ドル円の見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想したドル円相場のテクニカル分析は以下の通りです。
次に、ドル円相場のリスク材料は以下の通り。
(下落材料)
- 関税リスク
- 日銀政策決定会合
(上昇材料)
- 米雇用統計に注目
現在のドル円相場は、関税リスクにより大きく下落。この下落により、日足レベルでのダウントレンドが本格化。後は、149円のサポートラインを下抜ければ、ほぼダウントレンドが確定します。
さて、現在のメイン材料は、トランプ時期大統領の政策の1つである関税です。ただ、米経済も12月のFOMCで、利下げか現状維持かの大事な局面なのでそちらにも注目。もしかすると、現在のダウントレンドからアップトレンドに切り替わる可能性がある為、要注目です。後、日銀政策決定会合にも注目。
それでは、上記の内容を基に、ドル円相場の見通しを、ほび太が解説します。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
関税によるリスク回避の円買いが継続中ですが、12月のFOMCにも注目が集まります。利下げ・現状維持かの大事な局面であり、現状、149円まで下落していますが、この149円がターニングポイントの可能性があります。そして、米金利の行方を左右する米雇用統計が近日発表となる為、そちらに注目していきましょう。
それでは、もう少し詳しく解説していきます。はじめに、下落材料から紹介します。
関税リスク
現在、カナダ・メキシコ・中国に25%の関税を発動すると発言しているトランプ時期大統領。中国に至っては、10%の追加関税を発動させるみたいなので、将来的に貿易戦争に発展する可能性がある事から、リスク回避の円買いとなっています。
今後も、更なる関税を発動させる可能性がある事から、中長期的にリスク回避の円買いとなる予想でいます。特に、中国には、当初、60%の関税を発動させる発言を、米大統領選前に発言していたので、本当になった場合は、ドル円のダウントレンドが本格的になりそうですね。
日銀政策決定会合
12月の日銀政策決定会合で、0.25%の利上げ観測期待が高まっています。確率で言えば60%ぐらいみたいです。ただ、そこまで経済の改善が見られない中、利上げをするのか疑問です。また、利上げの理由は、おそらく円安の抑制だと思っていますが、現状、関税リスクで円買いとなっている中、本当に利上げするの?って思っています。
仮に、利上げをすれば、関税リスクによる円買いをサポートする形となり、更なる下落に期待できるでしょう。逆に、現状維持だった場合は、円売りとなりますが、関税の材料が注目され過ぎて、目立った円安にならないかもしれませんね。
引き続き、植田総裁の発言に注目です。
続いて、上昇材料を紹介していきます。
米雇用統計に注目
12月のFOMCで、利下げをするか現状維持するかは、近日発表となる米雇用統計次第だと思っています。
現在、市場は60%の確率で、0.25%の利下げ予想をしていますが、米雇用統計次第で、利下げ観測が後退する可能性があるので、その場合、ドル買い円売りとなり、ドル円は149円から、再び上昇する予想でいます。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波・もしくはエリオット波動C波のダウントレンドを予想。将来的に、140円に到達する予想でいます。
さて、ダウントレンドと予想する前に、149円のサポートラインに意識。ここで、反発してくる可能性があるので注意して下さい。152円・153円を上抜いた場合、再びドル円の上昇速度が上がっている事が読み取れるので、その場合、一旦、ショートは見送りです。
ただ、現状の下落速度が早いので、このまま一気に149円のサポートラインを抜けてしまう事も考慮していきたいので、抜けた場合は、戻り売り狙いでトレードしていきましょう。
ドル円 4時間足
現在のドル円は、流れ的にエリオット波動C波のダウントレンドを予想。
やはり、149円のサポートラインを意識する場面ではあるので、おそらく、ここからもう一発の上昇があるのかな?と見ています。ただ、上昇した場合、152円と153円からの戻り売りには注意して下さい。
ドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。チャネルラインを上抜けるまでは、ダウントレンド継続と見ていきましょう。
さて、現状、小さなレジスタンスラインで抵抗されていますが、150円のレジスタンスラインを上抜けすれば、一旦、上昇する見方でいます。そして、やはり149円のサポートラインを意識する場面なので、どちらにしても、ここからの上昇に注意。
そして、4時間足と同様に、152円と153円のレジスタンスラインに注目しましょう。もしかしたら、再び、下落する可能性があるので要注目です。
では、ありがとうございました。
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