ほび太のシンプルFX

この記事は、1週間分の各通貨ペアのトレード情報を紹介した解説ブログになります。なるべく初心者の方にも分かりやすいように説明しているので、是非参考にして下さい。

豪ドルドル相場の見通し(0.64の戻り売りポイントに到達)

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豪ドルドル相場の見通しをお届け。

はじめに、ほび太が予想した豪ドルドル相場のテクニカル分析結果は以下の通り

豪ドルドルのテクニカル分析結果は以下の通り
日足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。
4時間足は、エリオット波動A波のアップトレンドを予想。
1時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想

 

次に、豪ドルドル相場のリスク材料を紹介。

 (上昇材料)

 (下落材料)

  • 相互関税リスク
  • 堅調な米経済は継続

現在の豪ドルドル相場は、地政学リスクの緩和期待から豪ドル買い・米ドル売りの展開は継続中。依然、難航中ですが、中長期に渡り期待が継続するかもしれませんね。ただ、地政学リスク緩和期待が低下した場合、再度、豪ドルドルは下落していく展開になるでしょう。というのも、米経済が依然堅調な動きを見せているからです。

今回の上昇で、現状、戦争終結が難航中でありながら、上昇をキープしていますが、一旦、豪ドルドルを上昇させる必要があり、その材料に地政学が選ばれただけ?という見方もできる現在の豪ドルドル相場です。

それでは、上記の内容を基に、豪ドルドル相場の見通しを、ほび太がお届けします。

はじめに

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!

豪ドルドル リスク材料

さぁ、まずは地政学リスクをメインに注目。次に相互関税に注目です。米経済は依然堅調なので、大きな指標がない限り、一旦スルーしていきましょう。豪経済も、先日RBA理事会があり、堅調である事が確認できたので、一旦スルーです。

それでは、まずは上昇材料からです。

地政学リスク緩和期待継続

戦争終結に向けて動いているトランプ大統領ですが、サウジアラビアで開かれた米ロ会談は、ウクライナ・欧州なしでの会談となった事で、ゼネンスキー大統領・欧州首脳陣が猛反発。また、米ロで話し合った内容に、ウクライナに対する安全保障がなかった事も反発の要因です。結果、ロシア側に有利な案となり、戦争終結が遠のいた現状となります。

さて、ゼネンスキー大統領は、ウクライナ資源の鉱物50%をアメリカに提供する代わりに、軍事支援(安全保証)の確約を条件にしていますが、それすら合意に至っていません。この条件案が合意されれば、かなり戦争終結に近づくと思いますが、果たしてと行った所ですね。

タカ派姿勢継続のRBA

先日、RBA理事会が開催され、政策金利を4年ぶりに-0.25%引き下げました。ブロック総裁は、依然、豪経済は高インフレ状態にあり、現状の政策金利を維持する考えを示しました。これにより、豪ドル買いの展開となりました。

ただし、 ブロック総裁は同時に、基調インフレは従来の予想よりも速いペースで下落しているのも事実と表明。今後の金利引き下げ要因に、労働市場の鈍化がポイントになると表明。

今後の豪経済指標に注目です。

次に、下落材料を紹介していきます。

相互関税リスク

おそらくオーストラリアは関税非対象国だと思いますが、やはりアメリカが中国に関税を発動すれば、リスク回避の豪ドル売りになると思うので、4月2日の関税発動に注目。その中国ですが、関税発動回避の条件は、おそらく地政学リスクの緩和に向け、ロシアの説得ではないでしょうか?

地政学リスク緩和に向けて、中国が動き出せば、関税回避に向け前進すると思いますが、現時点では、何も反応がありません。

堅調な米経済は継続

引き続き、堅調な米経済で米ドル買いが継続中ですが、一部の重要経済指標に鈍化傾向が見られます。

米小売売上高と米PMIです。結果は以下の通り

 (米小売売上高2月)

前月比

  • 結果-0.9%予想-0.2%前回0.4%

自動車除くコア・前月比

  • 結果-0.4%予想0.3%前回0.4%

(米PMI2月)

製造業PMI・速報値

  • 結果51.6予想51.4前回51.2

非製造業PMI・速報値

  • 結果49.7予想53.0前回52.9

コンポジットPMI・速報値

  • 結果50.4予想53.0前回52.7

小売売上高に関しては、毎回ばらついた結果になるので季節的に変化する印象があります。よって、現時点では一時的な低下と見ています。それから、PMIについては、下落したのが非製造業指数だけという事もあるので、本格的に低下と判断できるのは、製造業指数も低下する事ですね。ただ、非製造業指数が50%割れとなったのはインパクトがあるなぁと思っています。

とりあえず、経済指標の結果内容で、米金利の方向性が大きく変わるので、2月のPCEデフレーターに注目。その後は、3月の米経済指標に注目ですね。

豪ドルドル テクニカル分析

ここからは、テクニカル分析で解説します。

豪ドルドル 日足

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現在の日足は、エリオット波動5波のダウントレンドを予想。0.64レジスタンスライン戻り売りポイントになりますが、ここから下落していくかに注目しましょう。0.64レジスタンスを上回れば、中期的な上昇トレンドになる可能性があります。

豪ドルドル 4時間時

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現在の4時間足は、エリオット波動A波のアップトレンドを予想し、ここからエリオット波動B波で下落を加味した上で、一旦、0.62サポートラインまで下落する可能性、もしくは手前の0.625まで下落する可能性に警戒しましょう?

その他、2つのシナリオを矢印で表示しています。

豪ドルドル 1時間足

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現在の1時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。0.62サポートラインを下回らない限り、上昇目線で見ていきましょう。

1時間足も4時間足同様、3つのシナリオを矢印で表しています。

2月・3月の主な指標

最後に、2月・3月の主な指標を確認しときましょう。以下の通りです。

2月

  • 26日  豪CPI(月次)1月

3月

  • 4日     米ISM製造業景気指数 2月
  •            豪小売売上高 1月
  • 5日     中国全国人民代表大会開幕
  •            豪実質GDP 第4四半期
  • 6日      米ISM非製造業景気指数 2月
  • 7日      米雇用統計
  • 12日    米CPI2月
  • 13日    米PPI
  •            米新規失業保険申請件数
  • 17日   米小売売上高2月
  • 18日   米住宅着工件数
  • 20日    豪雇用統計 2月
  •    FOMC
  • 24日 米PMI3月
  • 26日   豪CPI月次  2月
  • 28日   米PCEデフレーター

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。