140円を下回る予想でいます。
ただし、はやり目先のサポートラインになるであろう場所が気になります。まずは、そこを下抜けるまでは上昇する事を視野に入れてトレードしていきましょう。
ドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。トレンドラインを下抜けるまでは上昇目線。
現状、153.8円のサポートラインから押し目買いとなっていますが、154.7円のレジスタンスラインを上抜けできてない状況となっています。
とりあえず、今からロングエントリーするのは厳しいと思うので、154.7円のレジスタンスラインをしっかり上抜け、サポートされるのを確認した後に、押し目買いしていきましょう。
また、154.7円を上抜け出来なければ、ショートエントリーも視野に入れていきましょう。ただし、条件として、アップトレンドラインから外れる事。
ドル円 1時間足
現在の1時間足は、レンジ相場の状態です。上昇も下落も失敗しているので、新たな材料が出ない限り、揉み合い相場となりそうです。
ここからのトレードは、レンジ相場を抜けた後の押し目買い狙い、または戻り売り狙いとなるでしょう。
では、ありがとうございました。
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