ほび太が、NZドル円の見通しをお届け
はじめに、ほび太が分析したNZドル円のテクニカル分析結果は以下の通りです。
続いて、NZドル円のリスク材料を紹介
(下落材料)
- 米中貿易問題
- 日銀利上げ観測期待が浮上
- 米雇用統計の結果を受けて
トランプ政策でドル買いになると予想される中で、今年は、流石に円売りではなく、NZドル売りになると予想しているほび太。理由については、記事内とお伝えしていきます。
それでは、上記リスク材料を基に、NZドル円相場の見通しを、ほび太がお伝えしていきます。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
NZドル円のリスク材料
現在のNZドル円は、トランプ政策でドル買い、米中貿易問題でNZドル売り、日銀の慎重姿勢で円売りでしたが、ここに来て、1月に日銀が利上げする可能性に期待が出てきたので、短期的に下落が優勢になっています。これが長引けば、日足でも下落が優勢となるでしょう。
さぁ、もう少し詳しく解説していきます。
米中貿易問題
ほび太としては、今年のメインテーマだと思っているので注目しときましょう。
1月20日のトランプ時期大統領の就任式後に、発動する中国35%関税リスク。これが事実となれば、当然、アメリカと中国との間に、再び溝が深まり、前回のトランプ大統領の時みたいに、両国の大使館を潰す潰さないの話になり、エスカレートしてきます。そうなると、オセアニア通貨は、真っ先に売られていくので注意です。
一部メディアでは、35%の関税を飛び越え、60%の関税を発動すると報道されていますが、60%の関税については、台湾有事を更にエスカレートさせた場合の中国に対する制裁処置だと思っているので、基本は35%の関税がかけられると思っいて下さい。
日銀利上げ観測期待が浮上
2024年12月末の日銀政策決定会合では、植田総裁の慎重姿勢が印象的で、市場も植田総裁の慎重姿勢に反応し、円が売られた形になりました。年末年始に入り、円売りが一旦ストップしましたが、6日より、市場参加者が戻ってきた事で、再度、年末の続きとなる円売りが始動された形となっていたNZドル円。
市場は、当分、日銀が金利を据え置く事を予想していた事で、円を買う要素が全くない状況となっていましたが、ここに来て、一部メディアから、食品・エネルギー以外のコア CPIが、2025年では、日銀が上方修正する公算が大きいかも?と言う報道が入っています。その事から、1月の日銀政策決定会合で利上げする可能性が再び浮上してきました。
また、春闘の結果については、おそらく去年と同等の賃上げ率、あるいはそれ以上の賃上げ率になるとの期待がでているので、まずは、1月・もしくは3月の0.25%の利上げが優勢になっている状況かと思います。
強い米経済
米雇用統計の堅調な結果を受け、FRBは1月・3月のFOMCでの利下げに慎重姿勢を見せているみたいですね。
市場の反応は、1月のFOMCでは、金利を据え置く予想が90%の為、ほぼ据え置く事が濃厚です。続いて3月のFOMCでは、55%の確率で金利を据え置く事が予想されていますが、数値上、3月の利下げについては、未だ不透明と言った感じですね。
さぁ、市場は、今回の米雇用統計の結果を受け、米ドル買い・NZドル売り・円買いの動きとなっていて、対円では、リスク回避の円買いにシフトしている状況となっています。
NZドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
NZドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動B波の修正波を予想。将来的には、81円まで下落していく予想で見ていきたいですね。
90円からの戻り売りを基準に、ここから下落してほしい場面です。
NZドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動 C波のダウントレンド、もしくはエリオット波動5波のダウントレンドを予想します。
おそらく、90円の戻り売りを基準に、ここから矢印のように下落していく予想でみていき、まずは84円までの下落を焦点に見ていきたいですね。
NZドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想していきます。
まずは、88円を戻らない事を条件に下落を見ていきたいところです。また、目標到達点を87円に設定してみていきましょう。
1月の主な指標
最後に、1月の主な指標を確認しときましょう。以下の通りです。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。