豪ドル円の見通しをお届けします。
続いて、豪ドル円のリスク材料を紹介
(上昇材料)
- トランプトレードで円売り継続
- 堅調な豪経済継続
(下落材料)
- 日銀 利上げの行方
現在の豪ドル円は、トランプトレードによる米ドル買い円売りが一服し、次なる材料に焦点が絞られます。まずは、その第1波として、関税によるリスク回避で下落している状況。ただ、依然、米経済が堅調である以上は、円売りは継続すると思うので、一概に下落優勢とは言えない状況。ただ、円買い材料もあります。日銀による利上げ観測期待ですね。そちらにも注目。また、豪経済も堅調なので、今後の豪中銀の動向にも注視。
それでは、上記の内容を基に、豪ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドル円 リスク材料
トランプトレードによる米ドル買い円売りが一服し、現在は上値が重い状況です。新たな材料探しとなる中、トランプ時期大統領の政策の1つ、関税によるリスク回避が高まっています。現在、カナダ製品に関税をかけるとの報道で、カナダドル円は大きく下落しましたが、豪ドルも、将来的に中国製品に関税をかけられる事が明確になっているので、豪ドル円の下落も時間の問題かもしれませんね。
それでは、もう少し詳しく解説していきます。
トランプトレードで円売り継続
トランプトレードによる米ドル買い円売りで、豪ドルは動きづらい展開になっていますが、基本は、円の方が弱いと思うので、どちらかと言えば、豪ドル円は上昇しやすい局面であるかと思います。
ただ、やはり気になるのが関税リスクです。現在、トランプ時期大統領は、中国製品に対し60%の関税を実施する予定です。8年前と同様に、そのリスク回避として、豪ドルは、今後売られやすくなるのではないかと見ています。
もしかすると、すでにリスク回避の豪ドル売りが始まっている可能性があるので、下落も視野に入れてトレードしていきましょう。
堅調な豪経済継続
まだまだ利下げ局面でない豪経済は、11月はじめに、再び利上げ観測が浮上しましたが、現在の所は落ち着きを見せています。世界的にも、この時期に利上げ余地があるとは!豪経済の堅調である事がわかります。
それでも、年内の利下げはかなり薄く、市場は、直近2月に28%の確率で利下げが予想しており、豪中銀は、利下げ時期を5月になる見通しでいる為、対円では、中々下落しない状態が継続する予想です。
続いて、下落材料を紹介
日銀 利上げの行方
12月の日銀政策決定会合で、0.25%の利上げ観測期待が60%まで上昇しています。ただ、引き続き、植田総裁は、曖昧な発言をしている為、結果的には不透明です。
引き続き、日銀の動きに注目です。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。将来的に、90円まで下落する予想でいます。
さて、現状は、99円を下回ればアップトレンドラインから外れているので、下落が優勢になってきそうな印象があります。
今後、下落した場合は、一旦、94円のサポートラインまで下落目線で見ていきたい所です。
豪ドル円 4時間足
現在の4時間足は、100円がレジスタンスラインに切り替われば、エリオット波動C波の上昇が終わり、ここから下落する予想で見ていきます。
レンジ相場内に戻ってしまった場合は、再び揉み合う予想で見ていきます。
豪ドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。100円のサポートラインがレジスタンスラインに切り替わっているので、100円を基準に、もう一段階の下落があると見ています。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。