ドル円の見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想したドル円相場のテクニカル分析結果はいかの通りです。
続いて、ドル円のリスク材料を紹介
(上昇材料)
- トランプ政策
- 慎重姿勢の日銀
(下落材料)
- 日銀 利上げ観測期待は維持
- トランプ大統領 中国に圧力
2025年の相場が始まりました。今年の相場は、どんな感じになるのか気になりますよね。ほび太としては、今年のドル円は、去年の急激な上昇の反動から、前半下落目線で後半は買い戻しになる予想をしています。ただ、現時点では、円を買う要素が見つかっていないので、下落する可能性はない状態です。また、基本トランプ政策はドル買い要素となるので、一年通した場合、おそらく後半は、ドル円の上昇になるかと思っています。
そのポイントになるのが、トランプ政策と日銀の対応といった材料が相場を動かすと見ています。特に、ざっくりとトランプ政策と言いますが、内容は沢山あるので、トランプ政策には、是非注目していきましょう。
それでは、上記の内容を基に、ドル円相場の見通しを、ほび太が解説していきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
ドル円 リスク材料
円を買う要素がない現状のドル円は、引き続き上昇目線の多い展開となっています。ただ、今年は始まったばかり。どこかで、円が買われる予想でいるので、上昇目線一択には注意。
それでは、ドル円のリスク材料を、上昇材料か・下落材料の順に解説します。
トランプ政策
移民強制送還の実施・関税発動・減税の実施などのトランプ政策は、基本ドル買い要素となる為、引き続きドル買いの流れとなる2025年のドル円相場です。
ただ、関税については、中国経済に35%の関税圧力をかける事から、アメリカと中国の関係が徐々に悪化していき、その後、リスク回避の円買いになる可能性があります。また、現在も台湾有事の可能性が報道されていますが、トランプ大統領は、台湾有事が、更に深刻となった場合、中国経済に60%の関税を発動すると断言しているので、中国とアメリカの更なる関係悪化も含め、これまた円が買われる可能性がありますね。
他にも、過激な発言をしているトランプ大統領ですが、中国の他、今後はカナダ・デンマークとの関係も気になる所です。
今後の報道に注目していきましょう。
慎重姿勢の日銀
12月の日銀政策決定会合では、今後の利上げに対し、積極姿勢から慎重姿勢にシフトする展開となりました。この影響で、市場間では再び円売りの流れになっている現状のドル円相場。
本来であれば、利上げは、国内インフレの高騰を防ぐ為に、国民からお金を吸い取り、インフレを抑制するのが通常の利上げ要因のはずですが、日銀は、円安の流れを食い止める為、今日まで3.5%の利上げを実施してきました。ただ、米経済が鈍化してきた事や、世界情勢を見て、リスク回避の円買いにシフトするだろうという思惑から、12月の日銀政策決定会合では、利上げする必要はないと判断。
しかし、会合後の発言をきっかけで、ドル円は再び160付近まで上昇してしましたね。円安に歯止めをかけられない今、おそらく、今年の初旬には、利上げを実施しなければならない局面にきているように感じます。
今後の動向に注目していきましょう。
続いて、下落材料を紹介していきます。
日銀 利上げ観測期待は維持
上記でも解説しましたが、円安の流れを止める為、日銀は、今年の初旬に利上げを実施しなくてはならない相場環境になっています。中国とアメリカの関税懸念の問題などで、日銀側は、リスク回避の円買いになると思っているみたいですが、トランプ大統領のドル買い要因となる政策があるので、利上げしたくはない日銀ですが、基本、ここは利上げせざるを得ない状況ではないでしょうか?
トランプ大統領 中国に圧力
中国に関税を発動する事で、リスク回避のドル買いとなりますが、ドル円の場合は、リスク回避の円買いになると思っています。何月頃から実施するかは不明ですが、注目していきましょう。
ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説していきます。
ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波動の調整波を予想。5波の上昇が終わったと判断しましたが、まだ余力が残っているイメージで上昇を見ていきます。おそらく高値161.6円付近まで上昇する感じで見ていきますが、ここから下落する可能性もあります。
直近の156円のサポートラインがポイントになるかと思うので注目していきます。
156円を下回ると、一気に149円台も見えてくる可能性もあるので、じっくり見ていきたい場面ですね。
ドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想します。アップトレンドラインから外れているので、156円のサポートラインからの追加のロングエントリーがない限り、上昇は終わりかなぁ?と見ています。
上昇が終われば、再びどちらに行くに注目。矢印で示しているので、そちらを参考に見てください。
ドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動5波のアップトレンドを予想します。156円のサポートラインを下抜けしない限り上昇目線となるので、下落した場合、156円からの買い戻しに注目が集まります。
その他、157.5円・158円を上抜いた場合は、押し目買いで、更なる上昇となるかに注目です。
1月の主な指標
最後に、1月の主な指標を確認していきましょう。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。