豪ドルドルの見通しをお届けします。
はじめに、ほび太が予想した豪ドルドル相場のテクニカル分析結果は以下の通りです。
続いて、豪ドルドルのリスク材料は以下の通りです。
(上昇材料)
- やっぱり米経済は鈍化傾向か?
- 豪経済は堅調予想
(下落材料)
- 米中貿易問題が今年のテーマ
2025年の豪ドルドル相場は、米中貿易問題がメインテーマになると思いますので、そちらを中心に、今後はお伝えしていきます。
とは言え、米中貿易問題は、トランプ時期大統領の関税政策から始まっているので、基本はトランプ政策に注目していく必要があります。
さて、そのトランプ政策は、基本はドル買いとなる政策ばかりです。豪経済も堅調であり豪ドル買いにもなりやすい場面ですが、基本は豪ドルドルの下落を予想して見ていきます。
それでは、上記の内容を基に、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太がお届けします。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドルドル リスク材料
移民強制送還・減税などの政策を実施するトランプ時期大統領ですが、政策の中でも関税という政策が、今後の豪ドルドルの下落を後押しする形になると思います。もちろん、堅調な豪経済も加味した場合、豪ドル買いにもなるとは思いますが、トータルで見た場合は、やはり今の材料で行けば、豪ドルドルの下落予想はeasyです。
それでは、もう少し詳しく解説していきます。まずは、上昇材料からです。
やっぱり米経済は鈍化傾向か?
1月の初旬に発表される米雇用統計に注目が集まります。
米雇用統計は、前回よりも多少鈍化する予想。12月の結果という事もあり、クリスマスシーズンから雇用・失業率も、前回よりは良い結果になると思っていますが、やはりインフレ率高騰による消費低下で雇用自体が低下しているのでしょうか。因みに、失業率は前回と同じ据え置き予想で、雇用者数と平均時給だけが前回よりも低下する予想です。
豪経済は堅調予想
1月初旬に発表される豪CPI月次11月分と豪小売売上高に注目が集まります。
今回の豪CPI月次11月分と豪小売売上高は、前回以上の予想となっているので、豪ドルの買い戻しに繋がります。
さて、一部メディアでは、2月にも0.25%の利下げを予想されていますが、上記2つの指標を加え、1月中旬に発表される豪雇用統計の結果が良ければ、据え置きが濃厚となるので、若干、相場に織り込んでいるとすれば、短期的な豪ドルの買い戻しに繋がるでしょう。
次に、下落材料を紹介します。
米中貿易問題が今年のテーマ
今年は、なんと言っても米中貿易問題に注目が集まります。
現時点では、中国製品に35%の関税をかける予定のトランプ大統領ですが、台湾有事が深刻化すれば、60%の関税を中国に、制裁の意味を込めて発動すると思うので、こちらの材料は、中長期的に見ていきましょう。もちろん、豪ドルドルの下落材料となります。
豪ドルドル テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドルドル 日足
現在の日足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。0.64〜0.65の上で、長い長いレンジ相場が続きましたが、ようやく0.64を下回り5波のダウントレンドが発動しました。
さて、ここからは、0.62で止められた場合、0.64もしくは0.65まで買い戻される可能性が高くなるので、ここからの突っ込み売りには注意です。
豪ドルドル 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動3波のダウントレンドを予想します。日足同様、0.62のサポートラインで止められた場合は、0.65もしくは、0.655辺りまで上昇する可能性があります。
豪ドルドル 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。日足・4時間足同様、0.62のサポートラインで止められた場合は、5波のダウントレンドが終了し、ABC波の調整波になる予想です。その場合、現時点でのレンジ相場を軸に、矢印みたいな感じで動くイメージで見ていきたい所です。もちろん、0.62を下回る可能性もあるので、その場合は、矢印のような値動きをイメージして、相場を見ていきます。
1月の主な指標
最後に、1月の主な指標を確認していきましょう。
では、ありがとうございました。
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