豪ドル円の見通しをお届けします。
はじめに、豪ドル円のリスク材料を紹介
(下落材料)
- 噂で米中貿易戦争の終止符が決裂
- 米中問題で米ドル売り・豪ドル売り
(上昇材料)
- 事実で米中問題合意へ
- 円を買う要素なし
現在の豪ドル円は、米中貿易戦争が短期的なメイン材料となっていて、現状は米ドル売り・豪ドル売りの状況。ただ、円を買う理由もないので、米中貿易戦争次第で、上昇する可能性があり、もちろん下落する可能性もあります。
それでは、上記の内容を基に、ほび太が豪ドル円相場の見通しをかいせつします。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
豪ドル円のリスク材料
米中貿易戦争に進展がありましたが、現時点では交渉決裂の可能性が高いです。ただ、合意の可能性も高いので、噂(決裂)で売って事実(合意)で買い戻しみたいな感じで見ていきましょう。
さぁ、円については、引き続き買う要素は全くないですが、米中貿易戦争でリスク回避の米ドル売り・豪ドル売りにもなっているので、現時点では、豪ドル円は下落していると言った感じです。
それでは、もう少し詳しく解説します。まずは、下落材料から紹介します。
噂で米中貿易戦争の終止符が決裂
中国に対しアメリカが関税を発動した事をきっかけに、中国はアメリカと貿易をしなくても、現状の貿易相手国でやっていけると発言。加えて、中国はアメリカに頼らなくても良いように、 中国支援策を発表。
- 預金準備率を0.5%引き下げ
- 外部ショックに対抗するための緊急対策を準備
米中協議が開始される事が明確となっていますが、この支援策の発表で、 米中協議への楽観的見方が一気に後退しました。なお、協議については、今週中に行うとの事です。
米中問題で米ドル売り・豪ドル売り
米中貿易戦争で、アメリカの物価も上昇する事から、今後、アメリカの景気後退の恐れがある事から、リスク回避の米ドル売りの展開。また、中国の景気悪化の恐れがある事から豪ドル売りも先行。
円を買う要素がないので、現時点の豪ドル円の下落は、米ドル売り・豪ドル売りの流れから下落していると思っています。
続いて、上昇材料を紹介。
事実で米中問題合意へ
現在、米中協議に楽観的な姿勢が後退とされていますが、何だかんだで合意するのが協議だと思っています。流石に125%の関税は回避するでしょうし、せめて60%まで関税率が下がるのでは?と思っている為、急上昇にも警戒する必要があります。
円を買う要素なし
先日の日銀政策決定会合で、2025年・2026年の見通しを下方修正した事で、今年の日銀による利上げ期待が後退。今年は、一回ぐらい0.25%の利上げは有るかもしれませんが、現時点では、利上げ期待がないという事で円売りが継続しています。
今の所は、米ドル売り・豪ドル売りで豪ドル円のが下落しているので注意して下さい。
豪ドル円 テクニカル分析
ここからは、テクニカル分析で解説します。
豪ドル円 日足
現在の日足は、エリオット波動C波のダウントレンドを予想。93円から93.5円のレジスタンスラインからの戻り売りを試している状態で、レジスタンスラインを上回るとC波のダウントレンドが終了。戻り売りになると、80円まで下落する予想です。
豪ドル円 4時間足
現在の4時間足は、エリオット波動4波のダウントレンドを予想。5波のダウントレンドに入る位置が92円だったら綺麗な4波でしたが、93円まで上昇してしまったので、目先96円までの上昇もあり得るかなと思っています。
ただ、93円を上限に5波で下落する可能性もあるので、その場合、80円までの下落もあり得るかなぁと思っています。
豪ドル円 1時間足
現在の1時間足は、エリオット波動C波のアップトレンドを予想。92円のサポートラインからの押し目買いが発生する事でC波のアップトレンドが継続し、直近の高値93.35円を上回る見通しでいます。逆に92円を下回れば、方向転換して、ダウントレンドに切り替わる予想でいます。
では、ありがとうごさいました。
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